カテゴリー「ピーナッツ・アニメ」の448件の記事

2026.05.21

Apple TV のこの夏のピーナッツ関連配信決まる

アメリカ時間の5月19日、AppleTVのプレスリリースでこの夏のピーナッツ関連の配信情報が公開されました。

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盛りだくさんで正にスヌーピーの夏!、ですな。

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まず1つは「キャンプ・スヌーピー」のシーズン2です。

これで3年連続でキャンプネタのアニメが配信されるということになります。業界との癒着か?はたまたワイルドブレイン社にはキャンプ好きがたくさんいるのか?

まあそれはそれとして、内容的には一昨年のシーズン1の続編でしょうから、昨年の「サマー・ミュージカル」は一旦記憶を頭の隅に追いやった方がいいかもしれません。

果たしてサリーはナオミと再会できるのか?
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…しているようです。6月26日配信開始とのこと。

新作のもう一つは「スヌーピー・プレゼンツ:我が家が一番!」です。

これは、チャールズ・シュルツ・ミュージアムがミスリードして漏らしてしまっていましたので知っていましたが、配信日は7月31日だそうです。ストーリーは、スヌーピーの犬小屋が間違ってガレージセールで売られてしまい、チャーリー・ブラウンと共に祖それを探す、というものだそうです。

「スヌーピー・プレゼンツ」シリーズでは初のスヌーピーがメインのエピソードとなります。昨年は賛否両論でしたから(ワタシは好きでしたが)ある種の原点回帰を図っているのかもしれませんな。

ところで、このアートですが…
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文脈からすると、「我が家が一番!」のもののようなんですが、画がおかしくありませんか?「スヌーピー・プレゼンツ」シリーズは、あの独特のライティングが特徴なんですが、これはライティングを施す前の未完成画ということでいいんですよね?このままで配信されないことを祈ります。

その他は、旧作の配信になりますが、「This Is America, Charlie Brown」全8話が7月3日、「The Charlie Brown and Snoopy Show」全18話が7月10日にそれぞれ配信開始となります。

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「This Is ...」は過去にNHKが2話、ワーナーホームビデオが1話の計3話だけ吹き替えられていましたが、今回晴れて全話が吹き替えられるわけですな。めでたいめでたい。一応DVDとして全話のソフト化はされていましたが、ワーナーさんが「吹き替え版を作っても売れないから赤になる」と判断したのか字幕版での発売でした。第8話は歌唱シーンが多く、NHKは大胆にも歌も吹き替えていましたが、果たして今回はどうなるでしょうか?

「The Charlie Brown and Snoopy Show」は元々駄作で、話だけでなく作画もかなり酷い回があったりしました。NHKは全話放送していましたが、吹き替えがまたとても酷くて駄作感が増幅していましたね。今回その辺りはさすがに軽減されるでしょう。

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…これはイメージイラストというかサムネ的に使用される画だと思いますが、だいぶヤバいですね。人物だけでなく、背景の木とかも相当雑です。最近のワイルドブレインとは思えない低クオリティで、ちょっと心配になります。

しかしある意味、この画は「The Charlie Brown and Snoopy Show」のヤバさを表しているとも思えます。何せ、このような酷い作画をしていたんですからね。
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作画崩壊もいいところです。

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さてさて、昨年の「サマー・ミュージカル」はサマーキャンプ・ネタなのに配信が8月下旬でもう夏休みも終盤というタイミングでしたが、今年はすべて7月中に配信されるので、夏休みにゆっくり視聴できます。

そこはとても良いですね。

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2026.05.09

2025年の Beagle Fest の振り返り動画を観る

2025年夏にサンタローザで行われた第18回Beagle Fest の振り返り動画が、コレクト・ピーナッツ・ドット・コムによって4日にアップされました。何故いまこの動画を?とか思いましたが、大変興味深く視聴しました(以下、カタカナでビーグルフェストと表記します)。

このビーグルフェストは、世界中のスヌーピー・コレクターが集まるファンクラブ「Peanuts Collector Club」が主催する公式イベントで、シュルツミュージアムで行われます。ワタシはアメリカには1998年に一度だけ行ったことがありますが、シュルツミュージアムもビーグルフェストもできる前ですから当然行ったことがありません(余談ですが、アメリカにいる間に贔屓のベイスターズが38年ぶりの優勝を果たし、ワタシは勝利を味わうことができませんでした)。

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日本に住んでいて、このシュルツミュージアムがとても羨ましいと思うのは、リサーチセンター内にシアターがある点です。通常はTVスペシャルやドキュメンタリーがほぼノンストップで上映されていて、時々講演会などのイベントが挟み込まれる(?)といった感じのようですが、ビーグルフェストの期間中は豪華なゲストが順繰りに登壇しています。色々と面白い話が聞けるのはいいですね。
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デリック・バング氏は、ヴィンス・ガラルディがピーナッツのTVスペシャルの音楽を作っていた時の背景を調べることについての話をしていた模様です。彼は今でも取材を続けていて、彼の著書「Vince Guaraldi At The Piano」は改訂版(Second Edition)が出ていますし、順次発売されているTVスペシャルのサントラ盤のライナーノーツにも反映されています。

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全米選手権の金メダリスト、かつ、レッドウッド・エンパイヤ・アイスアリーナのショウのスヌーピーの中の人、ジュディ・スラッキー氏も登壇して色々と裏話を語っていたようです。しかし、シュルツさんもメダリストに「スヌーピーの着ぐるみを着てくれ」と言うとか大胆ですよね。

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クレイグ・シュルツ氏は「スヌーピー・プレゼンツ:サマー・ミュージカル」について語っていたようです。この時はまだ配信前ですね。ここの部分だけYouTubeにあったような…。

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このフランシス・トルディという人は、かつてディターミンド・プロダクションズで働いていた人とのことです。ディターミンド・プロダクションズというのは「しあわせはあったかい子犬」を出した出版社で、経営者のコニー・ブシューがシュルツさんに話を持ちかけたのが始まりです。その後ピーナッツのグッズを多数販売し、ライセンス事業のパイオニアとも言われています。恐らく裏話とか色々聴けたんでしょう。

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続いて登壇したのは、AAUGH Blog などで有名なコレクターのナット氏です。氏はドロレスという忘れられたキャラクターを発掘した人で、彼女が登場する「You May Live Underwater、Charlie Brown」の貴重な映像も披露していたようです。彼はフィルムをコレクションしているんですよね。
この頃、ドロレスは「スヌーピー・プレゼンツ:サマー・ミュージカル」でサリーと同室の子として登場することが判っていたので、余計に熱も入っていたんじゃないでしょうかね。

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続いてベンジャミン・クラーク氏、ブライアン・ストーン氏、デリック・バング氏が登壇し、昨年末に発売になった「エッセンシャル・ピーナッツ」の制作過程について語った模様です。原書の発売は10月でしたから、この時はまだ完成はしていなかったかもしれません。

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続いてショーン&ジェイソン・メンデルソン両氏がTVスペシャルの制作過程について話したようです。手に持っているのは「モトクロス」のサントラのゾエトロープ盤ですね。

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そして何と我らが(?)大谷”YOSHI”さんも登壇!シュルツミュージアムのデザインに大きく関わっていた人ですから、まあ当然でしょう。

いや~、豪華ですね。素晴らしい。これでこそ75周年イベントってもんですよ。

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その他、動画で気になるところを幾つかピックアップします。

読書コーナーに角川のスヌーピーブックスがあるのが見えますね。
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外国語コーナーに置いてあるという風ではなさそうですが、「スヌーピーブックス」はフキダシが日本語になっていますので、外国語図書のコレクションとしては妥当ではないかと思います。

ビーグルフェスト参加者は、隣のスケートリンクでのアイスショウも観られたそうです。
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ザンボーニもいますね。ザンボーニというのは登録商標らしいですが、ピーナッツの影響か整氷車=ザンボーニというのが一般化しちゃっていますね。

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ピーナッツコレクタークラブは、介助犬を無償提供する非営利団体 Canine Companions for Independence をフォローしていて、ビーグルフェスト内でチャリティ・オークションをしているようです。この時は31,714ドル集まったとのことです。

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あと、一番驚いたのがコレで、参加者がホテルの自室のドアを開放してコレクションを販売しているということです。セキュリティ的にどうなんだと思いますが、こういうところには不埒者はいないという事なんでしょうね。

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などなど。

こういうイベントルームは日本にもほしいですね。日本にも片岡義男とか小野耕世とかピーナッツを「コミックとして」語れる論客はいますから、この手のイベントをやってほしいですね、スヌーピーミュージアムとして。

…なんてことを思いました。

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2026.04.15

スヌーピー・アンリーシュド?

Grokのお陰でXの方に大量に流れ込んできているんですが、どうやらAppleが制作しているピーナッツの新作映画の方で進展があった模様です。

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これが新たに公開されたキービジュアルですが、まだ2枚目ですよね。2023年にタイムズスクエアっぽい画が1枚公開されて、それから足掛け3年でやっともう1枚…。どんだけ秘密主義なんでしょう。まあともかく、作ってはいるんですね。

流れてきている情報をまとめますと、

・これまでタイトルは「Snoopy's Big City Adventure, A Peanuts Movie」と言われていたが、どうやら「Snoopy Unleashed」が正式タイトルっぽい。

・2026年6月に開催される「アヌシー映画祭」のWIP(制作進行中)部門で先行上映される予定(完成版ではないでしょう)。

・「アイ・ラブ・スヌーピー」を製作したブルースカイ・スタジオはFOXがディズニーに吸収されたのちに解体されているので、本作には当然関わっていないが、「アイ・ラブ・スヌーピー」の制作に関わっていた(下請け?)ハウス・オブ・クールという小規模スタジオが担当しているらしい。

・ワイルドブレイン社は、本作の遅れとピーナッツの株式売買とは関係が無いと言っているらしい。

・関係者のLinkedInには、公開は2027年とあるらしい。

・今のところ劇場公開の予定はないらしい。

敢えてXからネガティヴな呟きをピックしますと、ゴジラがいるからニューヨークに行くな(同タイミングで「ゴジラ-0.0」のティザーが公開されたため)、とか、「スヌーピーの大冒険」のリブートなのか、とか(これは割と多め)、「マペットめざせブロードウェイ」のリメイクなのか、とか、またカートゥーンがNYCに行く話なのか、とか、色々。

「映画」として宣伝されているので、劇場公開されると信じ込んでいる人もいれば、Apple TV の配信だけだと判っている人はそれを非難したりとか、この辺は割れていますね。

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Apple TV Press にも情報がありましたが、「スヌーピーが家出をしたとき、チャーリー・ブラウンとピーナッツの仲間たちは、スヌーピーを探すために活気に満ちた大都会へと感動的で素晴らしい旅に出かけ、真の友情とはありのままのお互いを愛することだと気づく。」というあらすじと、スタッフ&キャストのみですな。

個人的な感想としては、今出てきている情報だけでは殆ど期待が持てません、てな感じですかね。

公開されたあらすじからすると、まずスヌーピー(&ウッドストック)が先にNYCに行き、それをチャーリー・ブラウンたちが追いかける、という風になりますよね。そうすると、再会するまではスヌーピーの単独行動がメインとなりそうで、「スヌーピーのショータイム!」や「キャンプ・スヌーピー」で見られるような空虚なドタバタを延々見せられるのかもしれません。それはちょっと嫌です。

あと、劇場公開が無いとすれば、採算性を考えると低予算な作品になっている可能性もあり、ここも不安ですね。「アイ・ラブ・スヌーピー」で作ったマテリアルが再利用できるんでしたら一定低予算でも大丈夫かもしれませんが、ブルースカイ・スタジオ解体と共に廃棄されていたら?とか考えると、果たして…と思ってしまいます。

邦題はどうなるんでしょうね?安易に「アイ・ラブ・スヌーピー2」とか。鈴木福氏と芦田愛菜氏はもう成人していますから、声優はApple TV の子供たちがやるんでしょうね。

今年の夏は「スヌーピー・プレゼンツ」の新作が控えていますので、公開が2027年というのはまあそうだろうな、と思います。

…これだけ下げておけば、何が来ても大丈夫かな?もちろん面白い作品であることを祈っています。

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2026.04.07

Apple TV のピーナッツの新作アニメ情報を思わぬところで知る

アメリカのチャールズ・M・シュルツ・ミュージアムが8月8日で24周年だそうで、当日は色々イベントがあるようです。
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で、この記事の中に興味深い記述がありまして、
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何と、新作アニメスペシャル「スヌーピー・プレゼンツ:我が家ほど素敵な場所はない(仮邦題)」を上映するというのです。

この新作情報は、Apple TV もまだプレスリリースしていないですし、マジでここ以外のどこにもない情報です。しかも8月8日に上映と明言しちゃっていますから、その前後で配信されるのは間違いないでしょう。

ワイルドブレイン社の株の売買とか、3D映画の情報が全然なかったりとか(これはこれでどうなってんだ?)、色々とネガティヴな情報が多かったんですが、とりあえず継続が確認できて良かったです。4か月後ですか…楽しみに待ちます。

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2026.03.08

「スヌーピーとチャーリー」ソフト版のカットシーンについて

昨日観た映画「スヌーピーとチャーリー」については、スクリーンで観られたというのも大きいですが、野沢雅子吹き替え版がノーカットで観ることができたという意義も大きかったと思っています。

というのも、これまで発売になったVHSビデオやDVDは3分ほどカットされていたからです。

具体的には、チャーリー・ブラウンとルーシーの精神分析スタンドでのやり取りの一部で、欠点スライドを観たあとのフットボールを蹴り損ねるシーンと、それをビデオで見せられるシーンです。

何故このシーンがカットされたのは謎です。1つの映画の中にフットボールを蹴り損ねるネタは2つもいらないという判断でしょうかね?しかし、1回目のフットボール蹴り損ねは、ラストの伏線ともいえるものなのでカットするべきではないと思いますがね…。

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日本で「スヌーピーとチャーリー」の最初のVHSビデオが発売されたのは1985年7月で、吹替は今回上映と同じく野沢雅子版でした。

発売元は「松竹CBS/FOXビデオ(SCF)」です。これは「松竹ホームビデオ」が洋画のリリースを手掛けようとアメリカのCBS/FOXと提携してできたもので、「スヌーピーとチャーリー」はSCF第4弾リリースとして発売されました(同時リリースは「ロマンシングストーン」「マッシュ」など)。

余談ですが、最初の「スターウォーズ」のVHSビデオのパッケージには、松竹のマークが付いていたんですよね。

その後、CBS/FOXの権利がビクターに移ったりFOXビデオが設立されたりで再発となったり、レーザーディスクが発売されたり、と色々ありましたが、これらは全て3分カットされたヴァージョンでした。

DVDのリリースは2006年ですが、ここでソフトとして初めてのノーカット版の登場となりました。

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これはアメリカ版ですが、ノーカットであることをわざわざステッカーに表記しています。このことから最初のVHSビデオは日米双方で同様のカット版だったことが判りますが、これが売りになるほどのインパクトという事なんでしょう。

同年、日本版DVDも発売になりました。吹き替えは野沢雅子版ではなく坂本千夏版になっていましたが、それはそれとして喜び勇んで視聴してみますと、なんとカット版ではないですか。何故!?

実は、この坂本千夏版の吹き替え音声というのは、1991年にTBSでテレビ放送された時のものの使いまわしなのですが、この時はノーカット版が放送されていたのです。2000年頃からカートゥーンネットワークの「カートゥーンネットワーク・シアター」枠などでもこのノーカット版が放送されていました。ノーカット版が存在するのに何故わざわざカット版を商品化したのか?

ワタシはすぐに発売元のパラマウント・ピクチャーズに問い合わせをしました。「アメリカ版DVDはノーカット版であり、日本語音声はノーカットのものが存在しているのに、何故DVDはカット版なのか?」と。担当者からの回答は「元々のマスターがこうなっていた」というものでした。

納得できる回答ではありませんでしたが、要するにTBSやCNで使用した素材をDVD化したのではなく、別のマスターに吹き替え音声を付けた(ご丁寧にカットされている部分を編集して)ということなんですな。

ただ、松竹版のVHSビデオとDVDではカットのされ方が微妙に違うんですよね。坂本版もフットボール蹴り損ねのシーンは無いんですが、助走しているチャーリーブラウンのビデオ再生画面だけが少し残っているのです。これは観ていて違和感があります。

なぜこのような相違が生じたのかの推測ですが、

1. 松竹版VHSとDVDでは、違うマスターを使っていた
2. 双方同一マスターだが、松竹側が助走シーンを不自然と考えてカットした

と、可能性はこんなところだと思いますが、1であればアメリカと同じマスターを使えよ、となります。2であれば勝手にできるのかという問題もありますが、当時のアメリカ版VHSを確認すればはっきりします。やるか?

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実はアメリカと同一のマスターではないことの残念な要素は他にもありました。

アメリカ版「スヌーピーとチャーリー」及び同時発売の「スヌーピーの大冒険」はステレオ音声で、しかも前者はサラウンド仕様になっていたのです。まあステレオと言っても疑似ステレオだと思いますが、ともかく日本版DVDの英語音声がステレオになっているという事もなく、トホホでした。

マニアックな内容を長々書いてしまいました。

カートゥーンネットワーク放送版を録画された方は、DVDも持っているからといってそれを消去してはいけませんよ。DVDはカット版です。

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2026.03.07

国立映画アーカイブで「スヌーピーとチャーリー」を観てきた

行ってきました京橋。

本当は3月20日の昼に仕事を中抜けして観に行く予定だったんですが、30日って祝日だったんですね。職場は日本橋なのでちょうどよいと思っていたんですが残念。ということで、今日行ってきました。

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スクリーンは地下1階の小ホールでしたが、雰囲気満点でしたね。

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階段の壁面。手作り感がいいですね。

地下1階のロビーでは、うっすら(小音量)とロッド・マッケンの歌が流れていました。

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今回は1976年のリバイバル時の吹替版の上映なんですが、このポスターは1972年の字幕版公開時のものだと思います。いや、野暮は言いますまい。このポスターはとてもいいですよね。

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ということで、本当に久々にスクリーンで観ることができたわけですが、感想を書きます。

今回の吹替はチャーリー・ブラウンが野沢雅子、ライナスが松島みのり、ルーシーが平井道子、という布陣なんですが、やはり声優がちゃんとアテているので演技はとても素晴らしいですね。

チャーリー・ブラウンとライナスが「まるばつゲーム」をやるシーンのやり取りとか、あそこで笑いが導きだせるのはやはり演技力あってのことです。この映画が子役で吹き替えられたことはまだありませんが、果たしてこのレベルが再現できるのか?なんてことを思いました。怒るときは怒る、怒鳴るときは怒鳴る、腐るときは腐る。当り前のことなんですが、大事なことです。

シナリオのダイアローグもレベルが違うように思いました。実は文字起こしのアプリを使って、ある作品の昔(谷啓)と最近(Apple)のセリフの比較をしてみたんですが、後者は生き生きしていないというか、はっきり言って死んでるんですよね。シナリオがコレであれば子役が頑張っても感情が乗らないだろうな~という感じがしました。子役ばかりは責められません。

笑いも結構起こっていましたね。チャーリー・ブラウンが勉強のし過ぎで喋る言葉を綴ってしまうところとか。スヌーピーが水を飲むシーンは3回ともウケていました。

あとですね、実はいくつかのシーンでちょっと目が潤みました。最初に観たのが子供時代ですし、今や60過ぎのジジイですから色々な感情が沸き上がってしまって…。ロッド・マッケンの歌のシーンとか、スヌーピーのスケートのシーンとか、シュローダーのパートで最初にベートーヴェンの顔が出るシーンとか、いやー、ヤバかったです。しかし長編映画とはいえ、ベートーヴェンの「悲愴」の第2楽章をフルで入れてしまうというのは大胆であり感動的ですね。

唯一と言っていい残念な点は、クライマックスのライナスのセリフ "The world didn't come to an end." の翻訳です。これを「失敗は成功のもとさ」としちゃってるんですよね。こういうセリフにしてしまうと、ライナスが偽善っぽくなるんですよね。彼はチャーリー・ブラウンが成功するなんて信じちゃいないでしょう。ライナスはチャーリー・ブラウンを絶望の淵から安易に救ったりしないんです。「まだ世界が終わったわけじゃないよ」と、まだ最悪じゃないんだと言うだけなんです。それでも、チャーリー・ブラウンはこの言葉で前を向きはじめるんです。ワタシはこのオリジナルのセリフは本当に素晴らしいと思います。

幸い、DVD(坂本千夏吹き替え、まだ流通してますかね?)では、「世界はまだ終わりじゃないってこと!」となっています(字幕では何故か、「失敗は成功の元」)。

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「原点にして頂点」という言葉がありまして、プリキュアとかのアニメで1作目を称える時に使われる言葉だと思いますが、ワタシはこの言葉があまり好きではありません。だってクリエイターに失礼じゃないですか。過去の作品を越えられないと言っているようなものです。

昔、巻上公一氏が武満徹に「ノヴェンバー・ステップス」が好きです、と言ったら、以降の作品はダメだというのか!と怒られた、という話を聞いたことがあります(真偽不明、友達が言ってました)。そういうことです。

しかし、「スヌーピーとチャーリー」に関しては「原点にして頂点」と言ってしまいたくなるものが確実にあります。凧あげ、野球、精神分析、フットボール、撃墜王、シュローダーのピアノ、ライナスの安心毛布、等々、当時のピーナッツの主要ネタを網羅していて、かつ笑わせて虚しくさせて、というストーリー。これを頂点と言わず何といえばいいのでしょう?

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他の作品の吹替版も観てみたいものです。「スヌーピーの大冒険」とか。

「がんばれ!スヌーピー」では、マーシーの「Sir」が「お姉さま」と吹き替えられていたはずですので、もう一度確認をしたいですな。

こんな機会を是非作ってほしいものです。

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2026.02.25

「スヌーピー・プレゼンツ:サマー・ミュージカル」、KIDSCREEN AWARDS で『最優秀デザイン賞』を受賞

アニー賞に続いてですが、「スヌーピー・プレゼンツ:サマー・ミュージカル」が、KIDSCREEN AWARDS で『最優秀デザイン賞』を受賞しました。

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この賞は日本では全く無名で日本語で紹介された記事は一つも無いようですが、ノミネートを見た感じですと子供に関わるあらゆるものに賞を与えるという結構すごいもののように思えます。

因みに、この賞では以下の5部門にノミネートされていました。日本語訳はワタシが勝手にしたものです。

"Best One-Off, Special or TV Movie" 『最優秀単発・スペシャル・TV映画賞』
"Best Design" 『最優秀デザイン賞』
"Best Directing" 『最優秀監督賞』
"Best Music" 『最優秀音楽賞』
"Best Writing" 『最優秀脚本賞』

5部門ノミネートで1冠というのはまあまあ厳しいでしょうかね。ミュージカルだったのに、またしても音楽賞を逃しましたし。それとも1つでも獲れたので御の字でしょうか。

一つ一つを見ていきますと、ほぼ大賞と言ってもいい『最優秀単発・スペシャル・TV映画賞』は、お馴染み「KPOPデーモンハンターズ」が受賞しました。

『最優秀監督賞』は、ネットフリックス配信のドリームワークス作品「ジュラシックワールド:カオスセオリー」が受賞。

『最優秀音楽賞』は、ディズニーチャンネルの「キフ」が受賞。

『最優秀脚本賞』は、これまた「キフ」が受賞。

まあ、こんな感じでした。

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しかし今年のピーナッツのアニメ関連はどうなってしまうのでしょうか?3D長編映画は作っているのかどうかも判らず、配信の新シリーズや「スヌーピー・プレゼンツ」の新作情報も今のところ無し。今プレスに何も上がっていなければ、恐らくですが上半期には何もないんじゃないですかね。

果たしてどうなることやら。

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2026.02.22

「スヌーピー・プレゼンツ:サマー・ミュージカル」アニー賞受賞!!

本命の"Best Special Production"『最優秀特別制作作品賞』を受賞しました。これはめでたい。祝杯じゃ~!

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まあ世間一般では「果てしなきスカーレット」が受賞を逃す、ってネタで騒いでいるでしょうが、拙ブログ的にはコレですよ。

実のところ受賞するとは思っていなかったんですがね。

他のノミネート作品は知らないのばっかりでしたが、アメリカのテレビのスペシャル番組対象の部門ですからワタシが知らないのは当然でしたし、有力かどうかも判断しかねていました。

キャラクター賞と音楽賞は、どちらもピクサーの「ウィン or ルーズ」に敗れて受賞を逃がしました。とりあえず画像を観ましたが、キャラクターは「エリオ」に見られるような最近のピクサーらしい所謂ビーンマウスで、正直こんなのに負けたのかと思わずにはいられませんでした。まあピーナッツの方も旧態依然ですが…。

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しかし、2025年は日本アニメの年だと思っていたのに、フタを開けてみれば「KPOPデーモンハンターズ」が席巻してましたね。

「KPOPデーモンハンターズ」は強いですね。ほとんどの部門で「ズートピア2」と競合していたのに10部門受賞ですからね。逆に「ズートピア2」は7部門にノミネートされていたのに無冠でした。記録的大ヒット作がこの結果というのは中々に驚きで、興収はあんまり関係ないっていうことなんですかね。

まあ「ズートピア2」は辛口に評価すれば従来のディズニー作品の域を出ていませんし、このところのディズニーは不作が続いていましたから凄い名作が登場したと勘違いしちゃってたかもしれません。興収の上振れもそれが影響していたんじゃないでしょうか。

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2026.02.21

ヴィンス・ガラルディ[音楽]の「スヌーピーの大冒険」

チャンネル登録しているCollectPeanuts.comさんのYouTubeチャンネルで、Charlie Brown Records から発売されていた「Snoopy, Come Home」の7インチ盤レコードが紹介されていました。

 

勿論ワタシも持っています。
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このレコードは1980年に発売されたもので、録ろおろしのドラマが収録されています。ブックレットはシナリオになっていて、ページをめくるタイミングでチャイム音が入っています。幼児向きの企画レコードだと思います。

このシリーズは12インチ盤も発売になっている…というか、本来はそちらがメインなんですが、この「Snoopy, Come Home」は7インチ盤だけの企画なんですよね。

この盤の特徴は、BGMがヴィンス・ガラルディになっているところです。ご存じの通り、劇場公開版はディズニー映画でおなじみのシャーマン兄弟がディズニーと袂を分かった後に起用されてたもので、インストゥルメンタルはドン・ラルクが担当しています。つまり、ピーナッツのアニメとしては初めてヴィンス・ガラルディが参加していない作品なんですな。

まあ色々と権利関係なんでしょうが、シャーマン兄弟の曲を使わずにヴィンス・ガラルディになっているわけです。

7インチの両面ですから映画よりはるかに時間が短いですが、一応大筋は同じです。しかし、音楽がガラルディになったせいか雰囲気が原作のようなどこかカラっとした感じになっているのが不思議です。

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2026.02.15

シュローダーの男気大爆発について

なぬびさんのXにレスした件について、こっちでもう少し広げてみたいと思います。シュローダーの男気大爆発についてです。
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「Be My Valentine, Charlie Brown」のクライマックス、女の子たちがチャーリー・ブラウンに自分がもらったカードをおすそ分けしに来たところでシュローダーの怒りが爆発します。

これは原作にもあるエピソードです。
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TVスペシャルでは翌日の出来事で女の子も大勢ですが、原作では1か月後の出来事で女の子はヴァイオレット一人になっています。

ここのチャーリー・ブラウンのために怒るシュローダーってのがとてもいいんですが、何故シュローダー?そもそも何故そこにいた?というところが気になります。本来だったらこれはライナスの仕事なんでは?と。

これは憶測ですが、シュルツさんはまずプロットから考えたんでしょう。『女の子がお古のカードを渡そうとするけど友達がそれは失礼なことだと怒る。しかしチャーリー・ブラウンはお古でもいいと喜んでそれを貰う』と。で、次にこの友だちを誰にするかを考えます。通常だったらライナスですが、ライナスが果たして女の子に物申すかどうか。オチを鮮明にするにはライナスよりもっと激情型のキャラの方がいいんじゃないか、と考えてシュローダーに白羽の矢が立った…てな感じだったんではないでしょうか。

シュローダーは信念の人で、怒る時には怒りますから適任だったと思いますが、やはりサンデー版の一コマ目のような唐突感・違和感はありますけどね。キミはそのセリフを言うためにあらかじめそこで待機していたのか?みたいな感じで。

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この部分を文字起こししてみます。

Apple TV版:
ヴァイオレット「チャーリー・ブラウン、あなたにカードをあげなくてごめんなさい。私たち、あの後反省したの。はい。私あての名前も消しといた。よければもらってくれない?」
シュローダー「待ってよ。何をしてるか分かってる?
一体どういうつもりなんだよ。昨日、カードが配られてる時、いなかったわけじゃないよね。優しさとか思いやりがあるんなら、その場で行動するべきだろう?チャーリーがどんな気持ちになるか分からない?君や君の友達ほど無神経な人たち、僕は今まで見たことない。本当はチャーリーのことなんてどうでもいいんだろう?やましさから逃げたいだけなんだ。自分が楽になりたいからって、1日遅れでお古のカードを渡そうだなんて。そんなの、失礼にもほどがあるよ。いいこと教えてあげようか?チャーリーブラウンは君のカードなんて、いらな…」
チャーリー・ブラウン「いいよ。
カードありがとう。」

谷啓版:
ヴァイオレット「チャーリー、私達ね、あなたにヴァレンタインのプレゼントを何もしなかったの悪いと思ってるのよ。それで、私が貰った分を譲ろうと思うの。はい、どうぞ受け取って。」
シュローダー「ちょっと待って君たち。そんなことしていいと思ってるのか?思い上がるのもいい加減にしろ!そんなことをするくらいなら、昨日のヴァレンタイン・デーにちゃんとやればいいじゃないか。昨日はあんなにバカにして誰もプレゼントしなかったくせに、今更なんだい。それで済むほど世の中甘くないぞ。全くもう大した友達だよ。どいつもこいつも手前勝手な奴ばかりで。本当はチャーリー・ブラウンのことなんかどうだっていいんだろう?自分がいい子になりたいだけなんだ。良心が咎めるもんだから、お古のプレゼントなんか持ってきて押し付けてありがたがれって言うのか?いい気なもんだよ、全くもう。誰がそんなもの貰うかってんだ。チャーリー・ブラウンがそんなもの貰うはずがない!」
チャーリー・ブラウン「僕貰うよ。謹んでお受けします。」

いや~、シュローダー怒ってますな~。個人的には田中亮一が不動明デビルマンの声でまくし立てる谷啓版がやっぱり好きです。言葉も強めですしね。ただ、この時はちょっと鼻声だったのが残念なんですが。

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で、このあとチャーリー・ブラウンとライナスによるエピローグになるんですが、そこでちょっとシュローダーにも触れています。そりゃそうですよ。シュローダーは立場がないです。

多分ヴァイオレットは「ほーら、本人は喜んでんじゃん。わかってたのよ、マヌケなチャーリー・ブラウンなら貰ってくれるってね」とドヤ顔だったでしょうし、シュローダーは「キミには自尊心が無いのか!そんなだからマヌケって言われるんだ!」と憤懣やるかたなしだったでしょうね。

エピローグはこんな感じです。

Apple TV版:
チャーリー・ブラウン「シュローダーには悪かったけど。初のヴァレンタインカードだったから。」
ライナス「僕も散々だったよ。先生、
恋人と帰っちゃったんだ。僕がチョコを買ってたことすら知らずにね。」
チャーリー・ブラウン「でも、
僕は散々って程じゃなかったのかも。少しは思いやってもらえたんだもん。たとえ、お古のカードでも。あの子たちは僕を気にしてくれた。そうだよ、これで流れが変わるかも。チャーリーブラウンに光が当たる時が来たのかも。ついに大きな何かが始まるのかもね。きっと来年のヴァレンタイン・デーはモテモテだよ。きっと来年は手提げカバンが2個じゃなくて3個いる。きっと来年こそは!」
ライナス「ヴァレンタイン・デー楽しんで、
チャーリー・ブラウン。」

谷啓版:
チャーリー・ブラウン「シュレーダー、気を悪くしてたみたい。どっちにしてもひどいヴァレンタインだったね。」
ライナス「僕の方も散々だったな。オスマー先生には見事に振られちゃって。僕がプレゼント持って行ったことも知らないんだからね、先生は。」
チャーリー・ブラウン「でもさ、僕の方は少しはマシだったよな。お古のプレゼントでも持ってきてくれたもん。少しは僕のこと考えてくれてるんだよ。それだけでもありがたいじゃないか。そうだ、これでツキが変わるかもしれないぞ。泣きのチャーリー・ブラウンがガラッと変わってニコニコになるんだ。ツイてツイてツキまくるかもしれないな。来年のヴァレンタイン・デーはプレゼントがどかーっとくるかもしれないな。カバン一つじゃ間に合わなくて3つぐらいいるかもしれないな。いや、もっとかもしれないな!」
ライナス「そうかもしれないな。おめでとう。」

…やっぱり谷啓版が好きですね~。野沢那智の憂鬱な語り口調もいいですし、「プレゼントがどかーっと」って言い方はいかにも谷啓て感じです。チャーリー・ブラウンの「~しれないな」4連発を受けてライナスが「しれないな」で返すという言葉遊びもいいですな。

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