ミュージアムの図録と、KADOKAWAの新しいピーナッツの叢書
昨日からスヌーピーミュージアムの新しい企画展「ピーナッツ・ギャングのスクールライフ」が始まっております。
ワタシは又ぞろ図録でお茶を濁しますが、図録の一般発売日は3月31日なんですね。複数の物販サイトを調べましたが、どこでも一律でしたのでそうなんでしょう。
ミュージアムに行けばすぐに買えるんでしょうが、行ったら行ったで展示を見るわけですから、図録で済まそうと思っているワタシとしては本末転倒なのでそれはできません。まあゆっくり待ちましょう。
物販サイトでは中身のサンプルも見られるのでちょっと雑感を。
「学校さん」を取り上げているのは好感が持てます。いいですね。学校さんが崩壊したことによりチャーリー・ブラウンはぺパミント・パティの学校で彼女と席をシェアすることになるんですが、この辺のエピソードは映画「ヨーロッパの旅」に使われていますね。この映画で原作を取り入れているのはこれだけです。まあ、ここまでは拾わないでしょうが。
夏休みについてのページもあるようです。展示は45片くらいしかできないのですから、こういう課外行動まで幅を広げない方がいいと思うんですがね。同じくエミリーのエピソードも学校行事ですらないのですから扱うべきではないと思いますがね。
そんなに広げなければならないほどに学校のエピソードって不足してましたっけね?
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3月11日にKADOKAWAから「背中を押してくれるスヌーピーのことば」という書籍が発売になります。
これは、「SNOOPY 心の免疫力を高めるPEANUTSシリーズ」という新しい叢書の第1巻にあたるもののようです。今後も続刊していくんですね。クレジットは『チャールズ・M.・シュルツ(著), 谷川俊太郎(訳)』となっていまして、今後もリイシュー本が出続ける限り谷川さんの名前はクレジットされ続けるのでしょう。
「ことば」とか「心」という単語がタイトルについてますので内容は大体想像がつきますが、過去のそういった本との差別化がどれだけできているのか、というところは気になるところです。ピーナッツに癒しを求めたい、名言を知りたい、と思っている層もぼちぼち食傷気味なんじゃないでしょうか。そういう再生産ばかりしていると、そのうちソッポを向かれますよ。
ワタシは図書館で借りて見届けたいと思います。
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