ワーナー・ホームビデオ版

2007年、アメリカでのピーナッツの映像作品の販売権がパラマウントからワーナーに移るという発表があり(ジーン・シュルツ女史含む大々的な記者会見があったらしい)、翌2008年からリリース開始されたシリーズ。
アメリカでは1月に"BE MY VALENTINE , CHARLIE BROWN"でスタートしたが、日本では年末の"A CHARLIE BROWN CHRISTMAS"からとなった。

リリース開始当初は「リマスタード・デラックス・エディション」の冠が付き、新編集のメイキング映像を加えた豪華な仕様となっていた。
単品リリース(2話か3話収録)だけでなく、70年代までの作品については「1960'Sコレクション」「1970'SコレクションVol1&2」といった編年体BOXもリリースされた。
また、"You're a Good Man, Charlie Brown" など、1時間枠のTVスペシャルもラインナップに入り、これは念願の全話DVD化が成されるか、と期待が高まった。

唯一残念だったのは吹替についてで、勿論日本初登場作品は新録音であるが、既発売か既放映の作品については基本的に音源が使い回しされている。
基本はポニーキャニオン音源で、それが無いものはNHK-BSのものを使用している(ポニーキャニオン音源がありながらNHK-BS音源を使っているのが2タイトル、NHK-BS音源があるのに新録音しているのが2タイトルある等、例外あり、詳しくは「吹替ヴァージョン一覧表」を参照)。

そんなわけで、全話がDVD化される(かもしれない)いい機会であるのに、吹替の布陣が3種類共存になってしまったのである。


2010年の「スヌーピーのクリスマス・テイルズ」から"リマスター"の冠が取れ、メイキング映像も収録されなくなった。レーベル面もカラー印刷から単色に変わり、予算(?)が減っているのが明らかに。
そして、2011年からは新たに "Happiness is... PEANUTS !" のシリーズタイトルが付くようになり、これ以降はボーナスエピソードが "The Charlie Brown and Snoopy Show" から選ばれるようになった。
"Happiness is... PEANUTS !" シリーズはアメリカでは全5タイトルが発売になったが、日本では2タイトル("Friends forever"と "Team Snoopy")が未発売となり、ここで初めて日本とアメリカとでリリースタイトルの差が生じる事態となった。
2013年は日本盤DVDは1枚も発売されなかった(アメリカでは"The Charlie Brown and Snoopy Show" の2枚組DVDがリリース)。

2014年3月には久々に「スヌーピーとパーティクイーン」がリリースされたが、同時収録の"The Charlie Brown and Snoopy Show#4" 邦題付け間違いという珍事を起こした。
9月には"This is America, Charlie Brown" 全8話2枚組DVDが発売になったが、日本語字幕のみで吹替未収録という仕様となっていた。
"Happiness is ... PEANUTS !" シリーズの一部日本未発売は、日本未放映作品所収のため吹替音声の新規録音をしなければならないからではと思われたが、どうやらそれが真相だったようである。

吹替新録音について

2015年11月現在(※注1)45作品がDVD化されている。

うち、日本初登場作品は
"YOU'RE A GOOD MAN ,CHARLIE BROWN"('85),
"A CHARLIE BROWN VALENTINE"(2002),
"CHARLIE BROWN'S CHRISTMAS TALES"(2002),
"I WANT A DOG FOR CHRISTMAS, CHARLIE BROWN"(2004),
"HE'S A BULLY, CHARLIE BROWN"(2006),
"HAPPINESS IS A WARM BLANKET, CHARLIE BROWN"(2011),
THIS IS AMERICA , CHARLIE BROWNシリーズの第1話"THE MAYFLOWER VOYAGERS"('88)
の7話で、これらは新録音である。

その他初登場ではないが、
"HAPPY NEW YEAR , CHARLIE BROWN"('86)、
"THE CHARLIE BROWN AND SNOOPY SHOW #14"('85)
"THE CHARLIE BROWN AND SNOOPY SHOW #18"('85)
の3作は吹替が新規になされている。


以下の子役俳優に出演歴があるが配役は不明。

冨澤風斗
鵜澤正太郎
藤崎花音
安蒜太人
(劇団日本児童所属)

オリジナルのチャーリーブラウンは低めの声だが、ここでのチャーリーは同等かより低めになっている。
ライナスはポニーキャニオン版の子も頑張っていたが、こっちの子も比較的テンション高く流暢で聴いていてストレスが少ない。
NHK-BS版の声優と比較すると、こちらの方が録音時の年齢が2~3歳高いようである。

くまいもとこ版について

2011年8月に発売になった "HAPPINESS IS A WARM BLANKET, CB"(2011) については、それまでのような子役吹替ではなく大人による吹替になっている。初のDVD用オリジナル作品であり、ワーナーからリリースされる初の新作である事から、プロモーション強化のための有名人女優の起用となったのではないかと推測される。

主な配役は以下の通り。

チャーリーブラウン・・・くまいもとこ
サリーブラウン・・・折笠富美子
ルーシー・ヴァン・ペルト・・・永田亮子
ライナス・ヴァンペルト・・・成海璃子
シュローダー・・・武田華
ピッグ・ペン・・・梅田貴公美
バイオレット・・・渋谷はるか
パティ・・・?
シャーミー・・・?

くまいもとこは、このDVDより先にメットライフアリコの「飛行船スヌーピーJ号」のCMでチャーリー・ブラウン役を演じていた。
今作以降、ライナス以外の声優はメットライフアリコ~メットライフ生命のCMに引き続き出演しているようである。

オリジナル(英語版)のシャーミー役の子役は、「オーディション受かったヤッター…でもシャーミーって誰?」と思ったという。


※注1)
今後のリリースにより修正します。