谷啓時代(NHK第2期)

谷啓、うつみ宮土理、林洋子以外のキャストをほぼ一新したもので、"PLAY IT AGAIN, CHARLIE BROWN"('71)から"BE MY VALENTINE , CHARLIE BROWN"('75)までの7作品を第2期とする。
第1期の後、スクリーンでは1973年に野沢雅子版チャーリーブラウンが登場したが、TV版では谷啓の再登板となった。
初回放送は1975年8月12日の"IT'S A MYSTERY,CHARLIE BROWN"。(注1)
次いで、同年12月29日~31日に"THERE'S NO TIME FOR LOVE ,CB", "PLAY IT AGAIN ,CB", "YOU'RE NOT ELECTED ,CB"の3作、
翌1976年 3月28日~30日に"BE MY VALENTINE ,CB", "IT'S THE EASTER BEAGLE ,CB", "A CHARLIE BROWN THANKSGIVING" の3作が放送された。
再放送は1976年8月23日~24日、12月27日~31日の7日間。
チャーリーブラウン・・・谷啓
サリーブラウン・・・松島トモ子
ルーシー・ヴァン・ペルト・・・うつみ宮土理
ライナス・ヴァンペルト・・・野沢那智
シュローダー・・・田中亮一
ペパミントパティ・・・林洋子※
マーシー・・・牧野和子※
フランクリン・・・西川幾雄※
ピッグ・ペン・・・八代駿
バイオレット・・・駒村クリ子※
パティ・・・?
フリーダ・・・松金よね子※
ラッセル・アンダーソン・・・田村綿人※
この時期の谷啓は第1期に比べるとトーンが低く活舌が悪い。どうも「高い声ではなく、抑えた」演技を要求されていたらしい。(注2)
映画"A BOY NAMED CHARLIE BROWN"を挟み、70年代に入ったところでちょうど第2期になるわけだが、この時期は何故かロマンチックなストーリーが多い。第2期では7本中3本が恋愛に絡んだ話である。
それに合わせたのだろうか、ライナス、シュローダー共に“いい声”になった。60年代の作品では小宮山清らが合っているように思えるが、仮にこの時期の"PLAY IT AGAIN,CB"や"BE MY VALENTINE,CB"を小宮山清や肝付兼太がやっていたらきっと違和感があっただろう。
サリーは松島トモ子によって確実に性格が変わった。いい意味でキャラが立った。これは断言したい。
個人的にはこの時の布陣が一番好みだが、同時に一番濃い配役でもありアクが強く賛否両論が多かった。
(注1)
地上波のTVシリーズとしては歴代で最も遅い夜8時30分からの放送だった。
(注2)
谷啓本人の「TVジェネレーション」出演時のコメントによる。
(注3)
※印は眠田直さんに情報提供していただきました。多謝。