カテゴリー「ピーナッツ・その他」の736件の記事

2025.06.24

スヌーピーin銀座にベルの着ぐるみ登場

あえて着ぐるみと書きます。中の人は居る!

202506231724

ベルの着ぐるみと言いますと、思い出されるのが2012年の『USJベル=スヌーピーの恋人』事件ですな。

ガセネタではあったんですが、当時の『スポーツ報知』のWEB記事にもなっていたんですよね。

どのような内容だったかのかといいますと、
1. USJにスヌーピーの女の子キャラクター「ベル」の着ぐるみが8月6日から登場する
2. エルモ、キティ、ウッドペッカーには同種の恋人がいるが、スヌーピーには犬の相棒がいなかった
3. ベルはまつげが長く、リボンをしている、スヌーピーの女きょうだい(姉か妹かは不明)で、息子がいる説もある
4. あまり知られていないキャラクターだけに、USJでは恋人のイメージで売り出す方針

といった感じで、まあ当然ファンは激怒したわけです。それでそれに対してUSJサイドは『そのような計画はない』と発表して一応終息したわけですが、ベルの着ぐるみが『スヌーピーのきょうだい』としてUSJに登場することもなかったので、やはりガセだったんでしょう。

しかし、ライセンス側もそれまで『スヌーピーとベルのウェディング人形』や『スヌーピーとベルのひな人形』など、誤解を招くような商品で散々商売をしてきたわけですから、そんな戦略をするかも?と疑われる余地はあったかもしれませんな。

因みに、この2012年というのはUSJのユニバーサル・ワンダーランドがオープンした年です。それに起因したガセだった可能性もあります。

・・・・・・

で、ベルの着ぐるみですが、ワタシの認識としては初登場ではないかと。今後イベント等にスヌーピーと一緒に登場するのか、はたまた件のUSJにも登場するのか、今後の展開はわかりません。果たしてどうなるのか。

個人的には、ビッグバードもとい巨大ウッドストックに本邦デビューしてもらいたいですな。

202506241733

| | コメント (0)

2025.06.20

75周年イベントが銀座で開催決定

Ginza Sony Parkで75周年イベントが開催されることになりました。イベント名は「スヌーピーは、今日も語る。 – PEANUTS 75th Anniv. -」とのことです。

20250620

日程は、2025年7月16日(水)から8月11日(月・祝)まで。料金は、前売が 一般1,300円 中学/高校生 800円、当日券が 一般1,500円 中学/高校生 1,000円、小学生以下は無料だそうです。

あそこはソニービル時代に行ったのが最後ですので、久々に行ってみようかと思います。有料ですが仕方なし。折角の周年イベントですしね。

・・・・・・

もちろん、宣伝されている内容が気になっていないわけではありません。オリジナルグッズや内容に関する情報はGinza Sony Parkの公式インスタグラムで随時公開されるそうですが、ワタシはインスタグラムはやっていませんのでコレは見られません。

プレスリリースによれば、『10人のゲストキュレーターが選ぶ大切にしたい言葉』からインスパイアされた作品のディスプレイというのがメインのようですね。

ゲストキュレーターの面々は、音楽家、詩人、ラッパー、クリエイティヴディレクター(?)などなど多岐に渡りますが、無形物の創作家がどのようなものを展示するのかは単純に興味があります。ただまあ『言葉』なんですよね、切り口が結局。

果たしてどのようなチョイスをするのか…。

・・・・・・

あと、プレスリリースにあったコレはいただけませんな。

202505201834

地下3階にあるカジュアルダイニング "1/2 (Nibun no Ichi)" のコラボメニューで、スヌーピーの『人生最大の喜びの一つはジャンクフードをガツガツ食べること!』というセリフにインスパイアされたメニューなんだそうですが、ちょっと違うんじゃないですかね。これではスヌーピーの喜びは全然共有できません(出典元のコミックを見るべし)。

おかしなメニューというのは過去にもありまして、ピーナッツカフェで『ヴァイオレットの泥パイ』にインスパイアされたメニューとかがありましたが、泥をイメージしたメニューとかよく出せるよなって思いましたよ。誰も冷静に判断できなかったんでしょうかね。

| | コメント (0)

2025.06.09

ソニーフィナンシャルグループ㈱がピーナッツとライセンス契約を締結

5月29日にでていたプレスリリースでちょっと古いんですが、ソニーフィナンシャルグループ㈱がピーナッツとライセンス契約を締結したんだそうです。

ソニー?もうしてんじゃん、という感じがしますが、ライセンシーのソニー・クリエイティブプロダクツとは別会社ですからね。現在この会社は非上場で、9月に東証に上場するにあたってブランドイメージの強化をするといった感じのようです。

プレスにはこんな図もありました。

202506080822

企業理念と PEANUTS の世界観の親和性があるということなんですが、本当に皆さんピーナッツを『幸せ』という切り口で語るのが好きですよね。まあいいですが。

今後、このソニーFGはピーナッツをどのように活用していくんでしょうか?

当然ですがノベルティ展開はするでしょう。ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行や介護のソニー・ライフケアなど、こういったところで色々なグッズが作られていくんでしょう。契約者増には大いに貢献すると思われます。

・・・・・・

ピーナッツと金融業、というと真っ先に思い出されるのがメットライフですね。メットライフは商品価値が弱くなったと判断して2017年で契約を打ち切っています。そこだけを切り取ると、大手生保が切り捨てた中古品と契約するのか?という感じになりますが、当時と比べるとピーナッツは復調傾向にありますので価値はあるのかもしれません。

余談ですが、1990年代はピーナッツに対して『面白くなくなった』『もうやめた方がイイ』といった声が多く(特に海外、日本ではそんな声が出るほど読まれていなかった)、リアルタイムで読んでいたワタシとしても同感でした。メットライフはよく2017年(契約終了の決定は2016年)まで引っ張ったと思います。ピーナッツが復活した理由は皮肉ですが連載が終わったことが大きいでしょう。リアルタイムでつまらないコミックを読まされた時代が過ぎ、60~70年代の黄金期が普通に読まれるようになったことで再評価が進んだんだと思います。…本当に余談。

あと、これはメットライフ生命契約時代から気になっていたんですが、日本生命の立ち位置はどうなんだ問題です。

『ニッセイのマスコットキャラ=ピーナッツ』というわけではありませんが、USJのスヌーピースタジオに協賛していますよね。加入者には優待特典もあります。今回また同業他社がライセンシーになったわけですし、今後もこのままで行くんでしょうか。スヌーピースタジオのノベルティグッズに社名を入れることもできないので、あまりメリットが無いように思えます。USJ本体のアンバサダーでありつつピーナッツとは距離を保ってもいいんではないですかね。他社の宣伝にもなりかねませんし、余計なお世話ですが。

・・・・・・

関係ないですが、ディズニーが「フィニアスとファーブ」を再開させたそうです。シーズン5ということですね。アメリカでは今月から、日本では8月から放送開始のようで楽しみです。正直「マイロマーフィー」がイマイチパッとしませんでしたから、再起をかけるということなんでしょう。

| | コメント (4)

2025.06.08

ピーナッツ75周年の途中経過

今更ですが、2025年も6月に入りまして、今月が終われば上半期も終了となります。更に連載開始記念日(「スヌーピーの日」とも言うらしい…登場していないのに)まで4か月となるんですが、あまり盛り上がりは感じられませんな~。

このところの日本における周年祭は前年から翌年にかけて足掛け3年行うのが通例になっていまして、今回も2024年から仕掛けが始まっていました。NiziUがアンバサダーになったりとか。しかし…なんか地味ですよね。

まあ、自分がそういう情報に触れていないだけかもしれませんので一応調べましたが、コラボアイテムのニュースばかりですね。うーん、周年祭っていうのはこういう事なんですかね?

個人的には、サントラ盤のリリースやヴィンス・ガラルディの2枚のリイシュー盤が発売されましたので、この上半期は非常に充実していました。まあ前者は75周年とは関係ないですし、どちらも海外の動きですが。

NiziUのアンバサダーってのは今どうなっているんでしょうね?

本来アンバサダーというのものは、商品でいえばそれが好きで普段から愛用している人がなるべきものです。その人が「いかに好きなのか」ということを発信してファンに訴求するものなので、単なる広告塔とは違うんですよね。ここからして履き違えているような。やっていることはアニバーサリー・ソングを歌っているくらいで、一応専用のサイトはありますが、 コラボグッズとか、ツアー最終日にスヌーピーの着ぐるみが登場するといったニュースしかなくて、むしろ逆に利用されてしまっているような気もします。

改めて自問してみましょう。ワタシは75周年をどう祝うのか。

やはり10歳の時に出会ってから自分の人格形成に多大な影響を与えてくれたコミックが、あれから50年超、連載開始から数えれば75年という長きに渡り愛され続けているということ。そして今でも自分に影響を与え続けてくれていることへの感謝ですかね。大げさでなく、人生の大半がピーナッツですからね。

残り半分で何が起こるのか?。周年に関係なくサントラ盤は発売され続けますし、新作アニメの配信もありますし、年末には恒例の書籍の出版もあるでしょう。この辺を励みにして生きていく。そんな年になるでしょう。

| | コメント (0)

2025.04.07

「鳥」展でウッドストックとコラボ

もう周知されていることですが、昨年国立科学博物館でやっていた「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」展が、3月15日から名古屋市科学館で再開されています。

WEBの紹介文の中に「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」という記述がありますが、ワタシは「隼は猛禽類ではなく雀の仲間」と教わりましたので、ここはちょっと引っ掛かります(敢えて調べずに書いていますが違ってましたらすみません)。

それはそれとして、ウッドストックとのコラボです。国立科学博物館の時は「ピーナッツとコラボ予定」という情報はあったものの続報に触れられなかったのでスルーしていましたが、ちゃんとグッズ化されていたんですな。鳥繋がりですからピラミッド展のような強引さは無くていいんじゃないでしょうか。

で、展開されるグッズのメインの意匠はサンデー版の七面鳥風のウッドストックでした。

20250407

このカットはかわいいですから結構人気で、海外でもTeeシャツなどにプリントしたものが売っていますね。元々感謝祭に関連したカットですから、所謂ピルグリムファーザーズ風の服装のスヌーピーを合成したものもあったりしますが、ここは日本ですからそういう事もなくヌケサク鳥たちをあしらったデザインになっています。

202504071114

ここから下は余計なことかもしれませんが…

DEIを推進している今日この頃、そろそろハリエットにリボンを付けるのは止めてもいいんじゃないですかね。リボンなんて典型的な女の子のアイコンじゃないですか。シュルツさんは元々ハリエットにリボンを付けていませんでしたし。

ミニー・マウスはどうなんだ、という話もあるかもしれませんが、あちらは最初からそういう意匠ですからね。最近のディズニーの動向を見ていますと、将来的にミニーのリボンもなくなる可能性はゼロではないと思いますが、どうでしょう。リトルマーメイドとか白雪姫とか色々やらかしてますが、さすがにミニーは聖域ですかね。

DEIを抜きにしても、女の子だからリボンを付ける、という発想自体が安易ですよね。これはベルについても言えますね。

| | コメント (0)

2025.04.03

タウンショップ新宿店、4月25日オープン

タウンショップについて記事を書くのはかなり久々だと思います。昔は結構追いかけていたんですよ。坪数とかをリストにしてデータベースを作っていたこともありましたが、PCが壊れてそれっきりになってしまったり…あのデータ消失は自分的には痛かったです。

フェイスブックにニュースがあったんですが、今月だけで3店もオープンするんですね。

4月1日に「広島パルコ店が4月18日オープン」というニュースがあって、今日4月3日に「名古屋パルコ店が4月25日オープン」と「新宿店が4月25日オープン」というニュースが出ていたようです。で、新宿店が33店舗目で名古屋と広島がどちらも32店舗目なんだそうです…だってそう書いてあるんだもん。

タウンショップ関連の記事はずっとスルーしてきた、といいますか、全然引っ掛かってこなかったので知らなかったんですが、タウンショップというのは「しあわせは…あったかい子犬」がテーマなんだそうで、これは知りませんでした。うーん、いつからこうなっていたんでしょうか?

・・・・・・

それはそれとして、『おかいものスヌーピー』のサイトにも久々に行ってみたんですが、いつの間にか書籍の取り扱いを辞めていたんですね。

これまでも取扱商品一覧の一番最後に書籍があって、そんな扱いに憂いていたもんですが。いやあ、遂に極まったか、って感じですね。

まあ効率とか在庫リスクとか色々と考えたんでしょうな。書籍を買いたい人は書籍専門のサイトを使ってくださいという事なんでしょうし、恐らくほとんどの人がそうしていたんでしょう。売れていなかったんでしょうし、仕方が無いですかね。

・・・・・・

それでも敢えて書きますが、

原作著者についての紹介ページが無い公式サイト

原作書籍を取り扱わない公式通販サイト

本当にこんな事でいいんでしょうかね?

| | コメント (0)

2025.03.27

再考:ピーナッツ日本上陸〇〇周年の根拠とは?

2018年は「ピーナッツ日本上陸50周年」と言われ、いくつか催しがあったと記憶しています。2028年には60周年が祝われることが濃厚です。あと3年ありますが、3年しかないとも言えますので、今のうちに少し整理を始めるのもいいかと思います。

・・・・・・

当時の産経新聞に記事では、『ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区)によると、日本で初めてピーナッツのキャラクター商品が作られたのは昭和43年』と書かれていました。言い出しっぺはライセンシーであるソニーということなんでしょうが、1968年に何があったのかは明記されていません。

普通に考えますと、そのキャラクター商品が何であるのか写真付きで紹介されていそうなものですが、そういった具体的な話は一切なく、ただ1968年という数字だけがまかり通っているという感じでした。

何が1968年に登場したのか?。候補と考えられるのは主に3つです。鶴書房のピーナツブックスと、ファミリアのぬいぐるみと、サンリオのグッズ、といったところでしょう。

まずピーナツブックスですが、「全日本出版物総目録 昭和44年版」によりますと、『4月、12月 12冊 各240円』という記述とともに1巻から12巻までのタイトルが羅列されていますので、1969年4月に刊行開始されたと考えられます(他の書籍でも裏付けは取れていますが割愛します)。ということで、除外です。

ファミリアのぬいぐるみはどうでしょう。「実践・キャラクター戦略:イメージアップの商品学」(1975年刊)を見ますと、創業者である坂野淳子専務が『四十五年四月からスヌーピーのぬいぐるみを売り出したが』と取材に対して語っていますので、これも1970年ということで除外ですね。

最後にサンリオはどうでしょうか。「日本ライセンシング年鑑 1983~84」という本にサンリオがピーナッツのライセンシーになった時のことが書かれていますが、『サンリオ・グリーティングがホールマークの日本代理店として発足した昭和44年には』という記述があります。また、「実例・企業の競争戦略シリーズ 2」(1977年刊)のサンリオについての記述でも『四十四年、平凡社、日本クロスと資本金一億円のサンリオグリーティングを設立、アメリカのホールマークカード社のライセンシーをとる』となっており、サンリオが1968年にはピーナッツのグッズを発売していなかったことが裏付けられますので除外となります。

・・・・・・

では、1968年に発売されたキャラクター商品とは何だったのか?”日本で初めてピーナッツのライセンシーになったのはサンリオ”という通説を信じるのであれば、日本企業ではなく必然的に海外企業ということになります。

「実業の世界」(1976年刊)の『いま見直される「キャラクター戦略」』という章の中で『昭和四十八年頃から「ホールマーク」ブランドのグリーティング・カードの専用機が、百貨店や一般販売店々頭に登場したことは、ご記憶だろうか』と書かれています。ホールマーク社は日本市場を視野に入れて60年代後半からグリーティングカードの販売を始めていました。恐らくはこのホールマーク社の上陸というのが日本上陸のことではないか、と推測されます。

ホールマーク社の歴史についてはまだあまり資料を読み込めていませんので、ここは継続して調べようと思います。

因みに、日本にはそういうカード文化が無かったため売り上げ不振で一旦撤退し、のちにサンリオがライセンシーとなりますがサンリオはカードではなくキャラクターを使用した別商品を販売し、それがヒットにつながっっていった・・・という流れになっていきます(複数の本に書かれていたことを雑多にまとめるとこんな感じです)。

・・・・・・

改めて考えてみますと「日本上陸」の定義って何なんでしょうね。輸入品であってもそれが初めてであれば初上陸ということになるんでしょうか(確かに上陸という表現は合っていますが)。消費者庁にでも問い合わせれば指標を出してくれますでしょうか。

しかしそれを言ってしまいますと、1966年にリリースされたロイヤルガーズメンのレコード「SNOOPY VS. THE RED BARON」はどうなんだ、とか、同じく1966年に日本の出版社により刊行された「ピーナッツ福音書」はどうなんだ、とか、色々と異論が浮かんできてしまいます。

個人的には2028年になっても何の催しも行われず自然消滅して無かったことになるのが一番平和的解決策のようにも思えますがね。

| | コメント (0)

2025.03.07

やっぱりスヌーピーミュージアムはおかしい

そういえば、スヌーピーミュージアムの次の企画展っていつからだっけ?そろそろ図録の予約をしなければ…と思って公式サイトを見に行ったんですが…。

ワタシの感覚からしますと、リピーターを呼び込む最も有効な手段は変化する部分をアピールすることであり、グッズの新商品とともに企画展もそれに当たると思います。

ですから、公式サイトに行ったら、やはり企画展の告知が目立つところにあるのが自然だと思うんですが、なんか違うんですよね。

まず最初に出るのがこれ。

202503070451

その次がこれら。

20250307

その次がニュース。なんですがここには企画展の情報はありません。

で、結局トップページは最後までスクロールしても新企画展の情報はありませんでした。いや~トップページに載せないとは斬新な判断ですな。

というわけで、美術館でどんな展示をするのか、という情報をサイト内で探すというちょっと有り得ないことをさせられる羽目になるわけですが、一応2か所見つけました。

「M TOKYO 2025」というのをクリックすると「2025年の年間スケジュールを大発表!シーズンイベントや新企画展も」というページに飛びます。

202503070510

この「新企画展も」という表現に、このミュージアムにとって企画展は本当にオマケ的なもんなんだな~という匂いを感じつつ、スクロールしていきますと新企画展の情報がありました。

あと、左側のバーの「MENU」から「EXHIBITION」というのを選ぶと新企画展のページに飛びます。

202503070502

なるほど。明日からなんですね…って。いや、こういう情報がこんなに奥まってていいんでしょうかね。

そのほか、「GALLERY」のページをスクロールしていくと、一番最後に新企画展のリンクが貼られていました。これも目立たないんですが。

202503070522

で「詳細はこちら」をクリックすると、

202503070523

何故か「ホリデー」のページに飛びます。ずさんだなあ…。

・・・・・・

左側のバーにSNSのリンクがありますので、ちょっとXを見てみますと…

202503070505

1年前のリニューアルの記事がいまだにトップです。

最近の投稿は「HAPPY SEASONS」というシーズンイベントと新商品紹介5件とルーシー初登場日と当日券情報などと言ったものばかりで、「新企画展〇月〇日スタート」といった情報はありません。一応「企画展ホリデーは3月2日まで」というのはありますが。

FACEBOOKの方も同様で、ここでも新企画展がいつから始まるのかという情報は得られませんでした。ていうか、XとFACEBOOKって内容が全く一緒なんですね。あと、何で閉館期間中に当日券を売っているのだろう?と思ったんですが、今は企画展の改装だけでは閉館しないんですね。他の常設展やブラウンズストアが充実しているという事でもあると思いますが、展示が無くてもグッズとかが買えればいいという人が多いんですかね。入場券を払ってまで?とか思ってしまいますが。

・・・・・・

普段寄り付かないところを見て回ったんですが、まさかこんな事になっていたとは、と色々驚かされました。サイトやSNSの管理がずさんで、やる気が無いことがよく解りました。

改めてグッズを売るのがメインで展示は二の次というスタンスなのだということを理解しました。まあ解ってましたよ。それでも腐ってもCharles M. Schulz Museumのサテライトでありミュージアムの冠を付けているんですから、不本意でも展示の告知を全面に出すのが筋じゃないんですかね?

本家、Charles M. Schulz Museum のサイトはトップが展示の紹介ですよ。美術館なんですから当り前なんですけどね。

ワタシの中でまた一つスヌーピーミュージアムの格が下がってしまったのでした。

3月8日追記

一応今日もXを確認しましたが、投稿されてたのは9時頃の「当日券情報」と12時頃の「ワークショップの受付開始」と13時頃の「もこもこスヌーピーづくり開催告知」のみでした。

公式サイトは、一応トップに表示されるようになりましたが一番じゃないんですよね。「スヌーピーのきょうだいの缶バッジ」のほうが大切なようです。

おいおいおたくら本当に美術館かよ。見下げ果てたやつらだ。

| | コメント (0)

2025.02.18

ショーン・アスティンがスヌーピーを演じたTV番組とは?

結論から言いますと、これはガセです。

スクリーン誌1986年4月号に、映画「グーニーズ」出演者たちについての解説があるのですが、ここのショーン・アスティンの説明の中に『小学校四年のときからTVに出演、スヌーピーを実写番組で演じたこともあります』という一文がありました。

ピーナッツを実写で放送したという話は聞いたことがありません。しかし、「サタデー・ナイト・ライブ」のような番組にスヌーピーの扮装をして出演するなんてことだったら有り得そうです。

あちこち調べてみたところ、結論は意外に早く導き出せました。

IGNのサイトにショーン・アスティンのインタビューがありました。2003年12月に掲示されていたようですので、恐らく「ロード・オブ・ザ・リング」三部作が終わった後のものと思われます。

これをずっと読んでいきますと、"I was Snoopy in You're a Good Man, Charlie Brown in the 6th or 7th grade at St. Paul the Apostle, in West LA." というのが見つかりました。つまり、セントポール・アポストル校の6年生か7年生の時に「君はいいひと、チャーリー・ブラウン」でスヌーピーを演じた、という事なんですな。恐らくは学校行事かなにかだったんでしょう(子供たちがこのミュージカルをやっている動画はYouTubeにたくさんあります)。

「グーニーズ」当時は14歳で映画デビューしたばかりですから、自分の子役としてのキャリア(というかノンプロとしても舞台経験を積んできたということ)を説明するときに、13~14歳の時にスヌーピーを演ったんだよ、という発言をしてそれが独り歩きしてしまったんでしょう。

ということで解決です。

・・・・・・

話は変わりますが、『ピーナッツの実写化』というとアノ記事が思い出されるのです。

それは、『ピーナッツの実写映画化権を巡ってスティーヴン・スピルバーグとジョン・ヒューズが争っていたが、ジョン・ヒューズが競り勝った』というものです。これは記憶だけで記録が無く、いつか探し当てたいとは思ってますが。

当時(90年代)、ジョン・ヒューズというと「ホーム・アローン」「カーリー・スー」「わんぱくデニス」と子供を主役にした映画を次々にヒットさせていましたので、『次はピーナッツかよ』と思ったことを覚えています。

ピーナッツの実写映画って意外とイケると思うんですよね。ただし、スヌーピーを排するという条件付きですが。スペリング・ビーとESPNに協力してもらって「スヌーピーとチャーリー」を実写でリメイクしたら、結構質の高いキッズ向け映画ができそうな気がするんですがね。「アイ・ラブ・スヌーピー」の時もアメリカでは『スヌーピーのパートは不要だった』という意見が批評家と一般客の双方から出ていましたんで、スヌーピーが出なくても文句は言われないかもしれません。

| | コメント (0)

2025.02.17

四柱推命の本にシュルツさん登場

最近ここで古い事ばかり書いていますが、それはピーナッツの "コミックはキャラクターグッズの引き立て役" 史観を覆すべく古い文献を漁っているためです。その過程で本来の目的とは違う面白いネタが引っ掛かることがあり(先日の大伴昌司など)、そういうのをちょこちょこ書いたりしている次第です。

「スヌーピーとチャーリー」の最初のビデオが松竹から発売されていたのも不思議だったんですが、1985年に松竹とCBS/FOXが提携を始めていたからなんですね。4月からリリースを開始して、7月には「スヌーピーとチャーリー」を発売しています。翌年には「スターウォーズ」も発売していますね(「松竹九十年史」より)。

・・・・・・

そして、なんと四柱推命の本にシュルツさんが登場しているのを見つけました。

「四柱推命現代命譜総覧 1 (食神・傷官・偏財編)」という本で、この本では四柱推命学として実在の人物についての情報を統計的に分析するというようなことが前書きで書いてあります。四柱推命というと統計学的なものだと思ってましたんで、この本はその走りなのかもしれません。わかりませんが。

シュルツさんが俎上に上げられているのは「漫画家」というカテゴリーで、漫画家は、偏財格が強く(16.1%)、食神・傷官・偏財の3つで47%になり、これは躁鬱質者に適性の職業の証明である、と分析されています。ほんまかいな。

202502172348

流石に和暦に変換はしていないですが、シュルツさんは『傷官生財格といえばいえるが、そうした格のとり方では、もうこの異色な感性の人々は語りえない』とのことです。

・・・・・・

試しに無料の四柱推命サイトでシュルツさんのデータを入力してみましたが、中々当たっているような。まあ占いというのはそういうものですが。以下、気になるキーワードを並べてみますと、

粘り強く努力を継続できるマジメな正直者」「褒められても必要以上に舞い上がらず、地に足を付けて基礎からじっくりと積み上げ」「一度成功すると揺らぎにくい」「礼儀正しく常識的な行動をする」「マナーが良く、ルールをよく守り、他人には親切」「金運も名誉運もあります。 若い頃から頭角をあらわし、年を経るごとに安定感を増し」「ブレることなく自分の道をきわめて」「何らかの専門職に適性があるタイプ」

なるほどな~という感じです。

開運のカギとして挙げられているのは、
・何事も自分でやってみる
・自分の進むべき道を見つける
・地に足をつけて頑張る
・ひとつの道に専念する
・他人に親切にする
・パートナーに感謝する

これらは偶然にも実践されてたんではないでしょうか。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧