2024年度故人長者番付でシュルツさん8位!
今年もフォーブス誌が故人長者番付を発表しました。
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【前置き】
この故人長者番付のカウントは偶然にもシュルツさんの死の翌年の2001年から始まっておりまして、開始以来シュルツさんはずっと常連であり続けています。
シュルツさんは2009年に6位になったのを除けば2021年までずっと5位までに入っていました。金額は大体2000~4000万ドルをキープしています。
2022年は一気に10位までランクを下げました。これは2021年に4000万ドルあった収入が2400万ドルまで減額したことと、1億ドル稼いだ故人が5人もいたことが影響していました。シュルツさんやドクター・スース、エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンといった面々は皆安定して稼いでいますが、突然ビッグネームが死去したり資産が売却されたりすると単年だけ上位に入ったりします。2021年はそういう当たり年だったわけです。
2023年になりますと、シュルツさんは3000万ドルまで持ち直し、再び5位まで浮上しました。この年はマイケルとスースが1億円以上の収入で、ドアーズのレイ・マンザレクが資産の売却で3位に入ったりしていました。そんな中で健闘したと言えましょう。
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さて、今年の結果ですが、シュルツさんは昨年と同じく3000万ドルの収入でしたが、順位は8位となりました。1億円以上稼いだのは去年と同じく2人で、シュルツさんは地味に順位を下げたという感じですね。
順位は以下のようになっています。
1位:マイケル・ジャクソン(6億ドル)
2位:フレディ・マーキュリー(2.5億ドル)
3位:ドクター・スース(7500万ドル)
4位:エルヴィス・プレスリー(5000万ドル)
5位:リック・オケイセック(4500万ドル)
6位:プリンス(3500万ドル)
7位:ボブ・マーリー(3400万ドル)
8位:チャールズ・シュルツ(3000万ドル)
9位:マシュー・ペリー(1800万ドル)
10位:ジョン・レノン(1700万ドル)
ワタシはこの長者番付をずっと追いかけていますが、2008年までは1億ドル稼ぐ故人はいませんでした。2009年にイブ・サン=ローランが突然3.3憶ドル稼いだのを皮切りに2010年からはマイケル・ジャクソンが黄金時代を築きます。1億円以上稼ぐ個人が毎年複数人いるのも珍しくなくなって、一体この界隈はどうなっているんだろう?と思わざるを得ませんな。
しかし気になる人が何人かいますな。
リック・オケイセック!好きでしたよ、カーズ。カーズってこんなに売れていたんですな~。感慨深いです。もう一人のシンガー/ライターのベンジャミン・オールも好きでしたが、やはりヒット曲を作曲しているというのは強いんですな。
そして、マシュー・ペリー。著作権料で稼いでいる人が主流であるこの長者番付において、彼のようなテレビ俳優がランクインするというのはとても珍しいことだと思います。テレビドラマ「フレンズ」がヒットし、回顧録がまたヒットしたということでここまで稼いでいるのはすごいことです。
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まあ順位は下がりましたが、20年以上にわたって安定した収入を誇るシュルツさんというのは、やはり中々に偉大な人なんだなあ…と思います。数年後に映画がまた公開される予定ですが、その時はまたきっと増収となり順位も上がることでしょう。
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