カテゴリー「ピーナッツ・音楽」の207件の記事

2022.12.24

A Charlie Brown Christmas Super Delux Edition を聴く

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A Charlie Brown Christmas Super Delux Edition を購入、聴きました。

アメリカは元々CDは日本に比べて安いんですが、5枚組で13000円というのには最初驚きました。円安か?とか思いましたが、現物の装丁を見て納得しました。これは豪華。

Disc-1は、「チャーリー・ブラウンのクリスマス」の2022年ミックスと、オリジナル・ミックスを収録しています。

2022年ミックスは、流石に「リボルバー」のように劇的に変貌してはいませんでしたが、オリジナルに比べてだいぶ聴きやすくなっています。

Disc-2~4は、日ごとのセッションを収録しています。

セッションを重ねるごとに完成へと近づいていく様がよくわかって興味深いです。

"What Child Is This" などは、スローから一度ボサノヴァになって、そこであのイントロができて、またスローに戻る、というふうに試行錯誤しているのがよくわかります。

"Christmas Time Is Here" は、最初は歌詞が無いんですが、その日のうちに歌詞付きヴァージョンが完成します。

オリジナル・アルバム未収録の「ジングルベル」(シュローダーが弾くシーンの)は、アニメ同様ピアノ、オルガン、トイピアノのヴァージョンがすべて収録されています。

Disc-5は、ブルーレイ・オーディオになっていて、これは聴くことができませんでした。

まあマニア向けの商品なのでお勧めはできませんが、「チャーリー・ブラウンのクリスマス」を突き詰めたい人にはいいんじゃないでしょうか。

てな感じで。

 

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2022.12.16

ベートーヴェンの誕生日

今日12月16日はベートーヴェンの誕生日です。

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シュローダーとともに、ルートビアを飲みながら、第九を聴いて祝います。

レコード左は、イッセルシュテット指揮ウィーフィルの1965年録音盤。正当な演奏ですが、ちょっと音が細い。低音は効いていますが。第四楽章のプレストは、フルトヴェングラーほどではないですが、ちょっと早めです。

レコード右は、カラヤン指揮ベルリンフィルの1962年録音盤。イッセルシュテットよりも古い録音ですが、結構迫力があり、さすがドイツ・グラモフォンというかんじですな。

「レコード芸術」はどちらも2020年のもの。この年は、ベートーヴェン生誕250周年だったんですが、コロナのせいで今一つ盛り上がりませんでした。憎きコロナ。2027年は、没後200年なので、ちょっとは盛り上がるといいですなあ。

500mlペットボトルのルートビアは、ミリオンという会社の自販機で買うことができます。100円です。A&Wの缶入りのヤツに比べると、炭酸が弱いような感じがしますが、おいしいです。

てな感じで、毎年12月16日はベートーヴェンを聴くのでした。

 

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2022.09.18

チャーリー・ブラウンのクリスマスのゴールド・ジャケット盤を入手

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「チャーリー・ブラウンのクリスマス」のゴールド・ジャケット盤を買いました。

いやー、かっこいいジャケットですね。

このアルバムを買うのは、CD・LP含めて12枚目になります。コレクターだなー。

ヨーロッパ盤とは聞いていましたが、イタリア盤でした。

マスタリングは1988年のものを使っているようですので、既に持っている何枚かのCDの方が音質は良いと思われますが、本盤は180g重量盤になっておりまして、この硬くてずっしりする質感は何となくそれだけでいい音がしそうなわくわく感があります。

早速聴きましょう。

てな感じで。

 

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2022.01.11

べンチャーズの"Snoopy Vs The Red Baron"を聴く

ベンチャーズの1967年のアルバム"Guitar Freakout"に、ロイヤルガーズメンの"Snoopy Vs The Red Baron"が収録されているのを知りました。

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アレンジはまあ普通でしょうか。ベンチャーズとしても凡庸な感じですね。掛け声とか入っていて楽しんでる感じはしますが。

しかし、ベンチャーズにカヴァーされているとは、さすがにヒット曲ですね。

 

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2021.12.16

ベートーヴェンの誕生日

今日12月16日はベートーヴェンの誕生日です。

有休を取って一日中ベートーヴェンを聴きまくりました。

プレイリストはこんな感じ。

3大ピアノソナタ/バックハウス
交響曲第9番/カラヤン&フルハーモニア管
合唱幻想曲/ゼルキン,バーンスタイン&ニューヨークフィル
交響曲第4番/クライバー&バイエルン
三重協奏曲/ヤンドー他
チェロソナタ全集/ロストロボーヴィチ&リヒテル
選帝侯ソナタ第1~3番/ヤンドー
リスト編曲交響曲第9番/カツァリス
序曲全集/ノイマン&チェコフィル
ピアノ協奏曲全集/ブレンデル,ラトル&ウィーンフィル

このくらいが精いっぱい。もっと聴きたい曲がありましたが時間が無い。

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ちなみに、「悲愴」の第2楽章は、映画"A Boy Named Charlie Brown"のシュローダーの幻想的なシーンでかかる曲です。

バックハウスはステレオでも全集を録音してますが、私はこのモノ盤が好きですね。

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ベートーヴェンは不滅なり。シュローダー、ともに祝おう。

 

 

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2021.10.29

デヴィッド・ベノワのクリスマス

"It's A David Benoit Christmas !" というCDを入手しました。デヴィッド・べノワのピアノ・ソロ・アルバムです。

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2020年に発売されていたようですが、日本盤(といっても輸入盤に日本のJANコードと邦題が書いてあるシールが貼ってあるだけ)は今月の21日に発売になったようです。

因みに邦題は「デヴィッド・ベノワのクリスマス」。

販売しているのは、"Steinway & Sons"。スタンウェイってレーベル持ってたんですね。

このアルバムは、ヴィンス・ガラルディ・ナンバーとクリスマス・ナンバーで構成されています。録音は "Linus And Lucy" のみ2016年で、あとは2017年になっています。

それにしても、デヴィッド・ベノワはガラルディの曲を集めたアルバムを何枚出すのだろうか。直近では2015年に "Believe" というガラルディとクリスマスの曲を集めたアルバムを出したばかりですよ。

で、内容ですが、素晴らしいの一言。聴かせますなア。"Linus And Lucy" だけ違うセッションで録音されているためか、他の曲とちょっと毛色が違います。

"Christmas Time Is Here" で始まって、"Hark! The Herald Angels Sing" で終わるという構成も、実際のアニメ・スペシャルを意識してのことでしょう。さすがベノワ。

今年のクリスマスはこれで決まりですな。

 

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2021.10.01

なぜヴィンス・ガラルディの後任をエド・ボガスにしてしまったのだろうか

ヴィンス・ガラルディが1976年に死去したあと、ピーナッツのTVスペシャルの音楽を担当したのはエド・ボガス(とその他)であった。

70年代後半、既に時代はジャズではなかったかもしれないですが、何故所謂サントラ屋さんのエド・ボガスを後任にしたんでしょうか。「フリッツ・ザ・キャット」「ガーフィールド」など、メレンデス・プロになじみのある作曲家ではありますが…。

それにしても、エド・ボガスの音楽の評価は低いです。

ピーナッツのTVスペシャルを観て、音楽に感動した、初めてジャズを知った、と証言している著名なミュージシャンはたくさんいます。ガラルディに影響を受けた彼らは、のちにガラルディをカヴァーしたアルバムなどを多数発表しました。しかし、エド・ボガスについては皆無です。アルバムになっているのは唯一「フラッシュビーグル」のみ。劇場版3・4作目もサントラ盤は発売されてません。

実際の音楽がどうだったかといいますと、最初に手掛けた「チャーリー・ブラウンのファーストキス」は、良かったと思います。その次の「スヌーピーの悪夢」までは「ライナス&ルーシー」をアレンジして使うなど気は使っていたようですが、それ以降の作品では凡庸で、ガラルディ時代にあった「美しい音楽に感動する」という体験は全くできなくなりました。ガラルディの伝記によると、この傾向にはシュルツさんもご立腹だったそうで、40周年記念アルバムを契機としたガラルディ再評価の波に押されたのでしょうか、90年代からはガラルディを崇拝しているデヴィッド・ベノワが起用され、ガラルディ・ナンバーを取り入れるなどして音楽面はだいぶ復興しました。この関係は作品がメレンデス・プロを離れるまで続きました。

今日、基本的にピーナッツの音楽というのはヴィンス・ガラルディの音楽ということになっています。哀れエド・ボガス(とその他の作曲家)。

 

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2021.08.19

カボチャ大王のカボチャ型レコード

8月27日に発売になるようです。ただし輸入盤のみ。

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これはちょっといいかもしれません。

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2021.02.13

チック・コリア死去

チック・コリアが亡くなりました。

昨日は「アコースティックバンド」を聴いて追悼しました。チック・コリアのピアノはジャーンと弾いた後の余韻がかっこいい(語彙が貧弱で申し訳ない)。

ピーナッツとチック・コリアの縁といえば、40周年記念盤 "Happy Anniversary, Charlie Brown" 収録の "The Great Pumpkin Waltz"ですね。アルバム中唯一のどジャズ・ナンバー。正にアコースティックバンドの延長線上にあるサウンドで、とても渋いアレンジ。ジョン・パティトゥッチのベース・ソロもいいですね。

ベース・カヴァーの動画をみつけましたので、貼ってみます。

 

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2021.01.22

ジャズの日

1月22日はジャズの日です。

ピーナッツでジャズといえば、当然ヴィンス・ガラルディですね。

ピーナッツをきっかけにジャズを聴こうかという人もいるかと思います。まずは「スヌーピーのクリスマス」から聴き始めるなんてのは、いいかもしれませんね。

そこから先は、ガラルディのピーナッツ以外のアルバムは中々渋いのが多いので、アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズあたりを聴くなんてのが個人的にはおすすめです。

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