カテゴリー「ピーナッツ・アニメ」の345件の記事

2024.04.12

Apple TV+ の "Camp Snoopy" の邦題が決まる

アップルtv⁺でおそらくこの夏に配信されるであろう新作 "Camp Snoopy" の邦題が決まったようです。

その名も「スヌーピーのハッピーキャンプ」。

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まだ配信予定日も確定していませんし、予告動画もありませんが、邦題だけは決まったんですな。

しかし、何故「ハッピー」が追加されたんでしょう。

一応ストーリーの解説みたいなものがありますが、「解散の危機にあると気付いたスヌーピーとビーグル・スカウトのメンバーは、メリットバッジを取得するため、アウトドアの大冒険に出発する。その頃、チャーリー・ブラウンと仲間たちは、キャンプで夏を楽しんでいた。」とのこと。

ちょっとわかりづらい文章ですが、ビーグルスカウトが解散の危機なんでしょうかね?どこからの圧力で何で解散の危機に??謎は深まります。

そして、チャーリー・ブラウンほかギャングたちはキャンプを楽しんでいるらしいということ。これは新機軸ですな。視聴者の子供たちにキャンプは楽しものだと啓蒙するつもりなんでしょうか?

出演者一覧を見るとナオミがいますね。

前々から思っていましたが、最近のアニメのナオミって色黒ですよね。黒人にされてしまったんでしょうか?

フランクリン一人ではポリコレ的に不充分なので黒人の女の子を一人追加したいんでしょうか?

あと、ビーグルスカウトの面々の名前が "Bird Bud 1~3" になっていますね。親友1~3といった感じですかね。

色々謎は尽きませんが、面白いシリーズになることを願います。

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2024.02.20

訂正

なぬびさんからツッコミが入りました。

2月17日の "スヌーピー・プレゼンツの新作「おかえり、フランクリン」を観る" におきまして、

チャーリー・ブラウンの父親は軍隊にいたことがあり、除隊して理髪店をしている、ということになっていました!「ヨーロッパの旅」では従軍していたのは祖父だったじゃないですか。

…と書きましたが、彼の父親は戦争に行ってました。

1968年8月1日のストリップで、チャーリー・ブラウンはフランクリンとの会話で父親のことを "He was in a war, too" と言ってました。これは見落としてました。

しかしチャーリー・ブラウン、サラッと言いますな。

それに続いて、"But I don't Know which one" 「どの戦争かは知らない」と言っており、父親は戦争に行ったことだけを伝えてそれ以上の詳しい話はしていないということですな。

彼の父親が参加した戦争はどれでしょう。年齢を考えると朝鮮戦争(1950-1953)ですかね。除隊して理髪店を始めてキャリア15年というところでしょうか。

・・・・・・

続く翌日の "「おかえり、フランクリン」を観る:その2" でも事実誤認がありました。

予告編のみの描写ですが、フランクリンはこれまでアメリカ国内だけでなく、フランス、イギリス、ハワイ州、日本などにも住んでいたようです。

…と書きましたが、本編にもありました。

いかんですな。

以上2点、訂正します。

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2024.02.18

「おかえり、フランクリン」を観る:その2

なんか書きたいことが出てきてしまいましたので続きです。

・・・・・・

①ソープボックスカー・レース(Soap Box Derby)

昨日は劇中で登場人物たちが行う「ソープボックスカー・レース(Soap Box Derby)」について全く触れませんでした。

このレース、調べてみたら日本にもNPO法人があって親しまれているようです。アメリカでは90年以上の歴史がある子供のためのイベントのようで、これをピーナッツで取り上げない手はないですな。

子供だけでなく大人もやってますね。そういえばレッドブル主催のものがTV-CMなどで宣伝してましたっけ。YouTubeにも色々と動画が上がってまして、くだらなくてイイです。

ただ、日本国内ではNPO法人をはじめ「ソープボックスダービー」のカタカナ表記が一般的のようですので、「ソープボックスカー・レース」と訳している日本語翻訳者はこの辺の取材を怠っているということになりますかね。

ところで、劇中でライナス&ピッグペン・チームの車体がボート型でゼッケンも3になっていましたが、これは「チキチキマシン猛レース」のドクターHのマジック3へのオマージュなんではないかな~と思いました。

②配信のタイミングについて。

前作「マーシー、あなたは特別」から半年というタイミングでの配信で、随分早いと思いましたが、どうやら「黒人歴史月間」に合わせたということらしいです。

「黒人歴史月間」というのは知りませんでしたが、元々はリンカーンの誕生日の2月12日がある週を「黒人歴史週間」としていたものを月間に格上げしたものだとか。2月12日の週の週末配信ですから、まさにドンピシャな配信だったわけです。

ただ、1つの人種に限った歴史を年間行事とすることの実用性や公平性に関して毎年議論が行なわれており、多くの人々は黒人の歴史が1ヶ月間特別視されること、英雄崇拝されることに疑問を呈しているそうです(wiki)。モーガン・フリーマンのような黒人からも反対意見があるようですな。

③フランクリンの祖父が果たして生きているのかどうか?

1日経ってちょっと整理できてきましたが、両親しか存在しないっぽい雰囲気でもあり、祖父の言葉をノートに纏めていることを考え併せますと、やはり故人と考えるのが自然かな~という気がしてきました。

これは想像ですが、ロブ・フランクリン氏の祖父は彼の少年時代には既に亡くなっていたのではないでしょうか。それを作品に反映させているのかもしれません。

しかしそうすると、フランクリンが引っ越してきたときに既に祖父は故人だったということになりますので、今後はチャーリー・ブラウンとのおじいちゃんトークに制限がかかってしまう可能性があります。

④基地のある町

原作では「父親は従軍していて不在」だったフランクリンですが、今作では「父親の転属の度に転居」していることになりました。

この変更により、ピーナッツの面々が住んでいる町は「基地のある町」ということになってしまいました。

簡素な住宅街というイメージだったんですが、それなりの都市部があるということですね。基地によっては弾道ミサイルがあったりしますし、急に物騒な感じがしてきました。

基地の規模にもよりますが、数千人から数万人の軍人とその家族が地域に住んでいることになります。そうすると、多数の軍人の子供たちが学校にいることになるわけで、フランクリンのような軍人の子供がポツンと現れるということはあり得ないんじゃないでしょうかね。

フランクリンは友達作りで苦心しますが、彼はまず軍のコミュニティで友人を作るべきだったんではないでしょうか。基地の外に住む軍人も一応基地のコミュニティには参加できるようですし、似た境遇の子供が多数いるわけですからその方がいいと思えます。

あと、友達作りの苦労は母親も同様のはずで、その土地々々に適応し多様な人たちと新たな関係を作らなければならないので大変ですよね。これは日本の転勤族の家族も一緒ですね。

といいますか、家族が苦労するんですから基地内に住めばいいのにと思ってしまいます。今のアメリカの基地ってシアターがあったりゲーム大会やダンスパーティがあったりとか結構娯楽が充実しているらしいですよ。

⑤父親の転職

そもそも軍隊に縛られていたから度重なる転居を余儀なくされていたのに、この町が気に入ったからと言って突然軍を辞めるというのもよく考えると変ですよね。

予告編のみの描写ですが、フランクリンはこれまでアメリカ国内だけでなく、フランス、イギリス、ハワイ州、日本などにも住んでいたようです。

国外にまで家族を連れまわすというのは大変なことです。まあアメリカ人は日本人の様に簡単に単身赴任というのを選択はしないのでしょうが、そんなに簡単に辞められるのだったら子供のためにももっと早く辞めていても良かったんではないでしょうかね。

まあ百歩譲って、息子がこれまでにない確固たる友情を結んでる様子を見て背中を押された、という見方もできますが…。

・・・・・・

今回はちょっと重箱の隅を楊枝でほじくるような内容になってしまいました。

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2024.02.17

スヌーピー・プレゼンツの新作「おかえり、フランクリン」を観る

昨日2月16日、Apple TV+でスヌーピー・プレゼンツの新作アニメ「おかえり、フランクリン」が配信され、早速昨日のうちに視聴しました。

本作は友情についての話しでした。ピーナッツの面々の町に引っ越してきたフランクリンがチャーリー・ブラウンとの友情を育み、また、みんなに受け入れられる(というのは変な表現?)までの話しになっています。以下、感想など。

①キャラクター設定について

フランクリンは比較的メイン寄りのキャラクターですが、実はその性格設定はあまり明確じゃないんですよね。

はっきりしているのは、とりあえず優等生っぽいこと、習い事をしていること、父親がベトナムに従軍していること、祖父の話をよくすること、このくらいでしょうか。

祖父の話をよくするのは、父親が従軍していて不在なので祖父との距離が近いということなのかもしれません。シュルツさんはベトナム従軍の設定を後々まで大事にしていて、連載末期のフランクリンが祖父の話をよくするということにしたのかもしれませんね。

と、ここまでは原作での話で、ともかく今回の作品のためにこの不十分なフランクリンの設定を深掘りしなければならなかったのですが、クレイグ・シュルツ氏は、アームストロング姓のモデルとなった黒人漫画家のロブ・アームストロングをチームに加えて彼の体験などをちりばめたようです。

出来上がったフランクリンの設定は、父親が軍人のため転居が多く、友達と深い付き合いがし辛いという悩みを抱えているというものでした。この辺はロブ氏のアイディアのようです。そして、祖父の言葉をまとめたノートを頼りに友達作りに励もうとします。

うーん。まあいいんですが、ワタシ的にはフランクリンにこういう人付き合いに悩むような内向的なキャラクターというのはちょっとどうなのかな~と思えました。何せ、人に話しかける前に祖父の言葉が書いてあるノートを参照するんですよ。これはイメージが崩れるといいますか…。

あと気になったのが、おじいちゃん子のくせに祖父との絡み(ポワポワ声との会話)は無いんですよね。ノートに祖父の金言が書いてあるだけなんですが、その設定のために祖父は既に故人で、祖父の遺した言葉を大事にしているかのような印象を受けてしまいます。これは良かったんでしょうかね。ノートではなく折々で祖父が助言をするという演出の方が良かったんではないでしょうか。

その代わり、父親は結構家にいるんですよね(軍人ってそんなに家にいるもんなんでしょうか?)。父親とは絡みがあります。でも近くにいる父親よりも祖父の言葉の方が大事っぽいんですよね。何だかよくわかりません。

ん?フランクリンのセリフの"Grampa always told me"って過去形なので本当に故人だったりして。そうだとしたらかなり早世ですね。

好きなミュージシャンは、スティービー・ワンダー、リトル・リチャード、ジェームズ・ブラウン、ジョン・コルトレーン。これはそういう時代設定ということなんでしょうかね。

あと、チャーリー・ブラウンの父親は軍隊にいたことがあり、除隊して理髪店をしている、ということになっていました!「ヨーロッパの旅」では従軍していたのは祖父だったじゃないですか。

②吹き替えについて

これまでのスヌーピー・プレゼンツ・シリーズは女の子メインの話ばかりで、今回初めて男の子がメインになったわけですが、そのメインの男の子の声優が二人とも演技に難があり相当辛い事になりました。

フランクリンはこれまでは生徒会長など優等生的な役柄が多かったので表面化してませんでしたが、今回は感情をぶつけたりするシーンも多く、今の子役にはそれをこなす演技力が備わっていないことが露呈してしまいました。

聡明な黒人少年のはずなのにたどたどしく喋るので違和感がある、と言いますか、端的に、黒人っぽくない、とも言えます(英語で観ると"Man!"と言っているシーンがあるので、やはりフランクリンも黒人だなーと思ったりしましたが)。

表情からすると本当はこういう喋り方じゃないんじゃないか?と違和感を覚えるシーンは英語で観直すと解決するんですが、要は演技が成っていないということですね。

前半のフランクリンが友達作りに苦心するシーン、英語だと彼の方が普通の少年であり、ピーナッツの面々がおかしいというのがわかりますが、吹き替えでは本当に人付き合いが苦手そうなキャラになってしまっています。喋るのも苦手そうな。

ニカっと笑ってジョークを言うシーンでも英語では自然なんですが、吹き替えではただのジョーク下手の滑りキャラになってしまっています。

ジェームズ・ブラウンの話になった時の、「同じブラウン姓だけど親戚?」というシーンも、英語だとジョークで言っているというのがちゃんと伝わるんですが、吹き替えだと、え?本気で言ってる?という感じに聞こえてしまいます。

都度都度祖父の言葉のノートを見返す演出も相まって、コイツ本当にコミュ障なんでは?と思ってしまいます。

おしまいの方の、フリーダ、パティ、ヴァイオレットの3人が喋っているシーンなど、とてもさりげない感じがして相変わらず女声陣は上手いと思いました。男声陣でも、シャーミーやピッグペンとかはそれなりにいいんですがね。何でメイン・キャラばかり良くないんでしょーね(でもライナスは上手くなりましたね)。

③翻訳について

ただ、問題は吹き替え子役の演技力だけではなく、翻訳にもあると思いました。

全般にダイアログが良くないんです。なんというか、男の子のセリフがお坊ちゃん言葉過ぎるんですよ。特に今回はレースの話ですから、それなりに荒っぽさも必要になります。もっと緊張感を持たせて欲しかったですね。

「僕に任せて」じゃなくて「僕に任せろ」でしょ。「待って」じゃなくて「待てよ」でしょ。「誰なの?」じゃなくて「誰だ!」でしょ。「君から言って」じゃなくて「君から言えよ」でしょ。「そうなの?」じゃなくて「そうかい?」でしょ。「僕たちはまだ相棒ってことなの?」じゃなくて「僕たちはまだ相棒なのかい?」でしょ。「勝つ事より大事な事もあるもん」じゃなくて「あるだろ」でしょ。フランクリンはもっとファンキーにしてほしかったですね~。

女の子のセリフの方が生き生きした言葉に訳されている感じもしましたね。

④音楽について

ジェフ・モローは本当に信頼がおける作曲家ですね。とても素晴らしいです。ガラルディのジャズを完全に引き継いでいて、デヴィッド・ベノワ以上の適任者と言えるでしょう。

また、挿入曲も、チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」やビリー・プレストンの「ナッシング・フロム・ナッシング」など、フランクリンが好きそうな黒人ミュージシャンを使っています(挿入曲については何故かエンドテロップに記載なし)。

⑤そのほか

abc7.comのニュース記事からの情報をいくつか。

フランクリンがピーナッツの面々の町に到着した時、"There was a lack of variety in this place."と言います。「この町は多様性に欠けている」と訳されています。

このセリフについて、ロブ氏は「決して説教臭くなりたくなかったが、『ジャンプ・スタート』で扱ったのと同じ方法で扱う必要があった」と言っています。『ジャンプ・スタート』というのは氏の漫画ですね。理解を深めるためには読んだ方がいいかも?。

このセリフの意図は何でしょう。このセリフを言うシーンでは白人ばかりが目についたからでしょうか。所詮ピーナッツ・キャラは白人だらけだ、と言いたいんでしょうかね。

クライマックスで、フランクリンはみんなの中心に座って楽しくやってます。ライナスがわざわざ「君のために席を取っておいたよ」と言って座らせるのですが、これは「チャーリー・ブラウン感謝祭」に関する誤解を正すためにロブ氏が仕込んだ演出なんだそうです。日本人からすれば何でもないシーンですがね。

というのも、「感謝祭」の裏庭パーティーのシーンではフランクリンがテーブルの片側に一人で座っているため、一部の人が彼が完全に受け入れられていないのではないかと思っているからなんだそうです。アメリカではそういう些末なことでも分析する人がいるんですな。Wokeの国ですね。

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全般的に厳しい感想になってしまいましたが、やはり吹き替えに難ありというところですね。英語だと実にスムーズに鑑賞できますので英語の方をお勧めします。

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2024.02.13

Apple TV+の新作アニメ「おかえり、フランクリン」今週末配信

思ったよりも早く来ましたね。

新作アニメ「おかえり、フランクリン」がもうすぐ観られます。

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内容的には少し過去に戻ってフランクリンが転校してくるところから始まるようですが、コレはアニメ・オリジナルの設定で、彼には転校生という設定はありません。

クレジットを見てみると、フランクリンのラストネーム「アームストロング」の元ネタになった漫画家のロブ・アームストロングが脚本家の一人として名を連ねています。

これは興味深いですね。

果たして、どんな作品に仕上がったのか?

乞うご期待!

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2024.01.20

不遇な作品「恋するヒマもないよ、チャーリー・ブラウン」

昨日の記事の補足です。

昨日の記事で、テレビを付けたら画面にスヌーピー扮する”世界的な有名な売り子”がレジ打ちをしているアニメが映し出された、と書きましたが、ひょっとしたら「そんなシーンは無い」とかいう人がいるかもしれません。

というのも、この”世界的な有名な売り子”のシーンは最初の谷啓の時しか放送されず、その後のなべおさみ版やNHK衛星第2やカートゥーン・ネットワークではカットされていたからです。ここをカットすると、帰りのバスに乗るときにスヌーピーの足にカートが引っ掛かっているシーンと繋がらないので変なんですけれどね。

というか、そもそもこの"世界的に有名な売り子"のシーンは本作の唯一で最大のスヌーピーの見せ場ですよ。それをカットするとかあり得ませんがね~。

このシーンが再び日本で観られるようになったのは、2009年にワーナー・ホームビデオから発売されたDVDでした。

因みに、その間にも東映ビデオ、学研ビデオ、ポニーキャニオンなどでピーナッツのアニメはソフト化されていましたが、本作はラインナップに含まれませんでした。ワーナー・ホームビデオでも「1970年代コレクションVol.1 」に所収されただけで単品のリリースは無く、結構不遇な作品なんですよね。

今はもちろんApple TV+でノーカットで観られます。

個人的には初対面の思い出のシーンが延々とカットされ続けていたというのがなんとも残念でしたね。

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2024.01.19

ピーナッツのTVアニメとの出会い

私的50周年回顧ネタ。

とその前に、今「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を観てたんですが、英語音声に切り替えたら吹き替えと全然声が違うんでびっくりしました。ちゃんと声変わりしてるじゃん。どうも声とルックスが合わないと思いましたよ。

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1975年12月29日。大掃除で一息入れてテレビを付けたら、画面にスヌーピー扮する”世界的な有名な売り子”が歌をBGMにレジ打ちをしているアニメが映し出されました。

ワタシはあまりの突然のことにびっくりしました。

新聞のラテ欄を見ると、「恋するヒマもないよ、チャーリー・ブラウン」の文字が。

ピーナッツのアニメというと、劇場用作品「スヌーピーとチャーリー」と「スヌーピーの大冒険」の2作があることは知っていましたが、TV用作品があることはこの時初めて知りました。

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”世界的に有名な売り子”は、ピーナツ・ブックス30巻「そっとおやすみ、スヌーピー」に所収されていたので知っていました。レジ打ちに世界的に有名なんてのがいるのか?と面白がっていたエピソードです。偶然そのエピソードが初対面だったというのは今思うと運命的ですね。

そしてそのシーンにかかっていた歌は、のちの1990年に発売されたCD「ハッピー・アニバーサリー、チャーリー・ブラウン」でB.B.キングにカヴァーされ、それで「ジョー・クール」というタイトルだということを知りました。歌っていたのがヴィンス・ガラルディ本人だということを知ったのはもっと後です。

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ルーシーの声は割とイメージに合っているな、と思いましたが、チャーリー・ブラウンとライナスは何でこんな声なんだ?と思いました。

最後のテロップを見ると、チャーリー・ブラウン役は谷啓でした。何で谷啓?丸顔で選んだ?などと思いました。

ライナスは何と野沢那智でした。えっあれが野沢那智?アラン・ドロンの?…野沢那智が「悟空の大冒険」や「チキチキマシン猛レース」で変な声を出していたことは当時は知りませんでした。

大人が声を当てていることについては特に気にはなりませんでした。当時のワタシがピーナツ・ブックスを読んだ印象として、キャラクター達がものすごく大人に思えていました。やっていることとかセリフ回しとか。ですので正確には気にならないどころかむしろ気に入っていました。逆に子供の吹き替えだったら、きっと子供っぽくてイメージに合わない、と思っていたでしょうね。

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さて、途中からではありますが「恋するヒマもないよ、チャーリー・ブラウン」を観終わりました。次回予告では翌日に「もう一度ひいて、チャーリー・ブラウン」を放送するというではありませんか。これは当然観なければ。

「もう一度ひいて、チャーリー・ブラウン」は、シュローダーがメインの作品でした。

弾くのはシュローダーなのに、なんでチャーリー・ブラウン?。これは原題(Play It Again, Charlie Brown)の直訳だったんですが、当時の自分にはわかるはずもなく。回を重ねるに従い、タイトルには全部チャーリー・ブラウンが付くということが解りましたが。

しかしシュローダーの声がものすごい二枚目声。声を当てていたのは田中亮一。「デビルマン」の不動明役が有名ですね。ハッキリ言ってシビれました。

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かくしてピーナツ・ブックスのみならずアニメのピーナッツにも心奪われたワタシでしたが、テレビでは夏休み・冬休み・春休みに不定期に放送するものだということが判りました。

それからは長期休暇に入ると朝一で新聞のラテ欄にチャーリー・ブラウンの文字がないかどうかを確認することが習慣になりました。放送があることが判ると「ヤッター」てな感じでしたね。

もちろん録音しました。そして繰り返して聴いたものですが、セリフだけでなく音楽の素晴らしさにも魅了されました。

今のワタシはピーナッツ関連のDVDやレコード・CDを買い漁るマニアになりましたが、事の始まりは1975年の12月29日だったのでした。

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2024.01.18

ピーナッツのアニメとポリコレ

昨日の記事の補足です。

昨日、アメリカでは初代チャーリー・ブラウンのピーター・ロビンスに似た声の子供をキャスティングし続けた、と書きましたが、声さえ似ていれば人種も性別も問わないというスタンスでやっていたようです。

「スヌーピー誕生」のDVDのボーナス映像は、原題(SNOOPY'S REUNION)にかこつけて「声優たちのリユニオン」という内容でしたが、これを観ると本当に色々な人種の人がやっているのがわかります。

ペパミント・パティの歴代声優にの中は男性もいるんですよね。初見の時はびっくりしました。

アメリカで昨今、黒人キャラの吹き替えを黒人がやらないとブーイングが起こったり、「エコー」というドラマでは聴覚障碍者で先住民族で義足という設定の主人公に本当に聴覚障碍者で先住民族で義足の人(演技は素人でもいい)をキャスティングしてしまったり、正直かなり行き過ぎた感がありますが、逆にピーナッツのアニメのキャスティングの方が狙っていないですがはるかにポリコレですよね。必然性があればそこに壁なんかはないということなんです。

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2024.01.17

ピーナッツのアニメとワーナー・ホームビデオ

私的50周年回顧ネタ。

日本で初めてピーナッツのアニメが放送されたのは1971年12月25日。作品はもちろん「チャーリー・ブラウンのクリスマス」でした。

当時のチャーリー・ブラウンの吹き替えは、ワタシに多大な影響を残した谷啓さんでした。

…などともっともらしく書いてますが、この作品を初めて観たのは1978年の東京12チャンネル(現在のテレビ東京)での再放送でした。

それはそれとして、以降テレビや映画やビデオ、DVDといった様々な媒体でピーナッツのアニメは展開されてきましたが、都度吹き替えがリブートされ、チャーリー・ブラウンの声も大人の男性だったり大人の女性だったり、はたまた子供だったりと全然統一感がありませんでした。

アメリカでは初代チャーリー・ブラウンのピーター・ロビンスに似た声の子供をキャスティングし続けた結果、声のイメージというものが確立されていますが、日本ではとても曖昧なものになってしまっていますね。

そんな状況を打破してくれるかも?と期待を抱かせてくれたのがワーナー・ホームビデオでした。

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シュルツさんの死後、2000年代もピーナッツの新作アニメは作られていましたが、当時DVDをリリースしていたパラマウントは日本でのDVD発売を全くしていませんでした。いや、ピーナッツっていえばキラー・コンテンツでしょ?なんで発売しないの??とずっと思っていましたが、2007年に販売権がワーナー・ホームビデオに移ったことにより、国内発売に光が差してきたのでした。

ワーナー・ホームビデオから発売されたDVDは、各巻ボーナス映像としてメイキングが収録されていたりして、相当気合が入っている印象でした(当初は輸入盤を買ってました)。

結果、70年代までの作品はすべて日本でも発売されましたが、ワタシが期待していた声優の統一は残念なことに果たされませんでした。

日本初上陸の作品こそ新規に吹き替え版を製作していましたが、そうでないものはポニーキャニオンのビデオ版またはNHK衛星第2で使用された音声を使いまわしていたのでした。

一つのメーカーから発売されているシリーズなのに、吹き替えは3バージョン混合ということになってしまったのでした。

新規吹き替えの声優は結構良かったので返す返す残念です。何故、変なところでケチっちゃったんでしょうかね。

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当初気合が入っていたワーナー・ホームビデオも、その後徐々に力が抜けていってしまいました。

見応えのあったメイキング映像は収録されなくなり、売りの一つだったデジタル・リマスターもされなくなり…そして遂に決定的なことが起こります。

2012年、それまでアメリカと日本とで常に同一タイトルが発売されていましたが、"Lucy Must Be Traded, Charlie Brown"の日本盤が発売が見送られるという事態が発生しました。

理由は明らかです。"Lucy Must Be Traded, Charlie Brown"は発売されれば日本初上陸だった作品なので、発売するためには新規に吹き替えをしなければならず、ワーナー・ホームビデオはそれをケチったんですね。

2014年に2枚組DVDで発売された全8話収録の「スヌーピーと学ぼう!アメリカの歴史」は吹き替え音声無しの字幕版として発売されました。「英語の勉強に最適」などと謳っていましたが、録音をケチっただけです。

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何故このような悲しいことになってしまったんでしょうか。

やはり売れなかったんでしょうね。売れなかったので吹き替え音声を作るという金のかかることをしたくなかったんだと思いますが、まだ売れるか売れないかが確定する以前のリリース最初から音声の使いまわしなどをしていたので、元々本気度は高くなかったんでしょうな。

売れなかった原因の一つは、宣伝でしょう。

公式サイトでも全然告知していませんでしたし。グッズなどの宣伝はバンバンするのに書籍やアニメにはとてもクールですよね、公式って。

しかし悪いのは公式だけでないようです。

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これは当時のワーナー・ホームビデオのサイトの画像ですが、公式サイト欄がありながらも空欄になっています。

公式も宣伝しなければワーナーも公式と協力する意思なしという感じで、これでは駄目ですよね。

そして2018年、ワーナー・ホームビデオのサイトからピーナッツの一切の情報が消えました。恐らくここで廃盤になったんでしょう。

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ワーナー・ホームビデオは私の夢を打ち砕きましたが、Apple TV+はそれを成就させてくれました。

もう苦節何年でしょうか。Appleさんには感謝しかないです。

さようならワーナー・ホームビデオ。ありがとうApple。

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2024.01.01

2024謹賀新年

明けましておめでとうございます。

本年も拙ブログ"Joe Cool Struttin"および、拙サイト"Local Cactus Club"をよろしくお願いいたします。

個人的な話ですが、昨年でワタシは還暦となり、新年はワタシがピーナッツを読み始めてから50周年のアニヴァーサリー・イヤーであります。

長い付き合いになりました。歳も取りました。しかしまだままだこれからです。生涯読者として頑張っていきます。

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今年は何が起こるでしょうか。

映画は多分来年以降でしょう。

Apple TV+ のフランクリン主演の新作アニメ配信には期待しています。"Camp Snoopy" もどんな作品になるのか楽しみです。

また、リー・メンデルソン・フィルム・プロダクションズが新しいサントラ盤を発売してくれることを祈っています。

そして、年末には河出書房新社からの新刊発売。これもよろしく頼みたいところです。

あと、Kaboom社のグラフィックノヴェルの翻訳本が出てもいいんじゃないでしょうかね。どこかの出版社で出してくれないもんでしょうか。

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