谷川俊太郎さん死去から一夜明け…
13日に谷川俊太郎さんが逝去されたというニュースが昨日流れました。
TVでも随分取り上げられてました。主に夜の番組を観ましたが、もう泣きそうになりましたよ。やはり巨人ですね、谷川さんは。すごいですよ。
かつて、今の日本で詩だけで食べていける人は谷川さんなど2~3人くらいと言われてましたね、そういえば。
街頭インタビュー(Xもですが)なんかでは「生きる」が人気というか評価が高いですね。「生きる」というと、ワタシは小室等の「いま生きているということ」を思い浮かべます。すごい歌でした。言葉が強くて。
Xなどを見ていますと縁のあった本当に多数の出版社や書店、詩を展示している東京国立近代美術館、平野レミさん(和田誠氏死去の際に詩を送られていた)、糸井重里さん、巻上公一さん、芸能山城組や赤旗まで、各方面から追悼されています。
河出書房新社のXによりますと、12月発売の「クリスマスはいっしょの時間」の翻訳は10月に作業されていたとのこと。
浜崎貴司氏は谷川俊太郎さんを尊敬していたとのこと。
コサキンラジオでおなじみ(?)楠野さんは「間違いなく僕を作った作品の一つ」と。そうか、楠野さんはピーナッツが好きだったんだ。
矢野顕子さんは鎌倉のライヴで谷川さん詩の歌を歌う意向だとか。いくつ歌えたのでしょうか。
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他方、ピーナッツを糧に経済活動をしている企業の不義理さには悲しくなりました。
各社のXは、シュルツさんの誕生日も命日もノーリアクションですから、ましてや翻訳者の死など、ということでしょうか。
snoopyjapan 【日本のSNOOPY公式】、SNOOPY MUSEUM TOKYO、PEANUTS Cafe、SNOOPYchaya (SNOOPY茶屋公式X)。Snoopychocolat 、どちらも訃報には全く触れられていません。
※上記について、本日朝5時の時点ではそうでしたが、その後9時頃に追悼記事が掲載され不義理ではなくなりましたので訂正します。昨日は何をしていたの?と思わなくもないですが…。
せめて、明日のスヌーピー・ミュージアムの企画展の一部に『本展示の翻訳を手掛けられました谷川俊太郎さんが云々』と掲示されていることを願います。紙ペラ1枚でもいいので 。頼みますよ、館長。部下に指示してください。
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ついでに蛇足です。これは折に触れて書いてることですが、公式サイトは本当にひどいです。
シュルツさんについての紹介・説明ページが無いんですよ(昔はあったが更新時に無くなりました)。
2000年にシュルツさんが亡くなった時、その日は週末だったので訃報記事が載ったのは月曜日になってからでした。あり得ますか?
そんな感じで原作者に対するリスペクトが微塵も感じられません。キャラクター・ビジネスだけが大事で原作なんか読まれても読まれなくても関係ないのでしょうか。
自分たちはなにで商売をしているのか。もう少し考えてほしいところです。
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