ピーナッツの贋作
もうずいぶん日が経ってしまいましたが、7月1日のNHKの「アナザーストーリーズ」で、マーク・ランディスという希代の贋作画家の特集をやっておりました。ドキュメンタリー映画にもなっていますね。
マーク・ランディスが特徴的なのは、とにかく夥しい数の贋作をアメリカ中に美術館に寄贈しているのですが、すべて純粋な寄贈であって金銭が発生していないというところです。そのため、彼は裁判で無罪になっているんですね。だまされた人は納得いかないでしょうが。
で、この人はシュルツさんのサインの贋作も手掛けています。
どうですかこれ。絶妙ですね。恐らく元ネタがあってトレースしたんでしょうが、いかにも晩年に書いたかのような崩れ具合が何ともリアリティがありますね。
しかし、どこの美術館に寄贈したんでしょうか?本家シュルツ・ミュージアムだったら絶対にバレますから、それ以外ですよね。
因みに、この番組は19日(金)にBSで再放送されます。
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