ピーナッツのコミックとの出会い:その2
私的50周年回顧ネタ。
ピーナツブックス37巻「選挙戦だよ、スヌーピー」でピーナッツの虜になってしまったワタシは、数ヶ月に渡って借りっぱなしになりK君に返しませんでした。
とにかく面白くて仕方が無い。何度読んでも面白い。毎日毎日繰り返し読んでいましたが、ある日、兄が26巻「ビーグル長官スヌーピー」を買ってきました。勿論兄にも薦めていたのですが、兄も自分で購入するほど面白がってくれていたわけです。
この26巻というのが面白さでは37巻を上まわっており、さらに大ハマリするようになります。とにかくギャグのパワーがすごくて、笑いが止まらないので1ページ読むのにも時間がかかり、1冊読み終わるのに1時間以上かかるような状態でした。
この巻ではビーグル長官という謎の存在が出てくるのですが、特に何それ?とも思いませんでした。何の仕事をしているのかもわかりませんが、そこがまた想像を掻き立てられて面白いのでした。考えてみれば37巻も「世界的に有名なゴルフ・プロ」「第一次大戦の撃墜王」といった空想ネタや、ライナスがスヌーピーに切手印刷メーターを借りるという犬小屋の謎ネタもあったんですが、意味が解らないと拒絶することもなく普通に受け入れていました。子供だったので、変に頭でっかちにならず面白ければヨシという感性で読めたのでしょう。
そうこうするうちに月刊スヌーピー(過去記事)の存在も知ることになり、ワタシは本格的に日々ピーナッツ漬けになっていくのでした。
・・・・・・
37巻「選挙戦だよ、スヌーピー」は数ヶ月借りたのちにK君に返却しましたが、彼とのピーナッツに関しての交流はこれっきりとなりました。
彼がそのほかの巻を買うこともなく、彼とピーナッツについて語り合うこともありませんでした。
振り返ると彼は特にピーナッツ好きというわけではなかったようですが、それでは何故ピーナツブックスを持っていたのか?
ともかく、彼がいなければピーナツブックスを読むきっかけが得られなかったわけで、感謝しかありません。
| 固定リンク
コメント