新美の巨人たちのスヌーピー特集を観る
5月25日放送の「新美の巨人たち」でスヌーピーの特集をやっていました。タイトルがスヌーピーだったので、シュルツさんやピーナッツよりもスヌーピーにフォーカスするのかと思いきや、そんなことも無く。
しかし、シュルツさん愛用のペンについての説明もあったりして、中々有意義な番組だったかと思います。
関根麻里さんが出てましたが、彼女はホットペッパーのピーナッツの連載で翻訳をしてました。しかしラビィの奥さんはピーナッツが好きだったのか。ちょっと意外でした。
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で、シュルツさん愛用のペン。
これですよね。ペン先がスチール製で硬くかなり筆圧をかけることがことができるそうです。
筆圧?と思う人もいるかもしれませんが、初期のシュルツさんは結構筆圧が高かったんですよ。ワタシは2001年1月に今は無き小田急美術館で開催されたチャールズ・シュルツ原画展に行って連載初期の原画の迫力に圧倒されましたが、とにかくすごいのは描線なんですよ。太いところでは2mmくらいありました。硬いと言われるペン先を使ってそれだけ太い線を描くんですから、相当筆圧が高かったということですよね。
で、ペイジ・ブラドックがこのペンを使ってスヌーピーを描いたんですが…
これはひどい。素人じゃないんですから。「このペンを使いこなすのに10年かかった」と言っていましたが、まだまだですね。
いきなりこんなコマを抜き出されても意味不明ですよね。ワタシにもわからない。
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一応テーマはスヌーピーの人気の秘密のようで、番組中何度も「世界中で愛される秘密とは?」と投げかけられますが、明確な答えはありませんでしたね。
ペイジ・ブラドックが「60年代まではアクションものなど緻密な描写の漫画が多かったが、シュルツはまるで違っていた」「子供が大人のように考えるのが革命的だったのでは」というようなことを語っていますが、それだけ?という感じも。まあ、後者はワタシがこの漫画に惹かれたのも多分にここだと思うんで納得はしてますけど。
関根麻里さんのお気に入りはこれだそうで。いいチョイスだと思います。
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あと、元コサキン・リスナーとして、ライルの写真が懐かしかったです。
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