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2024年4月

2024.04.29

スヌーピー・ミュージアムおよび館長をディスる

先日、BSの「御社でインターンよろしいでしょうか?」という番組でスヌーピー・ミュージアムを特集していたので観ました。

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久しく行っておりませんな。

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出たな、館長。

ワタシはこの人が館長にふさわしい人材かどうかについてはちょっと意見があります。

この人は、さるインタビューで「『ピーナッツ』の最大の魅力はなんだと思いますか?」という質問に対して「僕は“友情”ですね。」と答えていました。ピーナッツってそんなに友情を描いていましたっけね。直に話す機会があったら、どのストリップを読んでそう思ったのか問いただしてみたいですな。

この人は本当にピーナッツが好きなんでしょうか。所詮は森ビルの役員ということなんじゃないですかね。

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で、番組ではスヌーピー・ワンダールームに入ります。

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1000点以上も集まっていたんですな。大したものです。

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おいおい館長、ウソを言っちゃだめでしょ!

「グッズの寄贈は持ち込みのみ」って言ってたじゃないですか。日本中世界中の人が南町田まで来てたんですか?

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で、その後は、グッズ開発担当や広報担当が出てきたりとかしてましたが、このアイドル2人がやったことはどっちが見栄えのいいグッズの写真が撮れるかという競争だったります。

ミュージアムの特集なのに展示については一切なしで、グッズ押しですよ。本当にミュージアムなんでしょうかね、ここは。

結局キュレーターが居ないようなところだから展示の説明なんかは誰もできず、グッズに終始するしかなかったんでしょうな。

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最後に、このスヌーピー・テラスの壁画なんですが…

シュルツさんは1950年から2000年までで17897片のストリップを描きましたが、ワタシはこの絵はその中でも最低最悪にランク付けされるものだと思っています。

大ゴマで犬がたくさん描かれているので可愛いとかいって気に入っている人もいるのかもしれませんけど。実際に切り貼りしたのか、はたまたペイジ・ブラドックさんに頼んでデジタルでやってもらったのか、ともかく構図は変ですしパースも狂っていますし、本当に酷い絵です。

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ミュージアムと館長をディスるつもりがシュルツさんまでディスってしまいました。

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2024.04.15

エリック・バード・トリオの「チャーリー・ブラウンのクリスマス」トリビュート・ライヴ

季節外れですが、昨日の続きで。

昨年12月にエリック・バード・トリオが行った「チャーリー・ブラウンのクリスマス」トリビュート・ライヴの動画がYouTubeにありましたので貼っておきます。

一つ目は、ワシントンD.C.のハミルトン・ライヴで行われたライヴ(日時不明)。

 

二つ目はボルチモアに復活した伝説のジャズ・クラブ、キーストン・コーナーで行われたライヴ(12月3日)。

エリック・バード・トリオは2023年の12月に"A CHARLIE BROWN CHRISTMAS LIVE"と称したライヴを各地のクラブで演っていたようです。2009年には「チャーリー・ブラウンのクリスマス」を丸々カヴァーしたアルバムをリリースしており、ちょっとしたライフワーク的な活動なんでしょうな。

因みにチケットは凡そ20ドルくらいだったようで。こんな贅沢な経験ができて20ドルデスカ!いいな~。

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2024.04.14

北米でのヴィンス・ガラルディ&「チャーリー・ブラウンのクリスマス」トリビュートがすごい件

デリック・バング氏のブログから、2022年の年末にヴィンス・ガラルディと彼が作曲した「チャーリー・ブラウンのクリスマス」のトリビュート・コンサートがどれだけ沢山開催されていたかを示すためにここにちょっと引用します。

以下のような方々がライヴを行っていました。

•TT マホニーとジェフリー・ブッツァー
•アダム・シュルマン・トリオ
•アニー・ブース・トリオ
•アヒルのスープ・トリオ
•アレックス・マーフィー・トリオ
•タイラ・スコット & ショーン・メイソン・トリオ
•エイダン ・スクリムジョール・トリオ
•エド・クロフト・トリオ
•エド・ベジーニョとジム・ワード・ビッグ・バンド
•エリオット・スコッツァロ・カルテット
•エリック・オルソン・トリオ
•エリック・バード・トリオ
•エリック・ミンテル・カルテット
•カートゥーン・クリスマス・トリオ
•ギター・フォー・ガラルディ
•グッド・グリーフ・トリオ
•クライド・コナー・トリオ
•クリフ・ハビアン・カルテット
•クリフ・ハビアン・トリオ
•グレン・ピアソン・トリオ
•ゴード・シェアード・トリオ
•サイラス・チェスナットとその仲間たち & デトロイト交響楽団
•ザック ・バーソロミュー・トリオ
•ジェイソン・クロスビーとその仲間たち
•ジェリー・ナバロ・トリオ
•ジェレミー・ボーム・トリオ
•シカゴ・ジャズ・オーケストラ
•ジム ・マルティネス・ジャズ・トリオ
•ジム・コナリー・トリオ
•シャーリーン・ブラウン・トリオ
•ジョー・クール・トリオ
•ショーン・ドラビット・トリオ
•ジョディ・ナードン・トリオ
•スポケーン ジャズ オーケストラ
•デイブ・グリーソン・セクステット
•デヴィッド・ベノワと彼のトリオ
•トーリー・バトラー・トリオ
•ドク・ワトキンスと彼のオーケストラ
•トニー・ハグッド・カルテット
•ニコラス・ヴランディスと彼のトリオ
•ネイト・ハンス・トリオ
•パトリック・コーティン・トリオ
•パトリック・ラムと彼のコンボ
•ピーター・スプレイグと仲間たち
•ピーター・ロバーツ・バンド
•ピクル ・マフィア
•ブランドン・ゴールドバーグと彼のトリオをフィーチャーしたウースター交響楽団
•ヘザー・ピアソン・トリオ
•ポール・ライオンズ・アンド・カンパニー
•ホセ・"ジューシー"・ゴンザレス・トリオ
•マクスウェル・ロビンス & ロバート・ロビンス
•ミック・アーチャー・トリオ
•ミッシェル・シューマン・トリオ
•ミュージックカロライナ・ジャズ・トリオ
•ロビー・マディソンとその仲間たち
•ロン・ルゴー・トリオ

実際のブログには日程などもっと詳細に記されています。これだけ情報収集したバング氏も凄いですが、これだけライヴが行われているというのがもっと凄いですな。

マイナーなミュージシャンが多いですが、エリック・バード、サイラス・チェスナット、デヴィッド・ベノワといった大物もライヴをやっていますね。とにかく裾野が広い。恐らくですが、料金もリーズナブルではないでしょうか。

日本だと、一応billboard classicsが毎年12月にコンサートを開催していますが、チケットがバカ高くてとても行けません。

できれば1ドリンク付き5000円くらいで入れるライヴハウスでこういうイベントをやってほしいもんです。無名でもいいピアノ・トリオとかいっぱいありますしね。

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2024.04.13

ピーナッツのレコードの日々:その9(完結編)

私的50周年回顧ネタ。

ピーナッツのレコード・コレクターとしてそれなりに頑張ってきましたが、今日では張り合いがないといいますか、ほとんどリタイア状態です。

勿論、リリースがあればCDを買いますが、往年の熱意は既にありません。

というのも、結局デリック・バング御大には敵わないということなんですな。

バング氏は、Impressions of Vinceというヴィンス・ガラルディ専門のブログを2012年に開設していますが、これがもう大変に詳しいのであります。

一応ワタシも拙サイト LOCAL CACTUS CLUB で、カヴァー曲やピーナッツに因んだ曲などをまとめたりしていますが、この世界は深くて広く一介のドメスティックな日本人に何とかできるようなものではなく、とても恥ずかしい状態になっています。ここ数年更新できていません。

閉じた方がいいかも…

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バング氏のブログを読みますと、世界(主に北米)では如何にピーナッツのアニメやヴィンス・ガラルディの音楽が愛されているかというのが窺えて興味深いです。

「チャーリー・ブラウンのクリスマス」の年末のビルボードのチャート・アクションには大変驚かされます。毎年12月になるとBillboard200の10位内に浮上するんです。50年前に没したピアニストのアルバムがですよ!

そして12月に開催される各地での「チャーリー・ブラウンのクリスマス」およびヴィンス・ガラルディのトリビュート・コンサートの数の多いこと。バング氏はマイナーな演奏家などについても懇切丁寧に取り上げてまとめています。デヴィッド・ベノワが今でもトリビュート・コンサートに出演しているという事実にはほっこりします。

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そんな感じで、今のワタシはデリック・バング氏のブログの読者であり、ヴィンス・ガラルディの一ファンなのであります。

 

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2024.04.12

Apple TV+ の "Camp Snoopy" の邦題が決まる

アップルtv⁺でおそらくこの夏に配信されるであろう新作 "Camp Snoopy" の邦題が決まったようです。

その名も「スヌーピーのハッピーキャンプ」。

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まだ配信予定日も確定していませんし、予告動画もありませんが、邦題だけは決まったんですな。

しかし、何故「ハッピー」が追加されたんでしょう。

一応ストーリーの解説みたいなものがありますが、「解散の危機にあると気付いたスヌーピーとビーグル・スカウトのメンバーは、メリットバッジを取得するため、アウトドアの大冒険に出発する。その頃、チャーリー・ブラウンと仲間たちは、キャンプで夏を楽しんでいた。」とのこと。

ちょっとわかりづらい文章ですが、ビーグルスカウトが解散の危機なんでしょうかね?どこからの圧力で何で解散の危機に??謎は深まります。

そして、チャーリー・ブラウンほかギャングたちはキャンプを楽しんでいるらしいということ。これは新機軸ですな。視聴者の子供たちにキャンプは楽しものだと啓蒙するつもりなんでしょうか?

出演者一覧を見るとナオミがいますね。

前々から思っていましたが、最近のアニメのナオミって色黒ですよね。黒人にされてしまったんでしょうか?

フランクリン一人ではポリコレ的に不充分なので黒人の女の子を一人追加したいんでしょうか?

あと、ビーグルスカウトの面々の名前が "Bird Bud 1~3" になっていますね。親友1~3といった感じですかね。

色々謎は尽きませんが、面白いシリーズになることを願います。

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