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2024.03.27

ピーナッツのレコード(CD)の日々:その6

私的50周年回顧ネタ。

1989年11月の話の続きです。

いそいそと仕事から帰り、早速「ハッピー・アニヴァーサリー、チャーリー・ブラウン!」のCDを聴くワタシ。

…ヴィンス・ガラルディのメロディが絶妙にGRPサウンドに染められていて、中々にいい仕上がりになっていました。

アルバムの冒頭を飾るのが、デヴィッド・ベノワによる「ライナス・アンド・ルーシー」。彼はこの数年前に「This side up」というアルバムをヒットさせていましたが、そのアルバムにも収録されていました。

「ジョー・クール」や「リトル・バーディ」といったヴォーカル曲も収録され、ついでにタイトルも判明。「ジョー・クール」の作詞が「フラッシュビーグル」でヴォーカルを取っていたデジリー・ゴイエットだったというのにも驚きました。

ミュージシャンはGRP以外の人も多数参加していて、とにかく賑やかな作品でした。

・・・・・・

しかし、ちょっと気になったのが、ヴィンス・ガラルディ以外の曲(デイヴ・グルーシン2曲、デイヴ・ブルーベック1曲)が収録されていた事でした。

こちらとしては、1曲でも多くガラルディの曲を聴きたいというのに、これはどういうことなんだ、と。

確かにグルーシンの曲なんかは、いかにもという感じでいい曲なんですが、なんかピーナッツらしくないというか、このアルバムのカラーにそぐわないというか、どうにも納得がいかずモヤモヤしました。

ライナーを読むと、ミニシリーズのために作曲された3曲とのこと。今なら「This is America,Charlie Brown」の事だと判りますが、当時は何のことやら?でした。この"ミニシリーズ"が何なのか、日本語の解説でも触れられておらず、まぁとにかく情報がなかったんでしょうね。

・・・・・・

このアルバムは色々な影響を残しました。

まず、ヴィンス・ガラルディ再評価はここから始まりました。このアルバム以降、クリスマス・アルバムに「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」が取り上げられる機会が増え、今ではすっかりスタンダード・ナンバーになりました。大御所メル・トーメをはじめ数多の大物シンガーがこの曲をカヴァーしています。「チャーリー・ブラウンのクリスマス」は今や最も売れたジャズ・アルバムになりました。

また、このアルバムのヒットにより、"懐かしのアニメの曲を大物アーティストがカヴァーする"という企画ものが一時流行しました。

GRPは「ガーフィールド」のアルバムを発売しましたし、ディズニーは「マッド・アバウト・ア・マウス」というアルバムを発売してビリー・ジョエルの「星に願いを」がヒットしました。「ガンビー」のアルバムも出てましたね。

そして、デヴィッド・ベノワはこの後もピーナッツのアルバムをリリースし続け遂にはアニメのBGMを担当するようになりました。

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