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2024.03.29

日本におけるヴィンス・ガラルディ

昨日の記事の補足として…

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ヴィンス・ガラルディの評価というのは、世界レベルでも「ハッピー・アニバーサリー、チャーリー・ブラウン!」のリリース以降に高まりましたが、一応グラミー賞アーティストですからアメリカではそれ以前から知名度があったと思います。対して日本では50~60年代の現役時代はほとんど知られていない存在でした。来日したことも無く、サンフランシスコを活動拠点としていたローカルなピアニストだったので仕方が無かったのかもしれませんが。

それでも、コアなジャズ・ファンの間では知る人ぞ知るというような存在ではあったようです。

ヴィンス・ガラルディは1本立ちする前はカル・ジェイダーのグループに参加していましたが、このカル・ジェイダーは日本でも結構人気があったようで、ここでヴィンス・ガラルディに注目した人も少なからずいたようです。これが50年代の話しで、60年代になりますと、「Cast Your Fate To The Wind」のグラミー賞受賞などで話題になったようです。

かつての会社の先輩で「ジャズだったらこの人」と言われるような人がいましたが、「最近、ヴィンス・ガラルディとか聴いたりしているんですよ」と言うと「おー、サンフランシスコのピアニストね」と返ってきたりして、やはり知っている人は知っているという感じでした。

あと、一応専門誌「スイングジャーナル」に訃報が載ったんですよね。

たまたま古本屋で「スイングジャーナル」の1976年の号を見つけて、ひょっとしてと思ってページをめくってみると、訃報欄にしっかりとヴィンス・ガラルディのことが書かれていました。そこでもやはりサンフランシスコのピアニストで「Cast Your Fate To The Wind」で知られる、というようなことが書かれていました。

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ジャズ評論家の中には「ヴィンス・ガラルディは日本では全く紹介されなかった」と断言していた人もいましたが、実は日本盤のレコードは発売になっていました。

20240329215741

これがそのレコード「黒いオルフェ」です。ジャケットは日本独自のデザインに変更されています。

20240329215801

「Cast Your Fate To The Wind」は「風に命を」という邦題が付けられています。

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