ピーナッツのレコード(CD)の日々:その5
ちょっと間が空きましたが、私的50周年回顧ネタはまだ続く予定です。
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1989年。当時ワタシは音楽業界に身を置いており、CDのリリース情報を容易に入手することができたのですが、GRPレコードから「ハッピー・アニヴァーサリー、チャーリー・ブラウン&スヌーピー!("&スヌーピー"は邦題のみ)」というCDが発売になることを知り衝撃を受けました。
というのも、その当時の日本は角川のスヌーピー・ブックスが絶版になってから書籍は久しく発売されておらず、アニメのテレビ放送も無いという状況で、まさにピーナッツ冬の時代でした。
国内がそのような有様でしたので、まさかアメリカでこのようなCDが発売されるほど人気があるとは想像もできなかったのです。海外の情報がホイホイ入ってくる時代でもなく、まさに青天霹靂だったのです。
(余談ですが、1996年にNHKの衛星放送で久々にピーナッツのアニメが放送されることになったのですが、第1回放送の冒頭でMCが「スヌーピーは世界中ですごく人気のあるキャラクターなんですよ。みんなのお父さんお母さんは知っているかもしれません。」と言っていました。ピーナッツは一時期そのくらいマイナーだったのです。)
しかも発売がGRP。当時ワタシはデイヴ・グルーシンの「マイグレーション」というアルバムが気に入っていました(朝聴くと最高)。そのデイヴ・グルーシンが創設したGRPから発売されるのですから余計に期待が高まるというものです。かくして1989年11月、発売日にCDを購入したのでした。
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…続きます。
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