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2024.02.04

ピーナッツのレコードの日々:その2

私的50周年回顧ネタ。

ワタシがいつ「スヌーピーとチャーリー」と「スヌーピーの大冒険」のサントラ盤を買ったのか、これが何故か記憶があいまいでよくわかりません。

とりあえず、大学を卒業するまでには買っていましたが…。

ちなみに、現在ワタシが所有している盤、「スヌーピーとチャーリー」は見開きのダブルジャケットですが、「スヌーピーの大冒険」はシングルジャケットです。月刊スヌーピーにはジャケットを開いた写真を使った「スヌーピーの大冒険」のサントラの広告が載っていましたので、日本盤も最初はダブルジャケットだったことは間違いないですが。

大学時代の先輩で、「スヌーピーの大冒険」のダブルジャケットの輸入盤LPを持っている人がいましたが、それはなんとシーリングされた状態で中古屋で売られていたものだったのです。

先輩は「今さら開封できないよ」と嘆いていました。

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ヴィンス・ガラルディの2枚のサウンドトラック盤 "A Charlie Brown Christmas"と"A Boy Named Charlie Brown"には、大学時代に出会いました。

出会いは渋谷のタワーレコードです。まだタワーレコードが日本に4店舗くらいしかなかった頃です。

その頃の渋谷のタワーレコードは今の場所と違い、宇田川町のビルの2階と3階で開業していました。1階は古着屋だったような。扱い商品は本当に輸入盤だけ。ユーロ・ロックがズラッと1列というのは普通のレコード屋ではありえない光景でしたね。当然日本人アーティストのレコードは置いていませんでしたが、高中正義の海外盤なんかがあって驚いたものです。

で、ある時3階のジャズ売り場に行き、まさかヴィンス・ガラルディとかあったりしないよな~などと思いつつ"V"の列を目て追っていきますと、あるではないですか、"Vince Guaraldi" の仕切りが。

ワタシはそこにあった"A Charlie Brown Christmas"と"A Boy Named Charlie Brown"の2枚のレコードを購入したのでした。

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ピーナッツ・アニメの音楽が好きだったとはいえ何の予備知識もなかった当時のワタシでした。

"A Charlie Brown Christmas"が、あの「チャーリー・ブラウンのクリスマス」のサントラ盤であることは最初から解っていました。実際に聴いてみるとあの番組で使われていた音楽が多数ステレオで収録されており感動しました。

しかし、もう1枚の"A Boy Named Charlie Brown" の正体は何だか解りませんでした。最初は同名の映画のサントラ盤かと思いましたが、聴いてみますと全然別物でした。Origial Soundtrackと書いてはあるものの、いったい何のサントラ盤?といった状態でした。馴染みのない曲も多く、70年代のヴィンス・ガラルディに触れそのサウンドに心酔していたワタシにとっては些か古臭くも思えました。

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それでも1つ気付いたのは、「ライナス・アンド・ルーシー」が代表曲なのだ、ということでした。

「ライナス・アンド・ルーシー」は2枚のレコード両方に収録されており、扱いが別だったのです。

ワタシは「チャーリー・ブラウンの感謝祭」を観た時に、その曲(まだ「ライナス・アンド・ルーシー」というタイトルであることは知らず)がとてもいい曲で印象に残っていましたので、その時は「やはり」と思ったものでした。

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その後、ヴィンス・ガラルディのもう1枚のピーナッツのレコードをタワーレコードで見つけました。

タイトルは、"Oh, Good Grief"。

ピーナッツのアニメで使用された曲を収録していますが、サントラ盤ではないようです。ともかく即買いですね。

こちらにももちろん「ライナス・アンド・ルーシー」は収録されていましたが、前の2枚のようなピアノ・トリオではなく、ギターやハープシコードも使って華やかな印象になっていました。

その他、「恋してるんだよ、チャーリー・ブラウン」のテーマ曲など馴染みのある曲が多く収録されており、どちらかというとこっちの方が愛聴盤になっていくのでした。

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