不遇な作品「恋するヒマもないよ、チャーリー・ブラウン」
昨日の記事の補足です。
昨日の記事で、テレビを付けたら画面にスヌーピー扮する”世界的な有名な売り子”がレジ打ちをしているアニメが映し出された、と書きましたが、ひょっとしたら「そんなシーンは無い」とかいう人がいるかもしれません。
というのも、この”世界的な有名な売り子”のシーンは最初の谷啓の時しか放送されず、その後のなべおさみ版やNHK衛星第2やカートゥーン・ネットワークではカットされていたからです。ここをカットすると、帰りのバスに乗るときにスヌーピーの足にカートが引っ掛かっているシーンと繋がらないので変なんですけれどね。
というか、そもそもこの"世界的に有名な売り子"のシーンは本作の唯一で最大のスヌーピーの見せ場ですよ。それをカットするとかあり得ませんがね~。
このシーンが再び日本で観られるようになったのは、2009年にワーナー・ホームビデオから発売されたDVDでした。
因みに、その間にも東映ビデオ、学研ビデオ、ポニーキャニオンなどでピーナッツのアニメはソフト化されていましたが、本作はラインナップに含まれませんでした。ワーナー・ホームビデオでも「1970年代コレクションVol.1 」に所収されただけで単品のリリースは無く、結構不遇な作品なんですよね。
今はもちろんApple TV+でノーカットで観られます。
個人的には初対面の思い出のシーンが延々とカットされ続けていたというのがなんとも残念でしたね。
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