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2023.12.11

「アイ・ラブ・スヌーピー」を振り返る

アメリカで「ゴジラ-1.0」が大ヒットですよ。しかも「マーベルズ」やディズニーの「ウィッシュ」がコケているというじゃないですか。

映画界はえらいことになっていますな。

ピーナッツの新作映画が制作決定!しましたんで、ここで「アイ・ラブ・スヌーピー」を興収面で振り返ってみようと思います。

まず、「アイ・ラブ・スヌーピー」の予算ですが、これは9900万ドルでした。1億ドルからちょっと欠けるくらいで、やっぱりアメリカ映画は予算が高いですな。「ゴジラ-1.0」の1500万ドルってどんだけ安いのよ。これはアメリカ人が驚愕するのも解るというものです。

で興収の方ですが、最初の週末で4400万ドルで、最終的に2億4600万ドルだったそうです。

興収2億ドル・レベルというのは、ディズニーの「リメンバー・ミー」が8億ドルだったりして流石に大作に比べると見劣りしますし、当時『スヌーピーの映画が大コケ』とかSNSとかで実しやかに囁かれていたのはこの点だと思いますが、これでも2015年度のアニメーション映画の興収としては7位だったんだそうです(ちなみにこの年の上位には「インサイドヘッド」「モンスターホテル」「スポンジボブ」などがあります)。

で、コケていると言われている「ウィッシュ」ですが、予算は2億ドルで、週末の興収が1950万ドルでした。「アイ・ラブ・スヌーピー」の半分以下で、これは爆死と言われても仕方がありません。メディアはこれを5000万ドルと予想していましたが、これは「リメンバー・ミー」とほぼ同額で、それだけ期待されていたんですな。

ん?そうすると「アイ・ラブ・スヌーピー」の4400万ドルって「リメンバー・ミー」迫る勢いですごく良くない?となりそうですが、そこは作品の性質というやつで、最終興収でもわかるように「アイ・ラブ・スヌーピー」はスタートダッシュ型の作品だったわけで、ディズニー映画のように長くは稼げないわけです。

週末の興収が「アイ・ラブ・スヌーピー」の半分以下の「ウィッシュ」でも、まだ世界公開されていませんし、さすがに「アイ・ラブ・スヌーピー」は超えるんじゃないですかね。

・・・・・・

でピーナッツの映画の新作ですが、Apple TV+ の新作の評価やランキングが高く、前作の興収が良かったかからこそ新作が作られることになったと思います。

が、一抹の不安が…。

というのも、現段階で明らかになっている「チャーリー・ブラウンたちが大都市に行って云々」というプロットが「がんばれ!スヌーピー」を彷彿させるからです。

「スヌーピーとチャーリー」「スヌーピーの大冒険」の2作である意味ピーナッツを集大成してしまったためか、3作目でキャンプという別の舞台を用意しましたが、結局前2作を越えられませんでした(更に4作目ではヨーロッパ)。

「アイ・ラブ・スヌーピー」という映画もピーナッツを集大成(というか、チャーリー・ブラウンのストーリーを完結)してしまっているわけで、それだけでも新作はシュリンクするリスクが高いのに、新展開として大都市という舞台を用意したのだとしたら同じ轍を踏みかねない…そんな風に思ってしまいます。

まあ面白い映画であることを祈りますが。

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