小林清志さんの事
小林清志さんはピーナッツとは全く接点がありません(ルパン・ファミリーの方は誰もピーナッツアニメには出てません)が、ちょっと思うところを書きます。
私はアニメの「ルパン三世」の第1期がとても好きです。初めて観たのは第2話「魔術師と呼ばれた男」。兄貴と二人で大爆笑して観ていました。
何故あの渋い第2話が大爆笑なんだ、って思われるでしょうが、
「銃が効かないパイカルに対し、ミサイルをぶっ放す、ミサイルをもろに受けたパイカルだったが、しかし彼はゆるりと起き上がる。」ここで次元が「どうかしてるぜ、あんちきしょう」と呟くんですが、ここで大笑いですよ。カッコイイ次元が渋い声で「どうかしてるぜ、あんちくしょう」とつぶやくというのがカッコ良くて、それで笑っちゃうわけなんですけどね。
自分は「カッコイイ=おもしろい」というものに結構はまってしまうものなんだな、と思ったのが、その数年後に出会った「ピーナツブックス」です。
子ども向けの漫画のような体裁をしておいて、セリフが気障でカッコ良くて笑えるのです。ほんとに笑いました。その気障でカッコイイせりふを日常会話にも使い始めたりしました(小学生が「彼は」とか「彼女は」とか言うんですからおかしいですよね。)でも自分的にはそれが気障でよかった。変わってたと思います。私の小学校高学年はピーナッツ一色でしたね。
そういう私の基礎を作ったのは、小林清志さんかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。
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