のんびりがいい
「スヌーピーのもっと気楽に」の2巻、「のんびりがいい」。
「時計の時間」に縛られず、「自分の時間」で過ごしてみよう…って、出来たらいいですよね。
河合隼雄先生の解説によれば、人間の大人は「時計の時間」で生きていますが、スヌーピーや子供たちは「自分の時間」を持って生きているから「めげない、くたびれない」のだそうです。
そうなのかなー。
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ピッチャーズマウンドでチャーリー・ブラウンが叫ぶ。「初試合だぞ、掛け声かけていこう。どんな覚悟か見せてやるんだ。」
それに対してルーシー「来年こそ見てろ!」
河合先生は、ルーシーはすでに1年後にジャンプしているとい言います。過去があって、現在があって、未来があって、と単純な1本線で時間を考えるから人生が単純になる。この子たちはそんな単純な時間を生きてはいない、と。
うーん。
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フランクリンのおじいちゃんは、同窓会などに参加して「過去に立ち返る」ことで「新しい将来が開けた」という。
河合先生によれば、老人にとって「過去に立ち返る」ことは「新しい将来が開け」ることだと子供たちは知っていて、老人と子供は「時計の時間」に縛られていない点で話がよく通じるのだそうです。
はあ。
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「スヌーピーのもっと気楽に」の解説は、色々と考えさせられます。
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