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2019.06.09

のんびりがいい

「スヌーピーのもっと気楽に」の2巻、「のんびりがいい」。

「時計の時間」に縛られず、「自分の時間」で過ごしてみよう…って、出来たらいいですよね。

河合隼雄先生の解説によれば、人間の大人は「時計の時間」で生きていますが、スヌーピーや子供たちは「自分の時間」を持って生きているから「めげない、くたびれない」のだそうです。

そうなのかなー。

・・・・・・

ピッチャーズマウンドでチャーリー・ブラウンが叫ぶ。「初試合だぞ、掛け声かけていこう。どんな覚悟か見せてやるんだ。」

それに対してルーシー「来年こそ見てろ!」

河合先生は、ルーシーはすでに1年後にジャンプしているとい言います。過去があって、現在があって、未来があって、と単純な1本線で時間を考えるから人生が単純になる。この子たちはそんな単純な時間を生きてはいない、と。

うーん。

・・・・・・

フランクリンのおじいちゃんは、同窓会などに参加して「過去に立ち返る」ことで「新しい将来が開けた」という。

河合先生によれば、老人にとって「過去に立ち返る」ことは「新しい将来が開け」ることだと子供たちは知っていて、老人と子供は「時計の時間」に縛られていない点で話がよく通じるのだそうです。

はあ。

・・・・・・

「スヌーピーのもっと気楽に」の解説は、色々と考えさせられます。

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