秋だから、ジョージ・ウィンストンが聴きたい。
ベタですねえ。
ただ、そういうと普通はオリジナル・アルバムを選ぶもんですが、ピーナッツが好きな私的には「ライナス・アンド・ルーシー~ミュージック・オブ・ヴィンス・ガラルディ」、となります。
1996年発売(まだシュルツさんも現役だった)、もう20年以上も愛聴しています。ガラルディの原曲がいいのは勿論ですが、ジョージ・ウィンストンのソロ・ピアノが素晴らしい。
「キャスト・ユア・フェイト・トゥ・ザ・ウィンド」の抒情性、「スケーティング」のわくわくする感じ、「ペパミント・パティ」の楽しさ…色々な側面をもった楽曲が1台のピアノできらびやかに演奏されていきます。
発売当時は、「感謝祭」、「マスクド・マーヴェル」、「レッド・バロン」ほか6曲のピーナッツ・ナンバーのサントラ盤未収録曲が聴くことができてとても重宝したものです。
「ヤング・マンズ・ファンシー」(「スヌーピーの木を植えよう」の曲)は聴くたびにセンチメンタルな気持ちになります。ガラルディの遺作だからか。惜しい人を早くに亡くしたとつくづく思います。
ライヴDVDも発売されましたが、その中でウィンストンは「私は何故ガラルディを弾くのか。それはピアノ曲だから。」と言っています。かっこいい。
ガラルディ作品集としてベストな選曲ですが、この後Vol.2も発売(「恋するヒマもないよ」や「短い夏だったね」など収録)、現在Vol.3も控えています。まだ曲があるのか。とても楽しみです。
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