読み返し
突然意味もなく、ピーナツブックス37巻「選挙戦だよ、スヌーピー」を読みました。
37巻は、私が一番最初に読んだピーナツブックスです。当時は小学四年生でした。
スヌーピーの選挙戦から始まり、ゴルフのマスターズ・ネタが出てきたり、スヌーピーが野球監督になったり、ウッドストックを南に連れて行ったり、等々、今読むと決して初心者向けの内容とは思えないんですが、当時の私はこれ一発でピーナッツの虜になりました。
選挙戦ネタは今読んでも意味がよくわかりません。
ある程度ゴルフの知識がないとわからないマスターズ・ネタは、犬小屋の上での空想物語ということも予備知識なしですんなり頭に入りました。子供って案外そんなもんなんですかね。
それまで全く読んだことのないタイプの漫画で新鮮だったこととか、セリフ回しがイカしていたこととかで虜になったんですが、全般的にスヌーピーとウッドストックの登場話が多めだったのも良かったのかもしれません。
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流れで60年代セレクションも読み返しました。60年代の作品はやっぱり好きです。
しかし10年間を190ページ弱にまとめているので、面白いエピソードは結構端折られてます。
この角川のシリーズも書店では見かけなくなりましたね。
ピーナッツの入門書として、手に取りやすいところに置いておいてほしいところです。
特にタウンショップのような所では常備してほしいですなあ(それともしてるかな)。
問題はこのシリーズを読んだ後、次に読む本がないということ。
長編の面白いエピソードが端折られているので、そういうのが紹介されている本が必要です。
60年代70年代の長編ものが読まれるようになれば、コミックファンが増えること請け合いだと思いますがねえ。
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そういえば、先日寄ったタウンショップ・ミニか催事場のどっちかで、スヌーピーとファーロンの2ショットのイラスト入り折りたたみ傘入れを見ましたが、スヌーピーが寝ていてファーロンがあくびをしている絵柄でした。
ファーロンのあくびのシーンって原作にはないですよね。
いよいよファーロンもシュルツさん画ではないグッズが出始めたということですね。
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