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2014.09.29

SNOOPY MY BOOK


角川文庫より発売中のSNOOPY MY BOOK ですが、実に画期的で実に惜しい本でした!

1年分のデイリー版コミックが掲載されているのですが、全て1951年くらいまでのものなのです。ですから巻頭の登場人物紹介も、チャーリー・ブラウン、スヌーピー、シャーミー、パティ、ヴァイオレット、シュローダーだけになっています。

つまりこれは、「日本で初めて発売された初期作品集」なのです。しかも300編以上収録という大ボリュームの。

しかし残念なのが、肝心のコミックの扱い。

1コマ2cm×3cmくらいの極小サイズで、掲載日付(コマの隅に書かれているヤツ)もありません。更に英語のみ。

まあ主役がコミックではないから仕方がない事かもしれません。

著者:チャールズ.M.シュルツ、と書いてあるのに、コミックがサブで罫線がメインというのは、中々チャーリー・ブラウン的というか何というか…。

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コメント

これ、ある意味すごい本でしたよね・・・。初期のコミックがたぶん全ページ違うのが収録されてますよね・・・。
でも自由帳みたいなもんですし、コミック集というよりは添付イラスト扱いで・・・。
でも先日のボールペンで描くイラスト集は自分的にはイマイチだったので、こっちを買おうかと思ってます・・・。
「ボールペン」の方は50・60年代が主で画期的なんですが、「で、どうしたらいい本なん?」って思ってしまって、手が出ませんでした。

投稿: 卓 | 2014.09.29 18:19

ボールペン本、ちょっと褒めすぎましたかね。
私はとりあえず子供と落書きします。
第3弾があるのならば、シュルツ・フォントのレタリング講座を載せて欲しいです。

さて、次は学研のムックか。このところ、出費が…。

投稿: TOSHIKI | 2014.09.29 20:44

complete のペーパーバック版がアマゾンから届きました。やはり寝ころびながら読める気軽さはいいです。50年~54年までの分でしたが、次は70年くらいのを買おうかな、と思ってます。
最初期はシャーミーが大活躍でしたが、一緒に遊ぶのがシュローダーに代わり、すでに54年にはあまり登場してません。でもスヌーピーは散歩に連れて行ってもらったり、結構なついてるんですよね。70年頃には引っ越しでもして登場しなくなったのだと思いたいもんです。
女子はパティが活発担当、ヴァイオレットはガーリーな感じ。終了まじかではヴァイオレットが意地悪代表みたいになってましたが、最初期はパティが無茶してます。でもチャーリーをどれほど好きか競争してみたり、言い合いもたまにしてます・・・。
シュローダーはチャーリーの子分みたいに付いてまわってます。このころのチャーリー&シュローダーの関係は大好きです。
この最初期は1日分4コマにいろんなアングルからキャラクターが描かれており、動きも表情も豊かです。みんな子供ぽいし(子供ですけど)。
しばらは楽しめそうです・・・。

投稿: 卓 | 2014.10.26 21:48

気軽さについては同感です。
私もピーナツブックスをボロボロにして読んでいた身ですからね。
所詮は新聞漫画(ですよね)、お気楽に読みたいものです。

ヴァイオレットはガーリーですよね。髪型からしてそんな感じですし、他のキャラよりも明らかに裕福でハイソな家庭ですしね。

ところで、いつぞやのサンデー版でチャーリーとルーシーで打順の組み合わせをしていて、指名打者をシャーミーにするというのがありました。
これには含みがある、というのは考えすぎでしょうかね。

投稿: TOSHIKI | 2014.10.27 23:39

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