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2014年7月

2014.07.31

岡山にスヌーピー・タウンショップ出店

求人広告を見つけました。

ついに中国地方にも出店ですね。タウンショップもだいぶ全国区になってきました。

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2014.07.30

大きなタイトル

今日から。スヌーピーin銀座ですな。

 
・・・・・・
 
「チャーリー・ブラウンは好きな人に嫌われたくない。これは恋の作法です。」
 
これも、「ピーナッツと谷川俊太郎の世界」に書かれていたコメントです。普通に意味が解らん。
 
・・・・・・
 
発売前の紹介文を読んだ時は、谷川俊太郎の詩集なのかなー、と思ったんですよね。
書き下ろしの詩にイラストをまぶした薄めの本なのだろうと。
 
しかし読んでみると、詩は再録ばかり。
特に、"「ピーナッツ」のみんなに"という詩を分解して、各キャラクターを紹介する見出しにしてしまうというお手軽な所業はいかがなものか。
 
ピーナッツブックスの後書きの再録という、お宝的なものもあるにはありますが…。
 
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スヌーピーがぬり絵の青空をウッドストックに塗らせてあげる、というストリップがありまして、本書でも紹介されています。
これに付けられたコメントは、
 
「ぬり絵の青空の全部をぬらせてあげるなんて、スヌーピーは寛大な友である。(原文ママ)」
 
このストリップには続きがあって、ウッドストックは青空以外も全部塗ってしまい、スヌーピーが激怒するという、全く寛大ではない展開になります。
そもそも空だけを塗らせるという小さい子を騙すような行為を寛大と言えるのか?とも思いますが、このエピソードに限らずちゃんとコミックを読んでいれば、スヌーピーが寛大だなんて書けないと思いますがねえ。
 
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つまり、元々ピーナッツに詳しくない人が、殆ど原作を読まずにストリップのチョイスをしたりコメントを書いたりしている事が疑われるのです。
 
こんな感じで谷川俊太郎にもピーナッツにも全く迫れていないという本です。
 
これでよくもまあ「ピーナッツと谷川俊太郎の世界」などと大きいタイトルが付けられたものですよ。
これは本当に呆れました。

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2014.07.28

「ピーナッツと谷川俊太郎の世界」購入

7月28日発売の「ピーナッツと谷川俊太郎の世界」を購入しました。

 
当初は「スヌーピーと8人の友だち」というタイトルが予定されていたようですが、挿入されている詩がシュルツさんとキャラクター8人についての詩だったので、まあそういう事だったのかな、と思ったり。
 
しかし、久々にひどい本が出ましたよ。
 
結局は、よくある「ピーナッツ名言集」なんですが、添えられているコメントがピントはずれで中々破壊力があります。
 
個人的にはライナス編が強力だったかな…。
 
ライナスの指しゃぶりを非難するルーシー。自分でもやってみたけど吐き気がすると言った姉に対し、ライナスは「姉さんの指はボクのより味が悪いんだ!」と反論。
四コマ漫画のオチとして秀逸ですよね。しかしこれについてのコメントが、
 
「ライナスは考える。姉を傷つけない言葉を。」
 
 
先生に勧められた本について「得難い経験でした。人格が向上したような感じです」と言い、先生を持ち上げるライナス。チャーリー・ブラウンのつっこみに対して「先生を幸福にしてあげるのは悪い事かい?」としれっと言うライナス。
これもキツいオチだなあ…。しかし、コメントでは、
 
「ライナスの言葉には、先生の人格を傷つけない優しさがある」
 
なんのこっちゃ。
 
例をあげたらキリが無いんですが、割とこんな感じです。結局ピーナッツって、優しさか?
 
シュルツさんが丹精込めて描いた四コマ漫画が、このセリフだから締まるっていう完成度の高いオチが台無し…。これでは笑うに笑えません。
 
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最後に谷川俊太郎が1969年に書いた文が後書きのように唐突に出てきますが、これがピーナツブックスの1巻の前書き&後書きと4巻の後書きを繋げたものだったので、びっくりしました。
 
元の文がこれで、ピーナツブックスでは分割され掲載されてたんでしょうか?
 
しかしこれも昔を知っていればこそで、若い人はどう思ったでしょうね。
ちゃんとした書下ろしの後書きを読んでみたかった。

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2014.07.25

銀座探訪

仕事ついでに銀座へ行ってまいりました。

 
まず某有名レコード店で、23日に再発売になった「ハッピー・アニヴァーサリー・チャーリー・ブラウン・アンド・スヌーピー!」の扱いの確認。
 
流石、銀座の老舗レコ屋。"GRP MASTERS COLLECTION 1000" 全50枚全て揃えられていました。
全てブック陳列ではありましたが、まあそれは仕方がない事です。各2枚づつ揃えられており、これは全く売れていないのか、常に2枚づつになるように補充しているのか定かではありませんが、後者であって欲しいです。
 
さて、果たして私はこのCDを買ったのか?
 
しばらく手に取って、どうしようかどうしようかと悩みましたが…結局見送りました。
CDは既に2枚持っていますし、LPとカセットも持っています。ライナーが書きおろしだったら買う価値があるかもしれませんが、1000円の廉価版でそれはありません。
 
ひょっとして、"in銀座"期間中にまた寄って、買ってしまうかもしれません。
 
とりあえず、チラシだけ貰ってきました。

Grpsn1

Grpsn2

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地下道には"in銀座"の予告広告が既に貼り出されていました。
ちらしも併置されていましたので貰って帰ってきました。

Inginsnchi

公式サイトで確認できる電子チラシと全く内容が同じですので、取り立ててどうこうというものではありません。
 
しかしまあ、和風のグッズが大量に出ますね。
前に書いたことがありますが、ピーナッツというのは私にとっては少年時代のアメリカに対するの憧憬のひとつという側面もありまして、このような所謂「ご当地」化というものは、夢が壊れるというか、あまり好きにはなれません。
ディズニーはこの手の物から撤収しつつあるように思えますが、ピーナッツは相変わらずですな~。
 
まあともかく、夏の風物詩。いよいよですね。

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2014.07.23

ぎゅっとしてHAPPY!!購入

今週は表題のムックはじめ、谷川俊太郎の詩集やCDの再発など、来週はin銀座がスタート、と賑やかになってきました。

 
和製誕生日の8月10日も近付いてきました。カートゥーン・ネットワークで映画の放送もあります。ツイッターやフェイスブックも何やら始まったようで。
 
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さて、ムックですが。
 
そもそも「ビーグルハグ」という言葉は日本側スタッフの造語だと思っていました。
"Beagle hugs ...(主語+動詞)"か、"... hug a beagle"しか無いと思っていたんですが、1971年のコミックで使われていたんですね。
 
ただし、今回のキャンペーンでは「ビーグルハグ」は「ビーグルが抱きしめる」「ビーグルを抱きしめる」ではなく、「暖かくふんわりした気持ち」という意味になっているようです。
この辺、ちょっと違和感があります(朝日新聞の連載がハグと関係ないものが多いのは納得しましたが)。
 
コミックに描かれたビーグルハグは現実の世界にも広がっているそう…なんて記述もありますが、これはちょっと関係ないんでは?
 
・・・・・・
 
このムックで収穫があったとすると、65周年記念イベント開催のお知らせでしょうか。
 
今年の12月から展覧会が始まるという事で、連載開始の10月まで約10か月の期間、全国巡回しながら継続するという事なんでしょう。
その頃には新作映画も公開間近になっているでしょうし、色々楽しみが増えました。
 
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新作映画といえば、21世紀FOXがワーナーを買収しようとして拒否されたというニュースが出ました。
 
今のところまだ諦めていないようで、敵対的買収もありうるなんて意見もありますね。
シュルツ氏遺族には先見の明があったということでしょうか?

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2014.07.14

延期&タイトル変更

今日は本来ならば「スヌーピーと8人の友だち」の発売日だったんですが、7月26日に延期になって、さらにタイトルも「ピーナッツと谷川俊太郎の世界 SNOOPY & FRIENDS」に変更になったようです。

 
何だか堅いタイトルになりまして、果たしてどんな内容になるのやら。基本的には詩集でしょうが。
 
スヌーピー・カウンセラーの方の本は、しばらくは出そうにないですね…。

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2014.07.08

「さがせ!」の第2弾

現在日本で最もピーナッツ関連本を刊行し続けている出版社は、宝島と学研になっていました、いつの間にか。

前者は付録がメインですが。

学研さんは、8月に「スヌーピーをさがせ!」の第2弾を出版するという事で、全然リアル店舗で見つけられないんですが、それなりに好調なんですね。

  

しかし、「おばけとあそぼう」って、一体どんな内容なんでしょう??

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2014.07.07

ポジティヴな…

今日からタウンショップ鹿児島店が改装休業に入ったんだそうです。

 
行った事無いので知ったかぶりですが、今まで2階で隣接していたキディランドとスヌーピー・タウンショップが揃って4階に移転する、と。
 
しかしタウンショップではなくタウンミニとしてキディランド内に移設されるという事で明らかに減床なわけで、地元ファンの方々にはショックな事なんではないかと思われますが、ブログでは、
 
> 8/8(金)には、スヌーピータウンミニ鹿児島店として、新しく生まれ変わりますので
> 乞うご期待くださいませ(*^・ェ・)ノ
 
…ポジティヴですねえ。
 
かつて船橋のタウンショップが3段階で縮小していくのを見てきましたが、あれは寂しかったですね。取扱いアイテムが減るのは勿論、遊び心も無くなっていきましたから。
 
"ご期待"だけさせてユーザーをがっかりさせない工夫だけはちゃんとして欲しいものです。

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2014.07.02

SNOOPY in SEASONS 夏号(?)、収穫あり!

6月30日に学研のムック"SNOOPY in SEASONS -PEANUTS outside fun activities-" が発売になりました。

 
46ページ中21ページがグッズ関連記事というバランスはちょっと偏っているかと思いますが、まあ夏ですからねえ。雰囲気は悪くないです。
 
夏に因んだビーグルスカウトのコミック選とか、ケーキ作りとか工作とかのページもあって、何かこういうのって既視感だなあ。
5月に"LOVE WOODSTOCK" が出たばかりで、この2ヶ月間は本当に月刊SNOOPY状態でした。
 
さて。

Roysn

ロイ(人間の方)が登場人物紹介に載っているのって、画期的ですね。

ロイは、フロイド、イーサン、コーマックといった所謂夏男達と違い、チャーリー・ブラウンとペパミント・パティを引き合わせた重要人物なので決して忘れてはいけません。

・・・・・・

さて毎度おなじみ、パックン翻訳のコミックなんですが、

Browneyedsn

これが今回の最も重大な収穫。
パックンって高校のプロムで学年一かわいい女子を誘ってうまくやってたり、チャーリー・ブラウンとは真逆なヤツだと思ってましたが、ありがとう(って全然関係ないよね)。

この4コマ目の、"Well, I'll be a brown-eyed beagle !" の訳。

谷川俊太郎訳では、「ぼく素直になろうっと!」。

笹野洋子訳では、「そうか、ぼくは茶色の目をしたビーグルなんだ!」。

筋が通っていないというか、しっくりしません。勿論、自分で訳しても訳判らず。

それが、「茶色い目のビーグル=ありえない(くらいうれしい)」という意味だったとは。

ビーグルの目の色って、黒かったんですねー。ただ、黒と茶色の差って、ありえないという程のインパクトが無いような気もしますが。

ん?

しかしデリック・バング氏もこのセリフをもって「スヌーピーの目の色が判った」というような事を書いてませんでしたっけ。

うーむ。

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2014.07.01

8月10日の誕生日特番

http://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/view/00675

8月10日(日)のスヌーピーの日本での誕生日に、カートゥーン・ネットワークで4時間の特番を放送するようです。

「チャーリー・ブラウンという男の子」「スヌーピーの大冒険」「幸せのブランケット」の3本立てです。

「がんばれ!スヌーピー」と「ヨーロッパの旅」は放送しなくなりましたなあ…。

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