LOVE WOODSTOCK 購入(その2:変遷?)
1日に書いたウッドストックの性別についてのシュルツさんの発言ですが、よく調べたら英語版ウィキに載っていましたね。
かといって、ウッドストックと命名される以前から、「彼」と呼ばれていた事実に変わりはありません。
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「LOVE WOODSTOCK」についての続きです。
"PEANUTS"に初めて鳥が登場した日>>1950.12.20
それからさまざまな経緯を経て、ウッドストックへ。
…という記述が4ページ目にあります。
果たして、初期のリアルな鳥っぽい鳥が徐々に頭身が詰まってウッドストックになっていったんでしょうか。
他のページを見ても、何かそういう感じでまとめられてますね。
なるほど確かに鳥っぽい鳥(めんどくさいので以下「成鳥」と表記)も60年代になると、行動やスヌーピーとの絡み方など、ウッドストックの原型っぽい性格を帯びてきています。
しかし、真のウッドストックの原型は1966年3月4日、3度目のスヌーピーの犬小屋上で孵化(しかも今回は寝ているスヌーピーの腹上)した雛なんではないか、と思うのであります。
それまでに登場していた成鳥には見られなかった「ボサボサ頭」と「飛ぶのが下手」というウッドストックの特徴を備えたのは、この時誕生した小鳥が初めてなのです。
以前、「ウッドストックはネオテニー(幼形成熟)か?」というのを書きましたが、ウッドストックが成鳥と違った姿なのは、元々巣立ちをしたばかりの幼い鳥としてデザインされたからではないかと思うのです。
頭のボサボサは産毛、飛ぶのが下手なのはスヌーピーが強制的に巣立ちをさせた為ではないでしょうかね。
頭のボサボサは産毛、飛ぶのが下手なのはスヌーピーが強制的に巣立ちをさせた為ではないでしょうかね。
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シュルツさんも計画的だったのか、勢いに任せていたのか、この回以降(多少時系列が曖昧な3月20日のサンデー版を除き)何故か成鳥は登場しなくなりました。
余程、この小鳥のデザインが気に入ったんでしょうかね。
しかしムックを見返せば見返す度に、ウッドストックのデザインの完成度の高さに感心(というと偉そうですが)しまくってます。
鳥なのに嘴が無いのというのが凄い。これでもう只の鳥の枠を超えた存在になってます。
線はシンプルに、表情は豊か。
つくづく、シュルツさんは天才だな~と思うのでありました。
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