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2014年6月

2014.06.30

来年公開の「スヌーピー」映画、米投資家もヒットを確信

今日は仕事帰りに学研のムックを買おう…。

それはそれとして、

来年公開の「スヌーピー」映画、米投資家もヒットを確信

ぶち上げられてますなあ。これでまた更に投資を集めるんでしょうなあ。

アイコニック・ブランド・グループというのは、数年前にユナイテッドメディアを買収した会社で、"Peanuts Worldwide"を設立したのは同社です。

「映画がヒットすれば、同社の売上倍増もあり得る」か…。
これはさすがに内容次第と言わざるを得ないでしょう。

あと、キャラクターグッズのシェアが高いからといって、日本に過度の期待をするべきではないかもしれません。

日本では、グッズに比してコミックやアニメなど「ピーナッツのストーリー」にはあまり関心が集まっていませんからね。

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2014.06.28

米版"This is America, Charlie Brown"届く

日本では9月3日に発売になる「スヌーピーと学ぼう!アメリカの歴史」のDVDですが、アメリカでは6月17日に発売になっております。

そいでもって、本日船便で我が家にも到着しました。
 
パッケージにはしっかり「リージョン1」と記載されていましたが、実際は…

Tiacbt

DVDを挿入すると、再生可能(リージョン・フリー)なだけではなく、しっかり日本語の警告文が表示されました。

実はこういった例は初めてではなく、今までも一部のDVDが同様の仕様になっていました。

そんな中でも印象深いのは「スヌーピーの選挙活動」リリース時ですかねえ。
カップリングは日本未公開の「スヌーピーのいじめっ子と勝負」だったんですが、リージョンフリーなだけでなく日本語吹替音声が入っていた事に驚いたのなんの。
当初は日本盤の発売予定がありませんでしたので、「日本未公開作品の日本語吹替版DVDがアメリカで発売されている」と騒いだもんでした。

ともかく、これで一つはっきりしたのは、9月に発売される日本盤とアメリカ盤は仕様が全く同じという事です。

Tiacbo

収録音声が英語とスペイン語というのは、ヒスパニックが多いアメリカなら解ります(昔ロスアンジェルスに行った時、店内半分がスペイン語盤コーナーになっているレコード屋を見たりしました)が、日本ではそれ程の需要は無いですよね。普通は日本語と差し替えるでしょう、はっきり言って手抜き。

閑話休題。

メニュー画面で邦題の確認をしてみましょう。

Tiacbm1

Tiacbm2

おみごと!

全タイトルが「スヌーピー~」で統一されているではありませんか。ヤレヤレ。

こんな邦題ですが、スヌーピーが「まんがはじめて物語」のモグタンよろしく活躍するような話ではありません、念のため。

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2014.06.24

65周年先取り

6月28日から台湾の高雄市で、ピーナッツの65周年巡廻特展というものが催されるようです。

 
 
台湾では年齢は数えだと聞いたことがありますが、周年も数えでカウントするんでしょうかね。
 
しかし、期間が2か月強とか、長いですなー。凄そうです。
 
高さ3mのスヌーピーとかラッピング車両とか、写真を見る限りとてもいい雰囲気。
気になりますなあ。
 
日本では去年でっかいのをやってしまいましたからなあ。来年は大丈夫でしょうか。

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2014.06.23

命名祝日

「命名祝日」といっても、ベートーヴェンではありません。

 
昨日6月22日は、ウッドストックの命名日でした。
自動更新でしょうが、日曜日なのに公式サイトのトップページが珍しく更新されていましたね。
昔はシュルツさんが亡くなっても月曜日まで更新しなかったものですが(今とは運営会社が別です)。
 
さて、更新されたウッドストック・ブログの記事、その内容ですが、
 
 
> 当初は上手く飛んでいたようにも見える鳥ですが、
 
> ウッドストックは渡り鳥なのに、まっすぐ飛ぶのが苦手です。。
 
 
…といった文言が。
 
そして画像。

Woodntrans

この画像、なんか国産じゃないっぽいですな。

飛ぶのがうまかった初期の鳥と、飛ぶのが下手なウッドストックの原型の小鳥は、別の個体だと思うんですが、もうこれが公式なんでしょうかねえ。

ヌケサク鳥誕生エピソードは、所謂黒歴史になってしまったんでしょうか。

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2014.06.22

待望の"This is America, CB"DVD国内盤発売決定!

これは本当に朗報!! ←実は悲報でした(後述)

遂に"This is America, Charlie Brown" 全8話を収録したDVDの日本盤が発売される事になりました。9月3日発売です。
 
邦題が「スヌーピーと学ぼう!~アメリカの歴史~」というのは残念なポイントですが、とにかくめでたい!!!
 
何しろ、これまで日本ではこの8話中3話(DVDでは「メイフラワー号」と「NASA」、NHKでは「NASA」と「アメリカの音楽と英雄」)しか紹介されていなかったのですから。
 
つまり、新規の吹替録音をしてまで発売するという事ですよ。
最近のワーナーホームビデオさんは、日本未発表で過去に録音された吹替が存在しない作品は発売を見送る(!!!)という大胆な仕事をしていましたから、私は諦めていました。
 
まあ内容的には優先的に観るべき作品ではありませんが(それを言っちゃぁおしまいか)。
 
出来る事なら、8話全てを新規録音して欲しいところですが、さすがにそこまではむりでしょうかねえ。特に「アメリカの音楽と英雄」の歌のシーンは酷いですよ。内容が内容だけに、台詞が上手でないと鑑賞が辛いと思います。
 
アメリカでは"The Charlie Brown and Snoopy Show" 全18話収録の2枚組DVDも発売になっていますので、ついでにこれも何とかして欲しいものです。
これはNHKで全話放映されていますので、音声はありますぞ。演技はナニですが。
 
追記)
 
先程情報提供がありまして、再調査してみますと、今回のDVDは日本語吹き替え版ではないという事が判明いたしました。
因みに、音声は英語とスペイン語のみ、字幕は英語、日本語、フランス語です。
 
なんてこった!!ぬか喜びもいいとこです。
 
『最近のワーナーホームビデオさんは、日本未発表で過去に録音された吹替が存在しない作品は発売を見送る(!!!)という大胆な仕事をしていましたから』
 
と書きましたが、やはり基本的には吹替という手間と経費をかけてまでDVDを販売しようという気は無かったんですな、メーカーさんは。
 
大方、言い訳としては『スヌーピーと一緒にアメリカの歴史を勉強しよう、同時に英語の勉強もできます』てなとこなんでしょう。
 
元の文章は、自分の間抜けさ加減を晒すために残しました。
 
※タメイキ※

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2014.06.21

スヌーピーの星が刻まれる

2015年度ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星になる(?)30人のリストが発表されましたが、スヌーピーがその栄誉を受ける事となりました。

 
何故今?という気もしなくもありませんが、2015年は連載開始65周年、テレビアニメ放送開始50周年、新作映画公開、と目白押しですので、これらに合わせてというのは明白であります。
 
兎も角、めでたい。
 
因みに、シュルツさん本人は既に星が刻まれています。
出来れば、チャーリー・ブラウンも何とかして欲しいですが、版権ビジネス的にはスヌーピーの足元にも及ばないでしょうし、無理ですな。

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2014.06.18

スヌーピーin銀座2014、決まりましたな

Sngnz14

花のお江戸物語、とな。

何に因んだテーマなのやら、はて。

2009年に「東京再発見」というテーマで1回やっておりますが、今回は江戸。

カットは、スヌーピーが番頭、ウッドゥとレイモンドが丁稚という感じでしょうか。

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2014.06.13

ぎゅっとしてHAPPY!!

最近、学研のムックにばかり気を取られて、年1回の集英社のムックの事をちょっと忘れておりました。

PEANUTS BRAND BOOK SNOOPYのぎゅっとしてHAPPY!! (集英社ムック)

7月下旬発売、1566円。

集英社のムックは毎回テーマが決まっていますが、今回は「ビーグルハグ」だそうで。

しかし、7月は本当に出版ラッシュになってしまいました。

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2014.06.11

8人の友だち追加情報

7月発売予定の「スヌーピーと8人の友だち」の追加情報が角川書店さんのサイトに載っていました。

タイトルは正式には「スヌーピーと8人の友だち 谷川俊太郎とピーナッツの世界」のようで、内容は、

『谷川俊太郎さんが「PEANUTS」の作者シュルツさんやスヌーピーなど、各キャラクターに捧げる詩を作りました。かわいいだけではない、コミックの深さや広さを体感できる1冊』

だそうです。

という事は、基本的にはピーナッツのイラスト(orコミック)をあしらった谷川俊太郎の詩集?

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2014.06.07

LOVE WOODSTOCK 購入(その3)

しつこくも"LOVE WOODSTOCK"ですが、まず裏表紙に誤植を発見しました。

オリビエがオリバーになっています。
 
・・・・・・
 
1987年のシュルツさんの所謂「ウッドストック=女の子?」発言は、英語版ウィキペディアで確認しました。
 
発言の冒頭、「私はライフ誌のウッドストック・フェスティヴァルの記事を読んでいた」とあります。
シュルツさん、昔はウッドストックの名前については「ウッドストック・フェスティヴァルとは関係ない、響きがいいから付けた」みたいな事を言っていたのに…。まあライフは1967年にスヌーピーとチャーリー・ブラウンが表紙を飾りましたから、シュルツさんが贔屓にしていてもおかしくありません。当時は最盛期で850万部だったそうで(ウィキによる)、当然読んでましたな。
 
まあそれはそれとして、ウッドストック・フェスティヴァアルが行われたのは1969年8月。ライフのウッドストック特集号が出たのが9月。
 
シュルツさんが読んだのが、本誌だけでなくこの特集号だったとすると…。

Woodfes1

シュルツさんはこの表紙を見ていたわけで、とすると、この鳩がウッドストック命名のヒントになった可能性も考えられるかもしれません。
 
巡り巡って2009年、命名のネタ元とのコラボに至ってますし、ね。

Woodfes2

・・・・・・

しかし、実際のフェス開催からも、雑誌の刊行からも、命名までちょっと間が空き過ぎているのも気になるところです。

ウッドストックは映画公開が1970年3月で、広告やポスターでも同じ図柄が使われていたので、こちらの影響の方が大きかったかもしれませんな。

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2014.06.06

LOVE WOODSTOCK 購入(その2:変遷?)

1日に書いたウッドストックの性別についてのシュルツさんの発言ですが、よく調べたら英語版ウィキに載っていましたね。

かといって、ウッドストックと命名される以前から、「彼」と呼ばれていた事実に変わりはありません。

・・・・・・
 
「LOVE WOODSTOCK」についての続きです。
 
"PEANUTS"に初めて鳥が登場した日>>1950.12.20 
それからさまざまな経緯を経て、ウッドストックへ。
 
…という記述が4ページ目にあります。
 
果たして、初期のリアルな鳥っぽい鳥が徐々に頭身が詰まってウッドストックになっていったんでしょうか。
他のページを見ても、何かそういう感じでまとめられてますね。
 
なるほど確かに鳥っぽい鳥(めんどくさいので以下「成鳥」と表記)も60年代になると、行動やスヌーピーとの絡み方など、ウッドストックの原型っぽい性格を帯びてきています。
 
しかし、真のウッドストックの原型は1966年3月4日、3度目のスヌーピーの犬小屋上で孵化(しかも今回は寝ているスヌーピーの腹上)した雛なんではないか、と思うのであります。
 
それまでに登場していた成鳥には見られなかった「ボサボサ頭」と「飛ぶのが下手」というウッドストックの特徴を備えたのは、この時誕生した小鳥が初めてなのです。
 
以前、「ウッドストックはネオテニー(幼形成熟)か?」というのを書きましたが、ウッドストックが成鳥と違った姿なのは、元々巣立ちをしたばかりの幼い鳥としてデザインされたからではないかと思うのです。
頭のボサボサは産毛、飛ぶのが下手なのはスヌーピーが強制的に巣立ちをさせた為ではないでしょうかね。
 
・・・・・・
 
シュルツさんも計画的だったのか、勢いに任せていたのか、この回以降(多少時系列が曖昧な3月20日のサンデー版を除き)何故か成鳥は登場しなくなりました。
余程、この小鳥のデザインが気に入ったんでしょうかね。
 
しかしムックを見返せば見返す度に、ウッドストックのデザインの完成度の高さに感心(というと偉そうですが)しまくってます。
 
鳥なのに嘴が無いのというのが凄い。これでもう只の鳥の枠を超えた存在になってます。
線はシンプルに、表情は豊か。
つくづく、シュルツさんは天才だな~と思うのでありました。

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2014.06.01

LOVE WOODSTOCK 購入(その1:ウッドストックの性別)

5月31日発売「LOVE WOODSTOCK」を買いました。

ビーグルスカウトの面々個々のキャラクター紹介がされてまして、全体的にいい本だと思います。
 
しかし、問題もちらほら。
 
2ページ目、いきなり衝撃的な見出しが目に入ります。
 
"秘書の女の子だった小さな小鳥はスヌーピーの大親友『ウッドストック』に変わりました"
 
ウッドストックが女だった??
 
要約すると、「小鳥がスヌーピーの秘書をする事になり、秘書なら女の子の方がふさわしいだろうと思ったが、ウッドストックと呼ぶことにより男の子に変わった」という事なんですが、これをして「女の子だった」というのにはちょっと異を唱えたいですな。
 
コンプリート・ピーナッツの1966年~1970年までを検索して検証してみます。
 
・・・・・・
 
1966年、寝ているスヌーピーの腹の上に鳥が巣を作り、そこで2羽の雛が生まれます。
巣立ちの後、しばらくは2羽一緒に登場していましたが、やがて1羽だけになりました。この時スヌーピーは初めから"He"と言っていました。
 
その後もずっと"He"が続き、1970年にスヌーピーがビーグル長官に就任。
ここで、このヌケサク鳥は秘書になりましたが、この期間は"My Secretary is..."と表現されるだけで代名詞が全然使われておりません。
 
退任後、秘書週間のエピソードや、「私はビーグル長官の元秘書だった」という著作をしている時はまたスヌーピーから"He" と言われるようになります。
タイプライターを打っていない時も勿論"He"です。
 
・・・・・・
 
ビーグル長官の秘書時代は、確かに性別がはっきりしませんが、はっきりしているのは決して「彼女」とは言われなかったという事。
そしてその後、ビーグル長官退任後からウッドストック命名までの間は「彼」として秘書を続けています。
 
オリジナルのシュルツさんの発言はよく解りませんが、このムックによれば、「名付ける前に、既にコミックに頻繁に登場していた小さな鳥は、スヌーピーの秘書をしている女の子として描こうとしていました」と言った事になっています。(追記:1987年のインタビューらしいです)
 
うーむ。この発言、何度読んでも意味が通っていないというか、よく解りませんな。
 
それまで「彼」として登場していた鳥とは別の個体の「女の子の鳥」を秘書として描こうとしたという事でしょうかね。
女の子にしようかと、ちょっと思っただけ、という可能性もあります。
 
いずれにせよ、この発言だけで「ウッドストックは最初は女の子だった」というのは性急すぎます。
 
これがまた、「スヌーピーは目が悪い」みたいに、一人歩きしない事を願います。

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