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2014年4月

2014.04.30

スキンヘッドのスヌーピー

ブラジルの小児がんキャンペーン"Bald Cartoons"で、スヌーピーがスキンヘッドに。

www.baldcartoons.com

がん治療で頭髪を失った子供たちを応援するため、著名なカートゥーン・キャラたちがスキンヘッドになっている模様です。

Bdsn

画像の順番はちょっと編集入れました。

人間はとりあえず頭を丸めればスキンヘッドに見えますが、元々頭髪が無い動物キャラは表現が大変ですな。

動画もアップされていますが、それを観るとガーフィールドは片手にシェーバーを持っているのが判ります。
ガーフィールドにはガーフィールドらしいユーモアが感じられますが、対してスヌーピーはどうなんでしょう。何か魂が入っていない気がします。シュルツさんが描いたら、また違ったでしょうねえ。
デザイン的には、毛を剃った部分の方が盛り上がっている様に見えるのが失敗でしょう。

まあそんな細かい事より、チャリティーの方が大事なのは解ってますが。

しかし、オリーブの潔さに比べてキティのは何なんだ。

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2014.04.29

1992年の広告のスヌーピー

たまたまパラパラとめくってみた「ザ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」というムック。

1992年にウィーン・フィル創立150周年記念で出版された本なんですが、表紙をめくった見開きにスヌーピーの姿が。

Hikerundesu

今まで全く気が付きませんでした。
 
これは、YAMAHA PIANO PLAYER(カタカナ表記は「ピアノ・プレーヤ」)という所謂電子ピアノの広告で、「ひけるんです」という専用の練習ソフトにスヌーピーが使用されていたようなんですが…記憶が今一つで、こんなのあったかなあ、という感じです。
 
ケンウッドのアローラやウッドストックはよく覚えているんですが。
 
しかし、この色彩というかデザインというか、何かやはり90年代っぽい懐かしい感じがしますね。
 
・・・・・・
 
因みに1992年のピーナッツ事情を振り返ってみますと…
 
・角川の"featuring Snoopy"は、この年までは順調に刊行されていて、12月に11巻が発売(しかしこの後2年間は新刊が発売されず)。
書籍はほぼ角川のみで、広淵先生や講談社の文庫本もまだ出ていない。
絵本「チャーリー・ブラウンなぜなんだい」は1991年に出ていた。
 
・アニメのテレビ放送は無し。但し、劇場版2作は1991年に深夜放送されていた。
レンタル屋には学研版のビデオが並んでいた。
ポニーキャニオン版のセル・ビデオは1993年から開始。
 
・スヌーピータウンはまだ無い。
各種イベントもまだ無かったんでは。
 
・・・・・・
 
70年代が第一次ブームだとすると、1995年以降が第二次ブーム(講談社文庫スヌーピーのもっと気楽に、スヌーピータウン・オープン等)と言えると思いますが、1992年はちょっと地味な時期だったかも。
 
絵本や映画の深夜放送はちゃんとチェックしていたので、個人的にはその頃もピーナッツに対する興味は失っていなかったようです。

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2014.04.26

タウンショップ仙台店ほか、行っていないのに書く

この1週間はピーナッツ的トピックが集中してましたね。

 
19日には、スヌーピー茶屋オープン。
25日には、スヌーピー・タウンショップ仙台店がオープン。
26日には、ららぽーと東京ベイでスヌーピー・ジャパネスクフェア開催。
 
勿論、どれにも行けてません…。
 
・・・・・・
 
スヌーピー茶屋はブログなどで色々写真を観ましたが、中々雰囲気のある佇まいでいいですね。
店内もかなり仕込まれている感じで。逆に投資回収できるのかとか、余計な事を考えてしまいますが。
 
ららぽーとのヤツは匠展のショップだけ独立したもののようで。「幸せ探し展」に対する「ハピネスマーケット」のようなものでしょうかね。
しかし、ららぽ東京ベイとは。ここにはかつて大谷さんがデザインした旧タウンショップがあったところなんですよねえ。奇しくも同じ大谷さん絡みのイベントが開催されるとは…。
 
・・・・・・
 
タウンショップ仙台店。仙台も旧タウンショップのキオスク店があったんですよね。
しかし「東北初のタウンショップ」という報道がされていて、旧タウンショップは無かった事にされています。
上小田井店オープンの時も「名古屋に初オープン」とか書かれていましたっけ。
 
「限定ショップ出店後に正式オープン」という流れも出来つつあるのかな。
 
このところのタウンショップといえばモールにキディランドと一緒に出店というケースが多かったと思いますが、今回はキディランドを閉店してタウンショップにするという特殊パターン。
今のところキディランド移転という話も出ていないようで、スヌーピーに絞った方が勝算があるという判断だったんでしょうかねえ。ちょっと不思議です。リラックマストアは健在のようですね。
 
今回、プレスリリースをまだ見ていないんですが、多分所謂郊外型コンセプトでは無いんでしょう。
しかし、伊達正宗調の限定グッズのデザイン。あんなへろへろした絵でいいんでしょうか。
と、ちょっと思いました。

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2014.04.23

ピーナッツのゴースト問題(その2)

ピーナッツのゴースト問題…(その1)を3月に書いて1か月以上経ちましたが一応続きを。

 
前回、何故シュルツさんは自分で描けたはずの最終回を自分で描かなかったのか甚だ疑問だ、と書きました。
これについては、この1か月でちょっと考えが変わりました。やはり、描けなかったのではなかろうか、と。
 
・・・・・・
 
連載最終回間際のシュルツさんをまとめると、以下のようになります。
 
1999年:
11月16日、癌の手術のため緊急入院
11月30日、退院
12月14日、引退宣言
2000年:
1月3日、デイリー版最終回掲載
2月12日、死去
2月13日、サンデー版最終回掲載
 
入院期間が2週間、退院してから引退宣言までが2週間、すべて火曜日というのが妙な符合ですが、まあそれはそれとして。
 
シュルツさんが退院した時の記事を読みますと、その時点で"デイリー版は年内、サンデー版は2月まで描きあがっている"とあります。
入院中は当然執筆していなかったはずですから、入院前の11月15日時点でデイリー版7週間分、サンデー版12週間分を描きためていた事になります。
 
余談ですが、伝記によりますとシュルツさんは"デイリー版は締切プラス6週間分、サンデー版は締切プラス10週間分前倒しで描いている"という事ですので、これはデーリー版の締切が1週間前、サンデー版が2週間前という事なんでしょう。
 
で、12月14日の引退宣言ですが、この時にデイリー版・サンデー版それぞれの最終回の掲載日が発表されています。
デイリー版についていうと、最終回は2000年1月3日。
 
以下、とりあえずデイリー版に限定して書きます。
 
・・・・・・
 
これは推測なんですが、新聞記事では「年内分描きあがっている」となっていましたが、実際には1月1日(土)まで描かれていたんではないでしょうかね。
1週間単位でまとめて描いていたとすると、その方が自然です。
 
そうすると、「術後の経過がよろしくなく、退院後は1話も描かずに連載続行を断念。既に描きあがっている1月1日までの分に過去のカットを再利用した1話を加え、1月3日を最終回とした」というストーリーが出来上がります。
恣意的ですかね。
 
・・・・・・
 
この辺りの情報を整理して判ってきたのは、シュルツさんの最晩年の作品はほぼ入院前の11月15日までに描かれたもので、引退を前提に描かれたものではない、という事です。
枯れてきてはいましたが、最終回直前まで現役感バリバリ(?)で描かれたものなんですなあ。
 
ところが最終回については、自分で描く事も出来ない状態で制作されたのかもしれません。推測ですが、状況的にはそう思わざるを得ません。辛い事ですね。
 
しかし、それ程までに体調が悪かったとして、シュルツさんはあの最終回の構成に実際どれだけ関わっていたのでしょうか?
何だかゴースト度は深まってしまったのでした。

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2014.04.10

メートル法をおぼえよう

通勤途中のラジオで聴いたんですが、4月11日はメートル記念日なんだそうです。

 
現在、メートル法を導入していない国はアメリカ含め三国(うちミャンマーは導入に動いているので近々二国になる)で、アメリカでは一時期導入しようとしていたがそのうち曖昧になった…という話になって、ああ、そういえばピーナッツでもそういう話があったなあ…などと思ったのでした。
 
アメリカでは1975年にメートル法転換法というのが成立したんだそうですが、ピーナッツの世界で最初にメートル法の話題が出てきたのは、多分1971年11月19日(Complete Peanutsによる。以下同)。法案よりもだいぶ早いですね。
 
このデイリー版のネタは、アニメ「恋するヒマもないよ、チャーリー・ブラウン(恋はおあずけ)」にそのまま使われていますが、このアニメも1973年放送で、まだ早いです。
 
教育現場では早々と導入されていたという事なんでしょうが、混乱もしたでしょうし、話題にもなっていたんでしょう。
谷啓版フランクリンの「もう絶望だ、長さも重さも死ぬまで何も測れない」というセリフが印象的でした。
 
しかし、コミックでは1974年にまた登場しますが、何故か肝心の1975年にはネタが無いような。
政治的な話題になる事を避けたんでしょうかね?

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2014.04.07

世界初の「和」とは?

4月19日、大分県の由布院に「スヌーピー茶屋」なるものがオープンだそうで。

 
プレスリリースには、"ソニー・クリエイティブプロダクツと寺子屋は4月19日、PEANUTSビジネスのさらなる拡大を目指し、PEANUTS WORLDWIDE LLC(米国NY)とライセンス契約を締結"とあります。
寺子屋というのは、スヌーピー匠展にも出ていた㈱寺子屋さんの事でしょうか。
 
記事を読んだ感じとしては、スヌカフェよりは作り込んでいそうですが、こだわりのメニューとかオリジナルグッズ販売とかいうコンセプトが、和と洋の違い以外はスヌカフェと一緒のような…。 余計なお世話ながらも大丈夫か?とちょっと心配だったりします。
海の向こうの「チャーリー・ブラウン・カフェ」は元気でしょうか。
 
それはそれとして、あちこちで見かけるスヌーピー茶屋のニュースの見出しですが、"世界初のピーナッツの和カフェ"という表現はどうなんでしょう。
"ピーナッツ初の常設和カフェ"と書いている記事もありますが、こちらの方が的を得ているように思います。
 
しかし、大分は容易には行けませんなあ…。

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2014.04.05

恒例の SNOOPY in SEASON 春

学研のムック "SNOOPY in SEASON" 。4月4日、仕事帰りに購入しました。
 
最早、21世紀の月刊スヌーピー(ただしコミック連載の無い後半ページだけ)と化しているといっても過言ではない…過言かもしれませんが、私はそう思っております。
 
一番の読み物は、パックンの連載で、今回は春のコミック厳選集。主に野球ものを取り上げており、スポーツは他にフットボール、テニスなど。その他エイプリルフールとイースター・ビーグルを採り上げています。
 
ただし、チョイスされているコミックは必ずしも春ではありません。野球は夏が多く、ルーシーのフットボール引っ込めは10月です。この辺、ちょっと詰めが甘かったですね。
 
しかし、トルーマンのパロディとか、説明されなければわかりません。
 
・・・・・・
 
絵本「スヌーピーをさがせ!」の広告が見開きで載っていました。
 
私はまだ購入しておりません。
さすがにこれは現物を確認してからでないと、と思い、横浜の巨大書店とかで探したんですが在庫が無く、今に至っております。
 
この広告では、"シュルツさんが描いたのではない"絵のシールやキャラクター紹介のページとかが確認できますが、中々強烈ですなあ。
 
キャラクター紹介は配色が気になりますね。
 
スリーとフォーの髪はピンク、シャーリーやホセ・ピーターソンの髪はブルー。
エミリーが赤毛なんですけど。
 
ホセ・ピーターソンが色黒なのは設定上解らなくもないですが、リディアが何で色黒なのか理解できない…ていうか、これやっぱりリディアだったのか。色白なイメージだったんだけどなあ。
 
友好的なライラに対してちょっと引いているロイとか、服の色が被っていてエミリーに文句をつけている(ように見える)フリーダとか、色々と面白いイラストではありますが。

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2014.04.01

カートゥーン・ネットワーク、またまた変動あり

今月から毎週金曜日の1時間枠(1回2話放送)での放送になりました、カートゥーン・ネットワーク「チャーリー・ブラウンとスヌーピー」ですが、5月には早くも変更になるようです。

5月24日(土)から、11:30~12:00(リピート放送は20:30~21:00)の放送となります。

つまり、縮小ですな。

その記念かどうかは判りませんが、変更初日の24日には「スヌーピーの大冒険」が放送されます。

エイプリルフールじゃないですよ。

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