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2013.08.03

PEANUTS RANKING BOOK (その5)

しつこくも書き続けておりますが、今回はデリック・バング氏選のいじわるキャラベスト5。

 
1位ルーシー、2位ビー玉のジョー、3位チボー、4位リディア、5位フリーダ、となっております。
 
ルーシーが1位というのはパブリックイメージ的には正しいと思いますが、実際はどうなんでしょうねえ。
連載末期はいじわるというより人を困らせるという印象が強い感じがします(弟はともかく、ことチャーリー・ブラウンに対しては)。そのものずばり「いじわるルーシー」というタイトルのピーナツブックスもありましたが、キャラとして長寿だったのがアダとなり、トータルで見てしまうと余りいじわるではないかなあ…。
 
その点、いじわるキャラの印象が強いまま出場機会が減ってしまったパティやヴァイオレットの方がベスト5に相応しいのではないかなあ、と思ったりするんであります。
 
しかし、何でバングさんはパティとヴァイオレットをランクインさせなかったのかなー?
 
卑怯者のジョー、登場エピソードが全ていじわるというチボーはまあ認めなくもないですが彼女らに比べれば小粒ですよねえ。
 
そしてリディアとフリーダ。いじわるかもしれませんが、何かかわいいんですよね。
ライナスは明らかにリディアに惹かれているじゃないですか。彼が「リディアが頭にくる」と怒っていても、のろけているようにしか見えません。
フリーダも古参の女子たちと比べたら、やはりランクが低いですね。
私だったら2人とも選外です。
 
 
 
で、私的1位は誰か。
やはり、ヴァイオレットでしょう。
 
親族がみんな大卒という家庭の子。50年代でこれはすごいかも。WASPなんでしょうかね。
チャーリー・ブラウンに対しては普通に口撃するだけでなく、父親がいかに有能かを自慢したり、ホームパーティーに呼ばない事をわざと本人に言ったりと、いじわるなだけでなく自分の家柄を鼻にかけ人を見下すような性格の悪さ。
ちょっと言い過ぎたかな。
ともかく明らかにパティより抜きん出ています。ヴァイオレットこそ1位でありましょう。でもってパティは次点。
 
後は?
 
3位ジョー、4位チボー、5位は…メイナードか、ジョー・リッチキッドのキャディーか。うーむ。

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コメント

私もベストテン買いました。
年代別重要キャラベスト5は、なんというか・・・まんべんなく配置したな・・・という操作性が感じられますね・・・。
50年代はライナスよりシュローダーがチャーリーの相棒だったしもっと重要性は高かったように思うし、パティ&ヴァイオレットもムリムリに入れた感じが・・・。しかも個人ではなくワンセットで。あの当時、ふたりは無個性ではなかったですよね・・・個人としてのキャラがたっていたように思います。
60年代は5人からは漏れるかもしれませんけど、フリーダの勢いもすごかったですよね。
70年代~80年代はPパティはわかるんですけど、マーシー・サリーは・・・活躍はしてましたけど、なんか主役級の中では(私的には)このふたりランクは高くないです・・・。いまだにサリーが特に一番好きって人、あまり聞かないように思いますし・・・。
あまり90年代のコミックは馴染みがないんですが、確かにルーシー&ライナスがあまり登場しなくなってましたね。でもだからといって、フランクリン・スパイクだったかなあ・・・?


「ボールペンでスヌーピー」も本屋で見てきました。シャーミーやエミリーまで描き方が出てました・・・。でも自分の場合は描いて・・・さあ、どうする、何する?と思ったので、購入には至りませんでした。

投稿: 卓 | 2013.08.03 21:55

年代別ベスト5についてもそのうち書きますけど、Pパティとマーシーは2人組でこそ輝いていたと思いますね。
マーシーはPパティがいなければキャラ立ちしなかったと思いますし、Pパティもマーシーのおかげで個性が引き出されたと思います。パティとヴァイオレットのように2人1組のランキングでも良かったと思います。
90年代のフランクリンにしてもチャーリー・ブラウンの話し相手以上のものではなかったと思いますね。
バング氏選のはずなんですが、何だか妙な感じです。

投稿: TOSHIKI | 2013.08.03 22:21

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