« PEANUTS RANKING BOOK (その8) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その10) »

2013.08.08

PEANUTS RANKING BOOK (その9)

デリック・バング氏選、70年代の重要キャラ。
 
1位スヌーピー
2位ウッドストック
3位ペパミント・パティ
4位マーシー
5位サリー
 
何!チャーリー・ブラウン様が選外だと!?
と思いましたが、改めて調べてみますと実際に彼の活躍が減っているのでした。トピックを挙げていくと本当に少ないのです。
 
1位2位は全く文句なし。70年代はこの2人ですね。
 
ぺパミント・パティとマーシーが3位4位で大躍進しています。
転機はサマーキャンプですね。
マーシーが初登場したのも、Don't Call Me "Sir" ! の決めゼリフが生まれたのも、凸凹コンビが誕生したのも、ペパミント・パティが只の快活な女の子ではなくなったのも、サマーキャンプでした。
 
そして、チャーリー・ブラウンが住んでいるエリアだけでなく、ペパミント・パティ、ロイ、フランクリン、ホセ・ピーターソン、チボー、マーシーらが住んでいるもう一つのエリアが舞台となるエピソードも増えました。このエリアも台頭する凸凹コンビ以外の子供は次第に登場機会が無くなりましたが、結果的に、チャーリー、ルーシー、ライナスといった主役たちが何週間も出てこない長編エピソードも登場するようになったんであります。
 
とはいえ、70年代のマーシーはまだ今一つ自立していないように思えるんですが…。
50年代のパティ&ヴァイオレットのように、2人1組で入選でも良かったと思います。
 
サリーは授業中ネタ、宿題ネタなど、学校がらみの話が多いですね。極め付きは学校さんですが。
そういえば、ペパミント・パティも授業ネタは多いですね。
 
80年代
 
1位スヌーピー
2位ペパミント・パティ
3位マーシー
4位サリー
5位チャーリー・ブラウン
 
ウッドストックが圏外に落ち、チャーリー・ブラウンが再浮上したという感じでしょうか。
 
…ところで、ムックのこのページの見出し文は誰が書いたんでしょうね。
バング氏は確かに本文で「この頃からチャーリー・ブラウンがウッドストックに代わって、スヌーピーの隣にいるようになる」と書いていますが、だからといってチャーリー・ブラウンに対して『スヌーピーの相棒にようやく昇格』と書くのはちょっとどうかと思います。
『ようやく昇格』というのはどういう意味だ、と言いたくなりますな。
 
90年代
 
1位チャーリー・ブラウン
2位スヌーピー
3位リラン
4位フランクリン
5位スパイク
 
実は90年代はあまり思い入れが無いんであります。
チャーリー・ブラウンは1位に帰り咲きましたが、私の好きなチャーリーとちょっと違う。スヌーピーとの関係もちょっと違和感があります。もう少し歳をとったら解るのでしょうか。
 
この中で最も成長著しかったのはリラン。リランが入るのは尤もです。
しかし、4位と5位はどうかなー。
フランクリンはチャーリー・ブラウンの相棒として露出は増えましたが、自立してないでしょう。
スパイクが90年代になってやっとランクインというのも違和感があります。

|

« PEANUTS RANKING BOOK (その8) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その10) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PEANUTS RANKING BOOK (その9):

« PEANUTS RANKING BOOK (その8) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その10) »