« PEANUTS RANKING BOOK 購入(その1) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その3) »

2013.07.30

PEANUTS RANKING BOOK (その2)

いよいよ明日から、スヌーピーin銀座がスタートですか。

早いですなあ…。
 
・・・・・・
 
今頃ランキングブックの話題というのも相当ずれているかもしれませんが。
 
デリック・バング氏選のレアキャラクターベスト10。
自分でレアキャラクターを選ぼうとすると、きっとロレッタみたいな出オチ・マイナーキャラや名無しだけど存在感のあるキャラとかを選ぶと思いますが、バング氏は5人をマイナーキャラ、5人を画面に現れないキャラで固めてきました。なるほど。
 
画面に現れないキャラは1位の赤毛の女の子、2位のミス・オスマー、6位のワールドウォーⅡ、7位のライナスのおばあちゃん、8位のジョー・シュラボニク、の5人。
 
大人は3人ランクインしています。
こうしてみますと大人の重要人物ってのはかつては結構いたんですな。
 
学校の先生がストライキをするエピソードというのがあったんですが、その中で『ストライキ中に倒れたミス・オスマーにライナスが駆け寄り、代わりにプラカードを掲げる』なんてシーンがありました。凄いドラマチックなシーンなのに新聞に書かれているのをチャーリー・ブラウンが読むだけで、描かれないんですな。
残念でもあるんですが、想像するのが楽しかったりします。
大人の出てくるエピソードは大抵そういうところが楽しいです。
 
で、大人以外の2人、
まずワールドウォーⅡ。バング氏が書いているように、ファーロンを出した失敗(?)から、ファンタジックな存在にしたのかもしれません。
でも、アニメには鋲付きの首輪をした凶暴な猫が何度も登場したので、結局"凶暴な猫"となると、あのイメージになってしまうんですよね。
 
そして、赤子の女の子。アニメにはヘザーとして2回、アフロで猪鼻の子として1回出てしまいましたが、本当は姿を現さないミステリアスな感じが良かったんですよね。
 
それでもヘザーはまだシュルツさんがちゃんと絡んだキャラで、1977年当時「かわいいでしょ」とご本人もインタビューで語っておられたような子なのでまだいいんですが、"アフロの子"はシュルツさん死後に登場した非公認キャラというイメージがあります。
 
まあアニメは別物と割り切ればいいんですが。
 
シュルツさんは晩年に赤毛の女の子のシルエットだけを登場させました。
それも死の約1年半前に。
シュルツさんは余生が見えてたんでしょうかね。
それでああいう形で登場させたのでしょうか。
ホントのところは判りませんが、最後に「大体ああいうイメージから外れるなよ」というメッセージを残してくれたように思えてなりません。
 
…だから私は"アフロの赤毛の女の子"が認められないんですな…。

|

« PEANUTS RANKING BOOK 購入(その1) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その3) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PEANUTS RANKING BOOK (その2):

« PEANUTS RANKING BOOK 購入(その1) | トップページ | PEANUTS RANKING BOOK (その3) »