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2013年6月

2013.06.28

「走れライナス」は29巻が似合う

根拠のない印象の話です。

 
6月は個人的にもウッドストック月間になってしまいましたが、古い書物を漁った過程でこういうのを見つけました。

Sottooyasumiga29kan

予定では29巻と30巻は入れ替わっていたんですね(誤植だけかもしれませんが)。

「走れライナス」が30巻というのはちょっと違和感を感じてしまいますね。というより、どちらかというと「そっとおやすみスヌーピー」は30巻台でしょ、という感じの方が強いですけど。

要するに、60年代前半のエピソードを多く収録した20巻台のラストを飾るのは、70年代てんこ盛りの「そっとおやすみスヌーピー」よりも「走れライナス」の方が全然相応しいなあ、と思うんであります。

勿論、13、14、25、26巻など、60年代後半~70年代のエピソードはそれまでにも収録されていますし、31、32巻のように30巻台でも古めのエピソードを収録している物もありますので、説得力は無いんですが…。まあ、印象です。
 
・・・・・・
 
あと、月刊スヌーピー創刊号(1971年夏号)より。

Getusunuuddo

スヌーピーの犬小屋は、ある意味ウッドストックの故郷でありますし、何となく居候しているようなイメージがあったかもしれませんなあ。

ビーグル長官の秘書時代は、何処かから通ってましたけど…。

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2013.06.25

ウッドストックと呼ばれる2日前のヌケサク鳥

6月22日は過ぎてしまいましたが、またぞろウッドストックの話なぞを。

1970年6月22日月曜日にウッドストックの名前が判明した訳ですが、その2日前の6月20日土曜日、彼はスヌーピーの犬小屋でテレビを観ていました。
正確には「テレビを観る時は6フィート離れるように」と注意されて、犬小屋の外から小屋内のテレビを視聴していたんですが。

この日の彼は、厳密にはまだウッドストックと呼ばれる鳥ではなく、只のヌケサク鳥という事になるんですが、姿かたちややっている事は正真正銘ウッドストックなわけです。
キャラクターは既に確立されていて、名前が後からついてきてるだけなんですな。
 
ウッドストックはウッドストックと呼ばれる前からウッドストックであった、と。
 
・・・・・・
 
1970年のヌケサク鳥をウッドストック以前・以後で比べてみますと、特に名前が判明した後の方が活躍しているという訳でもなく、上半期の方がビーグル長官の秘書をする等目立っているように思えます。
 
とはいえ、スヌーピーとウッドストックが南を目指して旅立つエピソードは、「ウッドストック」という固有名詞が無いとちょっと弱いというか成立しづらかったかな、という気がします。
このエピソード、チャーリー・ブラウンがウッドストックについて長語りをするとか、今読むとちょっと意外な感じがしますな。

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2013.06.20

ウッドストックはいつからウッドストックだったのか(日本編)

表題の件、結論は出てません…。が、書いたので載せます。

・・・・・・

もうすぐウッドストックの名前が判明した日ですな。

ウッドストックは1970年6月22日をもってウッドストックという名になったわけです。
 
日本ではいつごろからこの名を知られるようになったのでしょうか?
 
Getusunu1
↑これは月刊スヌーピー創刊号の中の1ページです。
1971年の夏に発売されたものですが、右下の文字をみると既に「ウッドストック」と書かれています。
少なくとも命名日(正確には命名ではありませんが、シュルツさんが名付けたという意味で)から1年ちょっと後にはもう認識されていたという事になります。
これは、かなり早いんじゃないでしょうかね。当時の状況を想像すると。
 
で、この創刊号で使われているカットですが、実は鶴書房のピーナツ・ブックス26巻「ビーグル長官スヌーピー」の巻末ページの再録なんであります↓。
26kankanmatu1

ほぼ同じなんですが、しかし、1か所だけ大きな違いがあります。

拡大画像。左がピーナツ・ブックス、右が月刊スヌーピーです。

Nukesaku1

ピーナツ・ブックス26巻版では、ウッドストックではなく、ぬけさく鳥となっています。

ピーナツ・ブックスは奥付がいい加減なので、初版がいつ出たのかよく判らないのが難点ですが、この巻はタイトル通りビーグル長官のエピソード(1970年3月)を収録していますので、早くても1970年下半期の出版なんではないかと思われます。

としますと、出版された時にはこの鳥の名前がウッドストックである事は判明していた訳です。しかし、ウッドストックとは表記しなかった…。

まだ日本に"ウッドストック"の名が伝わっていなかった?

それとも、敢えてそうした?(実際この巻に登場するヌケサク鳥は、まだ命名される前の段階ですから、問題は無いと思いますが)。

果たして??

…というか、厳密には出版以外の状況(キャラクター・グッズなど)も調べなければなりません。

・・・・・・

Q:「ウッドストックは日本ではいつからウッドストックと呼ばれていた?」

A:「少なくとも1971年夏には呼ばれていた」

…うーむ。

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2013.06.17

スヌーピー展のサイト更新

スヌーピー展のサイトが更新されて、大分見ごたえのある内容になっていました。

展覧会の全貌もはっきりしてきました。楽しみです。
 
アップされている画像も多くなってますね。
アップされている物が皆展示されるという解釈でいいんでしょうかね。
そうすると、フランクリンだけスクリーントーンが変色してカラーになっているように見えるストリップとか、ペパミント・パティ初登場の回のなんかも観られるわけですが。
 
あと、日曜版の最終回。
これは是非展示してほしいですね。観たいです。どう見ても平日の最終回と別のカットを合成しているだけにしか見えませんから、実際の原画がどのような物なのか非常に興味があります。
PCで画像ソフトを使ったっぽいんですが、果たしてシュルツさんがそんな事をしていたのか?
 
・・・・・・
 
2か月に1回発行されるという "Ever and Never Times" Vol.2 の発行も待たれます。

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2013.06.08

化粧品関連

Pdcsn_2

カミさんが買ってくれました。

私は現在車通勤しているんですが、1時間ひたすら北上するというコースでありまして、時間帯的に顔の右半分にあたる陽射しがとても辛いんであります。

ぶちぶち言っていたら買って下さったわけで、

「父の日?」

「そんなんでいいの?」

いやいや…まあ、ありがたく使わせていただいております。

乳液+化粧水+UVカットという事で便利は便利です。

 

ところで、化粧品関連でいいますと、スヌーピーのメイク落としが出ていて、テレビでCMもやっていました。

Sofutelimosnueto

このスヌーピーも多分マッドハウス制作なんでありましょう。

Kosesn

詰め替え用の方のデザインの方が気になるんですがね。

女性用ですから女性キャラを集めたんでしょうが、成程、中々興味深い人選で来ましたね。

ルーシー・ヴァン・ペルト、

ベル、

サリー・ブラウン、

パトリシア・ライカート、

タピオカ・プディング、

ペギー・ジーン。

ベル以外はフルネームが判っている人ばかりなので、書いてみました。

・・・・・・

しかし、業界3位のポーラ・オルビス系会社と、4位のコーセーが、同じシーズンにスヌーピーをあしらった商品を販売するとか、こういう事ってあるんですね。

 

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2013.06.07

Take Five

JUJUの2ndジャズ・アルバム "DELICIOUS-JUJU's JAZZ 2nd Dish-" が今月26日に発売になるそうです。
スヌーピーが登場するヴィデオクリップも制作されました。前回のアルバムの「バードランドの子守歌」にはスヌーピーは出ませんでしたね。
 
しかし"Take Five" のヴォーカル・ヴァージョンは尺が短かくてちょっと食い足りないですな。これでもカーメン・マクレエのよりは長いですが。
 

Jujujazzsn

日本のアニメ制作スタジオ"マッドハウス"がピーナッツ関連のアニメ制作を請け負う事になったというニュースが昨年出ましたが、契約はまだ続いているんですね。

アニメ部分に関していいますと、ちょっとコマが少ないかな。

メレンデス・プロのスヌーピーはダンスシーンとかで一際滑らかに動いていましたので、比較してしまうと、うーん、という感じですね。残念ながら…。
 
・・・・・・
 
前作のジャケではフロントでスヌーピーにピアノを弾かせんがために、シュローダーがドラムにコンバートされてしまいましたが、今回は無事シュローダーがピアノに復帰。
スヌーピーはトランペット、ドラムはフランクリンになりました。
チャーリー・ブラウンは安定のベース・マン。

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2013.06.05

ウッドストックはネオテニーか?

ちょっと思いつきで書いているだけですが…。

 
ピーナッツにおいて、所謂普通の等身の鳥は結構昔から登場していました。一羽でスヌーピーと絡んだり、集団で面白い行動をしたり(私はスヌーピーを死ぬほど退屈させる鳥とか好きでした)。
 
そういった鳥の中のあるツガイが、スヌーピーの腹の上に巣をかけ、ウッドストックの原型と思しきヒナ(ヌケサク鳥)が二羽孵ったんでした。
 
しかし、ヒナのはずのヌケサク鳥は親のような成鳥にはならず、そのままの姿で個体数を増やし、遂にはヒナの姿のままで結婚するものまで出てきました(そしていつの間にか普通っぽい鳥は姿を消し…)。
 
頭のフサフサは産毛を思わせますし、うまく飛べないのもヒナのままという事で一応説明がつきます。
 
つまり、ウッドストックは突然変異の幼形成熟である!
 
スヌーピーが強引に巣立ちをさせてしまった為か、それとも犬の腹の上で育ったのが良くなかったのか??
 
 
 
…ウッドストックの祖父の問題には目をつぶって…。

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2013.06.04

ウッドストックの月

ウッドストックの名が1970年6月22日に初めて出た事にちなんで、6月15日からタウンショップでウッドストック・フェアを開催するそうです。

 
タウンショップのサイトのトピックスに、
 
"そう!6月22日にウッドストックは、ウッドストックとして名前が知れ渡ったのです!"
 
と、あります。それまでスヌーピーの秘書などで結構目立った活躍をしていた小鳥の名前が遂に判った訳ですからねえ。当日は月曜日、当時のファンは月曜の朝から大変だったんじゃないでしょうかね。
 
私がこの1970年6月22日のエピソードと出会ったのは、ピーナツブックス30巻「そっとおやすみスヌーピー」で、でした。
 
30巻は私が3冊目に読んだピーナツブックスだったんですが、最初に読んだのがウッドストックの名がたくさん出てくる37巻「選挙戦だよスヌーピー」でしたので、「彼の名前がやっとわかったよ」と言われても残念ながら特に感慨はありませんでした。
 
2冊目に読んだのが26巻「ビーグル長官スヌーピー」で、これは名前が発覚する前のウッドストックが割と活躍していましたので、37巻→26巻→30巻、という順ではなく、26巻→30巻→37巻という順に読んでいればよかったな、という感じです…。細かい話ですけどね。
 
 
・・・・・・
 
追記
 
勿論コミックを読み始める前からTシャツの図柄などでスヌーピーの相棒の存在は知っていました。
 
しかし印象としては鳥のような何だか判らないものという感じだったでしょうか。
羽根はあるものの、くちばしというには余りに独創的なあのデザイン。
スヌーピーについているノミだと思った人もいたそうです(出典:月刊スヌーピー)。

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2013.06.03

ボールペンでスヌーピーは発売延期?

6月発売予定の「ボールペンでスヌーピー」がいつの間にか7月30日発売予定になってました。

 
 
こうしてweb書店の方には発売日とか情報が出ているんですが、発売元の学研教育出版さんの方には情報が全然無いんですよね。
 
果たしてどうなってしまうのか?

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