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2012.07.20

ピーナッツ・アニメキャラクター列伝(3)マ行~ワ行

アニメ用に創作されたキャラクター紹介、今回が最後になります。

・・・・・・

マーシー・ジョンソン
 「You're in the Superbowl, Charlie Brown」に登場。あのマーシーであるが、フランクリン・アームストロングと同様、アニメ用に姓が付けられた。
因みに、この作品ではマーシーとフランクリンの他にピッグ・ペンもフルネームで呼ばれるシーンがあるのだが、何故か"ミスター・ピッグ・ペン"とされていた。そもそもピッグ・ペンは本名ではないし。

ミミ
 「お誕生日おめでとう!」に登場。二つ結びの金髪のかわいい子。ガーデニングが大好きで歌がうまい。花の手入れだけでなくローズヒップでお茶を作ったりラベンダーでにおい袋を作ったりととても忙しい。ライナスは彼女の歌う「私の愛しいお父さん」の美しさと純粋な花への思いに完全にイカれてしまう。彼は彼女を自分の誕生会に招待するが、彼女は祖母の家に遊びに来ていただけ。誕生日当日はちょうど自宅に帰る日で、彼女は車からハッピーバースデイを歌ってライナスを誘い、額にキスをし一輪の花を渡して去って行った。

メリー・ジョー
 「スヌーピー、あの子を探して」に登場。チャーリー・ブラウンがテレビのスタジアム中継で見つけた女の子。ハッピー・ヴァレイ・ファームという農場に住んでいる。ヘザー似の金髪のかわいい子で、チャーリー・ブラウンが一目惚れしたのはその為かもしれない。安心毛布を持っており、ライナスと意気投合する。チャーリー・ブラウンはライナスに横取りされたと怒ったが、彼女の身元調査や家探しや本人特定は全てライナス主導で行われたので、自業自得である。

メロディ・メロディ
 「You're in the Superbowl, Charlie Brown」に登場する女の子。茶髪で真ん中分けでカールしている。ちょっと猪鼻気味。この子を巡りライナスとチャーリー・ブラウンがライバル関係になる。2人はフットボールのパスとキックのコンテストで対決するが、ライナスが勝つも束の間、彼女が現れあっさり優勝。商品の自転車に乗り颯爽と消えていった。

モーラ
 「スヌーピーのスケートレッスン」に登場。フィギュアスケート大会でペパミント・パティと競う。金髪の女の子、スケートはかなり下手で普通に転倒して演技中断。

モーリー
 「スヌーピー誕生」に登場。スヌーピーの女きょうだい。担当楽器はマンドリン。フラット・マンドリンは弾かない主義か?。8匹兄弟で7番目(オラフの1つ前)に売られていったが、別に器量は悪くない。成長後は青いドレスを着ている。ベルのように大きな目をしているわけでもなく余り特徴が無いが、最もスヌーピーに似ているきょうだいといえる。

ライラの猫
 「スヌーピーの大冒険」に登場。ファーロン・タイプのグダグダ系オス猫で、茶猫。色以外はファーロンそっくり。ただし、こちらの猫は自力で歩く。
ライラが猫を飼っているというのはアニメの設定。スヌーピーとは暮らせないというオチだけでは可哀想だという判断が制作者側にあったに違いない。お蔭で観ている方も、猫がいるからいいじゃん、と思える。猫は一緒にチェスをしてくれないけど。日本では犬はOKだが猫はダメという賃貸が多く、昔は転勤の際に苦労した。

ラッセル・アンダーソン
 「選挙に勝とうチャーリー・ブラウン」に登場したライナスの対立候補。原作では対立候補の存在は濁されていたが、それでは話が弱いと判断したのだろう。金髪でモブ・シーンによくいるタイプの地味な風貌。演説は下手。原作ではライナスがカボチャ大王の話をしたために自滅したが、アニメではそれでもなお五分五分の支持率に留まった。最後にはラッセル自身がライナスに1票を投じ身を引いた。

リーランド
 「スヌーピーの野球ゲーム」に登場。チャーリー・ブラウンのチームに参加し、リラン的な活躍でチームを勝利へ導いた。コミックの、諸般の事情で逃亡生活を送っていたチャーリー・ブラウンが潜伏先で出会った4人組の1人と同じ名前である。どちらも若く、野球をしているという共通点があるが、アニメのリーランドは毛髪が殆ど無いなどコミックとはデザインが違う。別人なのか同一人物なのか。とりあえず、作中では元々チャーリー・ブラウンと知り合いという風に描かれていた。

リーランドの姉
 「スヌーピーの野球ゲーム」に登場。フリーダにちょっと似ているが、髪の色はもっと濃く、鼻の形も違う。弟よりも早起きをしてテレビを観ている。上のリーグに挑戦しようとする弟に少し呆れながらも靴紐を結んであげた。

ローバー
 「スヌーピー誕生」に登場。スヌーピーの兄弟。担当楽器はドブロギター。8匹兄弟のなかで4番目に売られていった。毛並みは白と茶色で最もビーグルっぽい。1998年のコミックでリランがもし犬を飼ったら名前はローバーにすると言っていたので、引退が無ければ彼もアンディのようにコミックにも登場したかもしれない。

ワル1,2,3
 「がんばれ!スヌーピー」に登場。テントにウォーターベッドを置くというイカれたキャンプ場にいる性格の悪い3人組。ワル1はリーダー格ののっぽ。ワル2は太っちょ。ワル3は歯が反っている。友人同士なのか兄弟なのかは不明。
本当は3人バラバラに書こうと思ったのだが、そこまでの個性が無かった。
キャンプで行われるあらゆる競技で不正をして勝つ。いかだレースではレーダー付きモーターボードを持ち出すなど財力も侮れない。見え透いた不正をキャンプ側が黙認しているのはこの財力のせいかもしれない。

・・・・・・

以上、長くなりました。
マーシーやフランクリンに姓があったり、チャーリーやライナスの祖父の名前が判ったり写真が拝めたりするのはアニメならではですな。

 

スヌーピーのアニメというと、中には原作コミックの世界から乖離しちゃっている作品も割とあります。
しかし、そういう作品の中にも、シュルツさんの意向に沿ったものがあったりするのが一筋縄でいかないところで。
例えば、チャーリー・ブラウンがモトクロスに参加するアニメ。どう考えても原作とイメージが違いますが、この作品はシュルツさんの息子の趣味から着想を得ているんですよね。

アニメのクレジットには "Written by Charles M. Schulz" とか出ますから、基本的にはシュルツさんは監修をしている(=公認、少なくとも黙認)と考えていいと思います。あの赤毛の女の子"ヘザー"にしても、シュルツさんは当時「アニメには話題作りが必要だ」と発言し(後には「やらなきゃよかった」と言っていましたが)、「アニメ・スタッフが勝手に作った」なんて事は言わなかったんですよね。

アニメ作品の中には、ファンとして納得できない話も正直ありますが、キャララクターはシュルツさんに認知された子供たちだと認めてあげたいな~と思っています。ただし、生前の作品に限りますけど。

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