ピーナッツ・アニメキャラクター列伝(2)ハ行
嗚呼、ジョン・ロード死去。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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ピーナッツのアニメ用に創作されたキャラクターを50音順に紹介する企画の第2弾、今回はハ行です。
そのうち更に整理をして、サイト"LOCAL CACTUS CLUB"にもアップしようと思っております。
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バベット
「ヨーロッパの旅」に登場。フランスからチャーリー・ブラウンの学校に2週間の交換留学生としてやってきた女の子。ブロンドのパーマ頭だが、フリーダ程のボリュームは無い。鼻が尖っている。チャーリー・ブラウンたちはすぐに交換でフランスへ旅立ったので、画面では全く活躍無し。
ピエール
「ヨーロッパの旅」に登場。フランスでのペパミント・パティとマーシーのステイ先の少年。牧場の息子。鼻が高い、というよりでかい。フランス人らしく所謂トレビア~ンな話し方をする。シャトーに泊まるチャーリー・ブラウンたちの事を心配する。マーシーとは学校でも席が隣同士となり、かなり親しくなる。ペパミント・パティには好意を寄せていると思い込まれ辟易する。
ビオレット・オンフルール
「ヨーロッパの旅」に登場。シャトー"悪い隣人の城"の主(男爵)の姪。おかっぱの茶髪でかわいい子。祖母のかつての恋愛相手の孫であるチャーリー・ブラウン+ライナスをステイに呼んでしまったのだが、男爵にシャトーに入れるなと命じられ、居留守を決め込んだ。お陰で2人は馬小屋で寝起きする羽目に。男爵の性格を知っているのに困った子である。
彼女は両親がおらず、男爵と二人暮らしをしている。母親が外国人と取れるような発言をしているが、両親の不在と男爵の人嫌いに何か関係しているのかもしれない。
フィフィ
「スヌーピーのサーカス」に登場。赤いリボンを付けたサーカスのプードル犬。四つ足歩行しか出来ないのにハシゴは昇るわ空中ブランコはするわ、ただのプードルではない。ヒューゴの名でサーカスのスターになったスヌーピーのパートナーとなるが、2匹ともピンクに染められそうになり脱走する。しかし、サーカスの暮らししか知らない彼女は寂しく戻っていった。
フェリックス・ヴァン・ペルト
「スヌーピーのいじめっ子と勝負」に名前と写真だけ登場。ライナスの祖父。少年時代は非常にヴァン・ペルト家らしい顔をしている。テネシーのスタンディング・ストーン・ステイト・パークにおけるビー玉選手権の1939年度チャンピオン。
この経歴からするとチャーリー・ブラウンの祖父より結構年下と思われるが、登場作品の制作年に20年以上の開きがあるので、それを加味すればほぼ同世代か。
因みにシュルツさんの死後に創作された"アニメのみのキャラクター"はこのフェリックスだけである。
フランクリン・アームストロング
「You're in the Superbowl, Charlie Brown」に登場。あのフランクリンであるが、アニメではアームストロングという姓が付けられていた。
ブルータス
「がんばれ!スヌーピー」に登場した、ワル3人組に飼われている猫。凶暴で鋲付きの首輪をしていて、鋭い爪を持っている。サリーには犬と思われる。漂流していたウッドストックを襲おうとした。ネーミングもベタである。しかし、ライナスの毛布攻撃には常に撃退されてしまう。
フレディ・ファビュラス
「スヌーピーのスポーツ大会」に登場。フリーモント校の生徒で前年度十種競技優勝者。さらさらヘアで背が高い。スポーツの勝者らしく善人ではなさそう。十種競技でチャーリー・ブラウン、マーシー、マスクド・マーヴェルと競うが意外にも接戦、最後の1500m走までもつれ、しかも優勝をマーシーに奪われる。
ヘザー
「チャーリー・ブラウンのファーストキス」、「スヌーピーのハッピーニューイヤー」に登場。チャーリー・ブラウンが好意を寄せている赤毛の女の子その人。学園祭でクイーンになった際に、エスコート役のチャーリー・ブラウンに頬にキスされる。クイーンになるだけあって美しい。髪は赤毛だがストレート、鼻は尖っている。常に笑顔を絶やさない様もクイーンが板についている感じ。非常に無口で全然喋らない。多分鉛筆を噛まない。
ヘネシーさん
「チャーリー・ブラウン・オールスターズ」では画面に姿を現さなかったが、「スヌーピーの野球ゲーム」では髭を生やしカンカン帽を被り赤いサスペンダーと蝶ネクタイといういでたちで登場。金物屋"ヘネシーズ・ハードウェア"の主人で、チャーリー・ブラウンたちの野球チームのスポンサー?。
「オールスターズ」では犬と女の子のいるチームにはユニフォームを与えないというスタンスだったが、26年後の「野球ゲーム」では全く気にせずユニフォームをあげた。時代は変わった。
ポリー
「スヌーピーのサーカス」に登場した、サーカスの犬使いの少女。サーカスに迷い込んだ首輪付きのビーグル犬を勝手に巡業に連れて行ってしまうという、とんでもない所業を働く。犬使いとしての厳しさは備えているようだが、ウケを取る為に犬を全身ピンクにしようとするなど動物の気持ちは重視しない。
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頭文字がB,F,H,P,Vの人が集中してしまうので、ハ行はボリュームがありますね。
次回はマ行~ワ行であります。
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