初期アメリカ新聞コミック傑作選1903‐1944(全4巻+別冊)
とんでもない本が出版されます。洋書の翻訳ではありますが。
> 新聞サイズの幻のコミックが、原寸でよみがえる!
現代マンガの原点であり、アメリカの大衆文化を基礎づけたともいわれるコミック・ストリップから最も重要な原初的作品群を、新聞掲載時のブランケット版オリジナル・サイズとカラーで日本独自選集化。マンガ、アニメーションはもちろんのこと、あらゆる視覚芸術や文学にまで影響を及ぼした、学術的にも価値の高い第一級資料。
収録作品:眠りの国のリトル・ニモ/クレイジー・キャット/ガソリン・アレーのウォルトとスキージクス/さかさま世界
充実した別冊・解題(日本語版オリジナル)
・各巻ごとに全原文&作品解題等を収めた別冊付(計4冊)
・収録作品の理解を助ける、「コミック・ストリップ小史」付(1冊)
限定1,000セット(シリアルNo.証明書付)
発売記念特別価格:113,400円(税込)
2013年12月末まで。以降 定価:126,000円(税込)(分売不可)
刊行日:2013年5月刊行予定
…以上、長い引用でしたが、これは凄い。
この4作品、どれも凄そうなんですが、特に「クレイジー・キャット」が読みたいですね。『コミックスジャーナル』誌が選んだ「20世紀の漫画ベスト100」の1位の作品です。因みに2位が「ピーナッツ」です。シュルツさんも絶賛していて、スヌーピー・ハッピー・パーティー展でも展示がありましたね。
私は幼少の頃にこれのアニメを観てました。変なアニメでした。登場人物はレンガを投げるのが好きなネズミと、レンガを当ててほしがるネコと、それを阻もうとするイヌの警官。ネコはネズミに惚れているがネズミはネコが嫌い、犬はネコに惚れていてネズミを捕まえようとしている…という設定だったか。レンガをぶつけてもらう事で愛を感じるネコというのが何とも狂ってました。
ところが、漫画とアニメでは内容が全然違うらしいんですよね。確かにあのアニメで"20世紀最高の漫画"というのは納得がいきません。読みたいですなあ。
しかし、値段が…。
全翻訳で解説まで付いた労作ではありますが、流石に10万円超えはねえ。
洋書なら分売可で1冊5000円くらいで買えてしまうんですよね。
こんな売価設定だと、仮に「コンプリート・ピーナッツ」の翻訳版がでたら1冊1万円くらいになってしまうでしょうね。
これはあれですね、図書館にお願いをするべし。
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コメント
こんばんは
新聞サイズってのがすごいですね。厚さ12センチ!自立しますね。
限定1000セット・・・昔55000円で、もちろん飛びついて買ってしまった例のものを思い出します。
投稿: まぐ | 2012.06.12 21:46
こんばんは。
例のものですね…と、思わず見上げました(高いところに置いてあります)。
投稿: TOSHIKI | 2012.06.12 22:39