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2012年4月

2012.04.30

塩屋翼版「がんばれ!スヌーピー」の情報修正

今、塩谷というと別のレッドの人が話題になっていますが…。

morikenさんから塩屋翼版ピーナッツ・アニメの貴重な情報を頂きまして、それを基に本サイトの方の情報を修正いたしました。morikenさん、重ねて御礼申し上げます。

順を追って説明しますと、私の方で最初から把握していたのは、チャーリー・ブラウン役が塩屋翼でライナス役が塩沢兼人、サリー役が井上遥だという事でした。
更に図書館で昔の新聞を調べ、他に山田栄子と富山敬が出演していた事が判りました。配役までは載っていませんので、山田栄子がルーシーかペパミント・パティ、富山敬がシュローダーかフランクリンであろうと推測しました。

その後、ささやんさんからの情報提供があり、ワル3人組のうち2人がたてかべ和也と肝付兼太である事が判明いたしました(ささやんさん、その節はありがとうございました)。

そしてこの度、morikenさんからの情報提供で、ペパミント・パティが小宮和枝、フランクリンが龍田直樹、ワル3人組のリーダーが富山敬であることが判明いたしました。

ペパミント・パティが小宮和枝となりましたので、消去法でルーシーはほぼ山田栄子であろうという事になりました。

ちょっと驚きましたのが、富山敬がシュローダーorフランクリンではなく、ワルのリーダーだったという事です。レギュラーであるシュローダー役、フランクリン役を差し置いて、ワル役がラテ欄に載っていた事になる訳ですから。これは役者の格によるものなんでしょうか?

・・・・・・

また、それに伴いまして、いままで"ワル3人組"と一括りにしていた表記を、

ワル1(リーダー)
ワル2(太っちょ)
ワル3(前歯)

という表記に変更して、誰がどれなのか判り易いようにしました(野沢雅子版も同様に修正しました)。そこまでこだわる人はあまりいないとは思いますが。
因みに、ワルの1~3のナンバリングは、"月刊スヌーピー別冊「がんばれ!スヌーピー」特集号" に準拠しています。

・・・・・・

シュローダー役、マーシー役につきましては引き続き情報受付中でございます。よろしくお願いいたします。

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2012.04.28

パパドルにスヌーピー(今更ですが)

「パパドル」にスヌーピーが撮影協力、という情報がスヌーピーの公式サイトに出ましたが、ソニーさんの方でも同日27日にプレスリリースを発表してました。

20120427

第1話放送が19日で、既に2話まで放送済みというこのタイミングで何故?という感じですが、急遽第3話からタイアップという事でもなく、第1話からバリバリにグッズが登場していたようですので益々不思議ですねー。テレビドラマが容易にソフト化される今日、無許可で大量のグッズを映せば後々面倒になるのは必至でしょう。ということはやはり最初からハナシは通っていた訳で、やはり何故今発表したかという疑問は拭えません。

要するに、見逃しちゃったじゃないですか、という事ですよ。

「ATARU」の特番にも映っていたそうですが(そういえばあちらもTBSか)。

 

プレスリリースを引用させていただきますが、

> 今回の協力は、財前直美さんが演じる敏腕マネージャー「朝比奈元子」が、大のスヌーピーファンという設定となったことから、ドラマに随時登場するオフィスをスヌーピーなど「PEANUTS」キャラクターのグッズで装飾

されているそうで、ソニーさんは、

> 演出家のイメージをもとに提案した各種商品のなかから、ぬいぐるみ、インテリア雑貨、ステーショナリー、フィギュア、食器類などを中心としたグッズが選ばれ、ライセンシー各社から協力いただいた撮影サンプルを提供

しているんだそうです。更に、

> このドラマのセットで「PEANUTS」がフィーチャーされることについてアメリカの権利元であるPeanuts Worldwide LLCも非常に喜んで

いるのだそうです。何だかなー。

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2012.04.27

チャーリー・ブラウンとスヌーピー、5月31日から中断、6月14日より再スタート

カートゥーン・ネットワーク(以下CN)放送の「チャーリー・ブラウンとスヌーピー」は5月30日(水)で一旦終了し、6月14日(木)から13:00~13:30の時間帯で再開するようです。

この中断の期間、何か気になります。今年に入って時間帯の変更は早くも2度目ですが、前回もやはり2週間くらい中断の期間がありました。

前回は、1月29日に終了して、2月14日から再開。
今回は、5月30日に終了して、6月14日から再開。

共に月末に終了して14日から再開。なんでしょう、これは。

しかしまあ一時は遂に終わってしまうのかと思いましたが、とりあえず良かった良かった。長寿番組ですなあ。

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2012.04.25

いつの間にか、名前が変わっていた

4月24日からスタートした、そごう川口店での"Happiness is Snoopy 展" ですが、名称が「スヌーピーの小さな幸せ探し展」ではなく「ハピネスマーケット」になってます。そして、入場は無料に。

5月3日から開催のそごう千葉店ではまた有料になって、名称も元に戻るようですが、ややこしいですね。
ハッピーパーティー展と、プレミアムショップの違いみたいな感じのようです。
ショップ・メインに舵を取ったのは正解だと思います。そういう催事ですよ。

Happimar

 

因みに、そごう川口店のサイトで確認してみますと、

・スヌーピーと一緒にお家の屋根に座って記念撮影

・谷川俊太郎他各界著名人の直筆メッセージを展示

・ぬりえを8種類用意、その場で展示できる

・読書コーナーあり

という内容が紹介されており、有料の催事とはやはり違うようですね。あの絵本の再現(似非再現ですが)は無いんでしょうか。

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2012.04.24

キャットストリート店、6月10日閉店

新生・原宿店の7月1日オープン(ソフトオープン6月29日?)よりも、こちらの方が重大ではないでしょうか。

期間限定の仮店舗だと最初から解っていましたが、オリジナルグッズも結構ありましたしね。フリーダ&ファーロンをフィーチャーしたグッズも可愛かったので残念です。…可愛かったのはグッズではなくフリーダ&ファーロンです、念のため。

原宿店でも継続されるんでしょうか?

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2012.04.22

君にリンゴの果樹園を約束したおぼえはないね 読了

「君にリンゴの果樹園を約束したおぼえはないね」・・・こんなタイトルですが、スヌーピーの本です。

   

「暗い嵐の夜だった」に続く太田出版刊、小説家スヌーピーの本の第2弾です。

"暗い嵐の~"で始まる小説は第1弾の方に網羅されましたが、今回はそれ以外の小説ネタのコミックを再編集したものになっています。小説ネタのバリエーションが多い分、今回の本の方が密度が濃く笑いどころも多くなっています。

装丁は前巻と同じくハヤカワミステリのようなビニールカバー付きで、前半が原書オリジナルの復刻で後半が日本語版になっています。こういう編集も面白いですね。

正直ハードルの高い本で、いきなりこの本からピーナッツに入ろうというのはちょっと無謀ですが、読み込んでいる人や70年代くらいまでのピーナッツが好きな人には強くお薦めしたい本です。解説もあります。

ハードルの高さは、腰巻の文句『"Toodle-oo, Caribou !" A Tale of the Frozen North 全文を初めて収録。全文を読めるのはこの本だけ!』でお解りと思いますが、このコピーが一体どれだけの人に伝わるのか?
…というか、こういう腰巻が付く事自体がジョークなのかもしれませんが(ね?太田出版の方)。

 

私も、A Tale of the Frozen North と言われてもピンときませんでしたが、ジョー・エスキモーの話だったんですね。あのアホくさい小説の続きをシュルツさんはわざわざ書いたわけです。
いやしかしこれが素晴らしくくだらなくてとてもいい。まるでサタデーナイトライブ(勿論アメリカ版)のスケッチを観ているような馬鹿馬鹿しさ。
シュルツさんのダジャレというか、アメリカン・ジョークのセンスが炸裂しています。

 

小説家スヌーピーというと、一般には、売れない小説を書き続ける悲哀の作家像がクローズアップされたり、出版社の返事のバリエーションを楽しむ、というような傾向になりがちですが、実はシュルツさんの吐き出すギャグの代弁者だったんですね。これ、今回改めて思った事です。

ジーンさんの解説によれば結構笑いながら描いていたようですし、2冊も本を出してしまうんですから、シュルツさんは自分でも結構イケていると思っていたんじゃないでしょうか。

 

こういう面白い本が2冊も翻訳されずに埋もれていたというのはとても残念な事ですが、今回こうやって日の目を見る事が出来たというのは太田出版の編集さんの尽力によるものです。本当に感謝感激であります。

「暗い嵐の夜だった」出版時の太田出版の方のブログです↓
http://www.ohtabooks.com/press/2011/12/13100000.html

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2012.04.20

5月のピーナッツ・アニメ(異変あり?)

カートゥーン・ネットワーク(以下CN)では5月14日(月)に「スヌーピーの大冒険」を放送します。
「スヌーピーの大冒険」は今年3回目の放送になります。

今年に入ってからのピーナッツ・アニメの放送リスト↓。2012年も順調ですな。

「チャーリーブラウンという男の子」
3月24日、4月1日
「スヌーピーの大冒険」
1月21日、1月29日、5月14日

 

そして、帯番組の「チャーリー・ブラウンとスヌーピー」は、毎週月~金の朝9時30分から放送されていますが、5月30日(水)放送の「チャーリー・ブラウンの感謝祭」(#39・CNでの最終話)を最後にまた放送時間が変わるようです(翌31日からの同時間帯は「チャウダー」を放送)。

で、5月31日のCN番組表には「チャーリー・ブラウンとスヌーピー」はどの時間帯にもありません。ということは?

また週末だけの放送になるのか?

ひょっとして、放送終了か?

6月度の番組表の更新が待たれます。

追記)6月14日から別時間帯で放送再開です。

 

5月といえばもう一つ、アメリカではルーシーのトレード話のアニメ(日本未発売・未放送)を収録したDVDが発売になりますね。

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2012.04.17

東京だよ、チャーリー・ブラウン は書籍のみ

It's Tokyo, Charlie Brown は、書籍だけではなくアニメ化もされる、という情報が出ましたが、その情報はガセだったようです。

うれしいような、残念なような…。多分、どちらかといえばヘンテコなアニメを作られないで良かったという気持ちが強いです。最早数年に1本、ひょっとしたらもう新作は作られないかもしれませんが、そういう貴重な機会はなるべく原作に忠実な作品にしてもらいたいものです。

絵本だけに留まるのが無難です。

それにしても解せませんなー。本当に何でこんな企画が通ったのでしょう。ローカライズとは違うでしょうに(そもそも日本語翻訳版は出るんでしょうか)。

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2012.04.16

昨日のATARU

新番組「ATARU」の特番でスヌーピー・グッズが映ったという家人の情報があり、とりあえずドラマを拝見いたしました。

ローラがレジ係をしている店の店内にあったというんですが、確認できず。

仮にそこにあったとして、メイキングでは映っていても本編で映ったら版権などで後々面倒ですから、やはり隠しますよね。

 

で、店内の雰囲気がカルディに似ているなー、と話していたんですが、実際にカルディでロケをしていたらしいです。
カルディは結構スヌーピーものを取り扱っているようなので、まあ納得というところでしょうか。

 

どうでもいいですが、ローラはセリフではずっと丁寧語でした。

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2012.04.10

東京だよ、チャーリー・ブラウン

"It's Tokyo, Charlie Brown" そんなタイトルのペーパーバックが発売になるようです。

Itstokyocb

説明文を読みますと、チャーリー・ブラウンたちの野球チームがアメリカ代表として日本で開催される世界大会に参加するために飛行機で日本にやってくる、という内容のようです。

何でこんな企画を考え付いたんでしょーか?

 

まあ、とりあえずそれは置いといて…

クレジットを見ますと、AuthorがCharles M. Schulz と Vicki Scott 、Illustratorが Paige Braddock となっています。原作がシュルツさんで物語がヴィッキ・スコット、絵がペイジ・ブラッドック、てな感じでしょうか。

ヴィッキ・スコットは絵本版「スヌーピーと幸せのブランケット」のイラストを手掛けた男女ペアの片割れです。あの絵本ではイラストレーターとして中々いい仕事をしたと思いますが、今回はクレジット違いでなければストーリー担当のようです。

ペイジ・ブラドックは、ピーナッツの絵本を数多く手掛けています。私の持っているポップアップ本のイラストも彼でした。60年代っぽい(orアニメっぽい)画を描くスコットに対して、こちらの彼は晩年風のへろへろ線を頑張って描こうとしている人です。

果たして、どんな作品に仕上がるのでしょう。

しかし、アメリカではこういうピーナッツ・キャラを使っただけの完全創作本も出版OKなんですね。ちょっと驚きです。

ページ数は、96ページ! 発売日は、2012年11月6日だそうです。

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2012.04.07

マイナーキャラ戦線異状あり

週末更新のタウンショップ・サイトより。

Dsc00138a

左上にチボーがおります。マーシーと絡んでいるのは「原作通り」?
フリーダはマイナーではないですが、本当にカムバックしつつあるようです。

Dsc00136a

こちらはもっと凄い!何とラリーがいるじゃありませんか。

 

※画質はわざとです。お見苦しくてすみません。

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2012.04.05

ついてないとき心が晴れるスヌーピー 入手

祥伝社刊「ついてないとき心が晴れるスヌーピー」、ちょっと遅れて入手しました。


とあるweb書店のレビューでは "コミックのチョイスは角川書店刊「A Peanuts Book featuring Snoopy」から" という事だったんですが、これが大間違いで、1967年から1974までの足かけ8年分からのチョイスとなっていました。

祥伝社からの1冊目「悩んだときに元気が出るスヌーピー」は選者(香山リカ)の妙が出ていて、それはそれで面白いと思いましたが、1965年から1999年までのものが割とランダムに配置されていたので些かの読みにくさはありました。4コマ時代と3コマ時代以降が混ざるとページによって絵の大きさが全然違ってしまうので違和感も。

2冊目の「気持ちが楽になるスヌーピー」は前半が1987年から1999年、後半が1960年から1963年プラス飛んで1967年という変わった構成になっていました。1968年から1986年が未収録という中抜け状態でしたが、60年代の分は続きものが結構収録されていたのが中々良かったです。
この「気持ちが~」は、80年代以降と60年代のそれぞれのパートでコミックが年代順に並べられていたんですが、今回の3冊目「ついてないとき~」でもそれが踏襲されていまして、ほんの少し前後するものはありますが、8年間のコミックが殆ど時系列で掲載されています。

ただ残念なのは、今回の「ついてないとき~」は、「気持ちが~」ほど続き物が収録されていなかったことでしょうか。しかも続き物が部分的に収録されたりしていまして、かつての講談社X文庫の編集を彷彿させます。

例えば、P44ではフランクリンとライナスの初対面、P138ではマーシーとサリーの初対面エピソードが収録されていますが、前後の話がカットされているので、何故ライナスがフランクリンにカボチャ大王の話をするのか(及びその笑いどころ)とか、マーシーは何しにやって来たのか、とかいうのが全然解りません。

ペパミント・パティのチームにグローブを貸しに行ったチャーリー・ブラウンはその後どうなったのか?

P185のライナスとマーシーの会話も、2人が初対面というのが判ってこその面白さです(これは流石に文脈で解るかな?)。

 

ひょっとして所謂「ピーナッツ名言集」に取り上げられるようなコミックをチョイスしているのかな?とも思えますが、だとするとそれはそれで結構成功していると思います。1970年前後からチョイスしているのですから、クオリティは元々高い訳ですし。

あと、年代的にツルコミックのピーナツブックスからの採録かなと思ったんですが、ピーナツブックス未収録のものも幾つか収録されています。Complete Peanuts があるとはいえ、谷川訳で読めるというのは貴重かもしれません。

 

三田誠広氏の後書は、ちょっといただけませんでした。

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2012.04.03

ファーロンの名は封印されてなかった…

知ったかぶりはするものではないです…。

3月31日のブログで、「タウンショップ原宿CS店ではファーロンが沢山露出しているのに名前が伏せられている」という事を書きましたが、事実誤認だったようです。
実際、商品などでは名前が表示されていませんが、タウンショップのサイトの商品紹介の文章内ではちゃんと使われていました。お恥ずかしい事です。すいません。

ただし、一部の商品で "Faron" が "Cat" 扱いされている理由については、一応事実のようです(往生際悪い?)。

トランプの絵札柄デザインも結構以前から使われていたんですね。今迄ほとんどグッズ情報をチェックしていなかったくせに、偉そうな事を書くから恥をかくんですな。

ちょっと話題を変えて。

"Faron"の日本語表記は古くから「ファーロン」だったんですが、タウンショップのサイトでは「ファロン」となっています。
多分発音はファロンの方が近いでしょう。ネーミングの元ネタであるカントリー・シンガーの名前も普通「ファロン・ヤング」と訳されています。そういえば、ピーナツブックスでも1回だけ「フェロン」と訳されていた事がありました。

しかし、グッズに使われているフリーダが可愛くて驚きです。ちょっとアレンジされているんですがこれがまたプラスになっていますね。自慢のカーリーヘアも60年代のシュルツさんの描線が綺麗でいいです。

そういえば、今年の夏にはキディランドが元の場所に戻るんでしたっけ?キャットストリート・グッズもそれまでの運命でしょうか?

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