ディズニーも苦労してるなあ…
今日はこれからTDLに行くのです。
で、週刊ダイヤモンド『ディズニーの「裏側」』からネタをもう一つ。
先日は、大人向けグッズが増え、こども市場で勝ちきれない日本のキャラクター市場でのディズニーってピーナッツに似たところがあるよね、という記事を書きました。
今回は東大大学院の能登路雅子教授の「日本人の自画像を投影するディズニーランドという聖地」というコラムから、ちょっと本筋とは関係ない部分についてです。
このコラムで、とあるTDLガイドブックについて書かれているんですが、
TDLの原型は米国のディズニーランドです。発案者はミッキーマウスを世に送り出したウォルト・ディズニーで、ディズニーというのは人の名前だったんですよ
という記述があったんだそうです。しかも本文ではなく欄外の「ひとこと情報」に。
著者は、日本人はTDLの遊び方についてはとても詳しいのに、こういう基本的事柄がさも珍しそうに書かれているという事に対し、情報や感心のバランスが取れていないと驚いています。
これって、
スヌーピーって、漫画もあったんですね!
と、言われるのととても似ているような気がします。ディズニーの事を何も知らないTDLマニアがいるとすれば、それはピーナッツのコミックを読んだ事が無いグッズ・コレクターと殆ど同類ではないでしょうか。ディズニーですらそういう人がいるのですから、読まないピーナッツ・ファンがいるのも仕方がない事ということなんでありましょう。
実はそういう人は70年代からいて、月刊SNOOPYではよく論争の的になっていましたっけ。
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コメント
こんにちは。
ほぉ、そのコラムを書かれてるのは岩波新書で本国での聖地扱いの本を出してる方ですね。興味あるなぁ。
でも舞浜(に限らずアナハイムもオーセランドもですが)は、確かにベース
全然知らなくてもけっこう楽しめてしまうんですよね。スプラッシウンテンのモトネタの映画なんて見たことある人少ないだろうなぁ。DVDにもなってないはずだし。
ところで、音楽ネタってことで、とっくにご存知かもしれませんが、ピアノガイズって人たちのライナス&ルーシーのユーチューブがスヌーピー公式のフェイスブックで紹介されてました。老人ホームらしき場所でのライブ演奏(という設定?)でなかなか楽しいです。
投稿: べるつく | 2012.02.26 00:34
元ネタを知らなくても楽しめるだけの普遍性があるからディズニーっていいんでしょうね。
しかしTDLってマイナーなキャラでも平気で練り歩いていて、そこにゲストが群がっていたりしますから、実はキャラは結構知られているんですよね。うちの娘もクラリスとかシンデレラのネズミの名前とかを知っていたんで驚きました。
「南部の歌」は、今は色々問題があってアウトという風に聞いていますが、パレードにも思いっきり参加してましたね。
中古店に行くと必ず「南部の歌」のビデオを探しますが、ありません。レーザーディスクのジャケは好きでした。
ピアノガイズ、ピアノとチェロとバスドラという編成含め、面白かったです。皆さんノリがいいのは素地があるからでしょうか。
投稿: TOSHIKI | 2012.02.27 04:02