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2012.02.06

熱を出してピーナッツの幻影を見た

病み上がりです。正確にはまだ上がりきっていませんが、とりあえず薬で抑えている感じです。尚、インフルエンザではありません。子供がかかるような病気です。

さて、SNOOPY LOVE GINZA 2012 も後1週間、思わぬ病で時間が無くなってきてしまいました。これはひょっとしたら、行きそびれてしまうかもしれません。何とか今週中に健康にならねば。仕事もありますし。

寝ながらベートーヴェンのバガテルとか変奏曲集とか地味目のピアノ曲を聴いていましたが、作品番号の若いのを聴いているとピーナッツの60年代のコミックがオーバーラップしてくるのを発見(?)しました。最初にピアノを弾いているシュローダーが現れて、それから凧揚げするCBやら色々なコミックがフラッシュバックしてきて…気色悪い事を書いていますが本当です。熱を出すと脳味噌は時々おかしな事をするもんです。

60年代のピーナッツには"景色"が見えます。いや、熱のせいでもなんでもなく。シュローダーに限っていいますと、郊外の戸建ての家があって、彼はそこのリビングかどこか広い部屋でピアノを弾いている。陽気は暖かく、部屋の窓は開け放されていて、外にいると彼の弾くピアノの音が風に乗って微かに漂ってくるが、そのマイルドな音質になったピアノ曲はベートーヴェンの初期~中期の曲なのである。

大体そんなイメージです。何で中期までのベートーヴェンなのか?40代で脂の乗り切った頃のシュルツさんと、病気とか色々ありはしたものの傑作をものにしていた頃のベートーヴェンをシュローダーが繋いでいるのかも…。

伝わるでしょうか?うーん、塞いでいるとロクな事を書かんなあ。まだちょっとおかしいのかも知れない…。

また、逆に言うと、晩年のシュルツさんのコミックからはあまり景色は見えないんですが、それはまた別の機会に。

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