バイオレットは、いつおさげをやめてポニーテールになったのか?
仰々しくタイトルにしましたが、Complete Peanuts を紐解けばすぐに判るのです。
1953年3月15日に突然ポニーテールになってました。本当に突然ですので、当時の読者は彼女がバイオレットだと数日間は判らなかったんじゃないでしょうかね。
時期的には、チャーリー・ブラウンがどんどんダメ人間になっていく途上で、女の子たちに攻撃的性格の兆候が見られるようになってきています。
おさげにリボンのバイオレットだと、怒っていてもちょっと可愛いすぎるんですよね。そこのところが良くなかったんでしょうか。ポニーテールにしたことで、より快活で気が強そうなイメージに変わったように思います。
鶴書房のピーナツ・ブックス16巻「ゲバッ子ルーシー (Gewalt Lucy) 」では、おさげとポニーテールの両方のコミックを読む事が出来ます。
P116掲載のコミックで、チャーリー・ブラウンがバイオレットに言います、「おじいさん曰く、いつも女の子のおさげをインク壷にいれたもんだった」、と。バイオレットは「もしそんなことをしたら教室の向こうまでぶっとばすわよ!」と激怒(これが髪型を変えるきっかけだったのかどうかは不明です)。
怒ってもしかし、やっぱり何か可愛いといいますか、迫力不足ですね。
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