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2012年1月

2012.01.28

今頃になってあの絵につっこむ

スヌーピーの小さな幸せ探し展、次回は3月に青森だそうです。

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今回は、その小さな幸せ探し展のあの絵についてです。今更あーこー言うのもなんなんですが…。

Happixxxx

↑ちょっと控えめに小さめのサイズで。

おなじみのあのイラストの一部分なんですが、レイヤーの重なり順を間違えてしまっているのがわかります。これの元画は、「しあわせはあったかい子犬」に収録されている「しあわせは裸足で草を歩くこと」なんですが、オリジナルは服も着ていなければ花も持っていません。成る程、こういう風に合成しているのか、と勉強になりました。

 

しかし何でこんな服を着せたんでしょうねえ。とにかく何か違和感がありました。特に肩のあたりが不自然で、もうちょっと上手く出来ないもんかなあ…と思っていたんですが、ふいに違和感の正体に気が付きました。結局はデザインに由来するものだったんですが、要するにスヌーピーは本来こういう釣りズボンは穿けないはずなんです。

スヌーピーには肩が無い。ついでに言うと、肘もありません。

他の人間のキャラクターも絵的には肩が無いように見えますが、あくまで絵柄の問題で人間ですから当然肩はあります。スヌーピーは犬であり、肩が無いというのは公式の設定なのです(肘が無いというのも公式設定です)。

肩が無い、というのをネタにしたコミックも幾つかあります。ペパミント・パティがスヌーピーの肩にすがって泣きたいけれどすがる肩が無い、とか、海賊スヌーピーの肩にオウムウッドがとまろうとしたらうまくとまれない、とか。特に後者のコミックは、この設定を知らないとオチがよく解らないんじゃないかと思います。

シュルツさんは、こういう細かいところにもこだわって肩が無いと着れないような服は着せてなかったんじゃないかと思います。着せてもあの絵のように肩のあたりが不自然になるので、絵描きとしてしなかったのかもしれませんが。

"世界的に有名な売り子"の肩ひもはちょっと微妙な感じですが、あれは多分首の後ろで結わいているから大丈夫なんでしょう。

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2012.01.26

シャーミー&パティ・グッズ、来た!?

べるつくさん、情報ありがとうございます。公式サイトは見限っているので、余りチェックをしていないのです(そんな事だから、先着70名を逃すんです)。

ただいま開催中の "SNOOPY LOVE GINZA 2012" の事なんですが、オリジナルまちうけコレクションの図柄の一つが、シャーミーとパティが手をつないで歩いているヤツなんですよ。 ←もとい、二人でラジオを聴いているヤツでした。

去年の12月17日のブログで、LOVEがテーマだから、いっその事シャーミー&パティでグッズ作っちゃえよ、と書いたんですけど、本当になってしまいました。まちうけをグッズというのかどうかはともかく。こういう形で古参の2人(連載第1回から登場してます)に陽が当たるのはとても嬉しい。

ピーナッツという作品の性格上、シュルツさんはあんまりラブラブの絵というのは描いていないんですよね。そういう意味ではこの2人はとても貴重な存在です(あとはヌケサク鳥の夫婦くらい?)。よくある合成で作られた強引なツーショットではなく、シュルツさん直筆ですからね。もっと増えないでしょうかね。私はベルを推すよりも、こっちの方が断然いいと思いますが、いかがなもんでしょう。

 

ついでに、ベルの事も書いてしまいますが…。今回のイベントのグッズとかイラストを見ていますと、スヌーピーとベルのツーショットが結構多いですねえ。しかし、この2匹がラブラブしているイラストは、あまり作ってほしくないもんです。なんたって、この2匹はきょうだいですからねえ。近親なんちゃらですよ。

あと、メインで使われているベルのカット、これって原型はスヌーピーですよね、多分。スヌーピー(雄犬)のパーツを付け替えて、ベル(雌犬)に仕立て上げているだけじゃないですか。これ以外のベルのカットも結構そんな感じのですよね。

手にアイスクリームを持たせたり、首から下を取り換えたり、そういうカットは多いですが、キャラクターは顔が命なので、そこがちゃんとしていればまあ何とかなったりするものです。しかし、ベルに関しては肝心の顔がシュルツさんの絵じゃないんですよね、殆どの場合。これは困ったものです。

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2012.01.23

銀座有楽町界隈には中々行けない

今は21世紀ですよね。

2012年、週末のゴールデンタイムの2時間枠で、三ツ矢雄二特集をメインに据えた特別番組が放送されるなど、一体誰が想像したでしょうか。

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いよいよ明日から "SNOOPY LOVE GINZA 2012" がスタートです。谷川俊太郎氏のサイン会も明日、有楽町ですよね。セットで行く人も多い事でしょう。

谷川先生のサイン会。私はこの手の "先着○○名モノ" には全くといっていい程縁がありません。まあ、別にいいですけどね、と負け惜しみ。

ソニービルの方にはいつ行けるかなあ…。バレンタインデイまで猶予があるので、見逃すことは無いと思いますが。

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2012.01.18

DVD "Friends Forever" 発売

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昨年12月にアメリカで発売されたDVD "Happiness Is... Peanuts / Friends Forever" がやっと到着いたしました。

収録作品は、"You're in Love, Charlie Brown" と、"The Charlie Brown and Snoopy Show #8" の2編です。

"You're in Love~" は、既にDVD「スヌーピーのバレンタイン」にボーナス・エピソードとして収録されており、「1960年代コレクション」にも収録されておりますので、これがワーナーからの3度目のDVD化となります。4年間で3枚目…。未だDVD化されていないエピソードは数多ありますのに、これはどういう事なんでしょうねえ。

"The Charlie Brown and Snoopy Show #8" は現在カートゥーン・ネットワークでも放送中のエピソードです。タコ食いの木や、チャーリー・ブラウンがキャンプから強制送還されるエピソード(ペパーミント・パティが初めて弱みを見せる歴史的な名エピソードが原作ですね)などを収録しています。

 

で、今回の日本語吹替についてですが…、日本語吹替は、収録されていませんでした、というか、リージョン・フリーではありませんでした。リージョン1・3・4・5で日本は未対応となっていました。

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中国語字幕は入っているというのに…。

日本語吹替が未収録という事については、昨年の「幸せのブランケット」で経験済みですので、これだけではもうそれ程動揺はしません。国内版DVDの発売を待つのみです(いつ出るんだろうなあ)。今のところ、"The Charlie Brown and Snoopy Show" がDVD化される場合は、全て新録音になっていました。ですから、今回も新録音を希望です。Pパティの泣きの演技をどうやるか、期待してます。

 

余談ですが、今回のDVDに収録の2エピソードは、偶然にも2つとも、かつて学研ビデオからVHSテープで発売されていました。チャーリー・ブラウンが杉山佳寿子で、マーシーを林原めぐみが演じた事でちょっと話題のシリーズです。

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2012.01.17

チャーリー・ブラウンという男の子、またまた放送

1月13日にちょいと書いたんですが、今月21日(土)と29日(日)にカートゥーン・ネットワークで「スヌーピーの大冒険」が放送されます。

そして、3月24日(土)には「チャーリー・ブラウンという男の子」が放送されます。データはまだありませんが、翌週の4月1日(日)にも放送があるかもしれません。昨年は「チャーリー・ブラウンという男の子」が5回も放送されました。カートゥーン・ネットワークで放送されるようになってから最高の回数でした。反面、「スヌーピーの大冒険」は1回しか放送されませんでしたが。果たして、今年はこれからどうなるでしょう。

 

ここで、カートゥーン・ネットワークで放送されたピーナッツ映画の放送回数のおさらいを。

2011年
「チャーリー・ブラウンという男の子」6月4日、6月12日、8月10日、11月26日、12月4日、の5回、
「スヌーピーの大冒険」8月10日、の1回、

2010年
「チャーリーブラウンという男の子」4月10日、4月18日、の2回、
「スヌーピーの大冒険」2月20日、2月28日、10月2日、10月10日の4回、

2009年
「チャーリー・ブラウンという男の子」放送無し
「スヌーピーの大冒険」10月31日、11月8日、の2回

2008年
「チャーリー・ブラウンという男の子」10月4日、10月12日、の2回
「スヌーピーの大冒険」6月7日、6月15日、8月28日、の3回

2008年はこの他、3月27・28日にNHK-BS2でこの2作を放送していますが、これがNHKでの最後の放送で、以降がカートゥーン・ネットワークになる訳です。

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2012.01.16

スヌーピーのラブリーデイズ、発売

角川つばさ文庫「A Peanuts Book featuring SNOOPY for School Children (3) スヌーピーのラブリーデイズ」が発売になりました。角川つばさ文庫からはこれが3冊目になります。

今回の本は今迄で一番充実していると思います。

テーマ別に章分けしている構成は今までと同じですが、「学校」「幸せ」という抽象的なテーマでストリップが集められ輪郭がぼんやりしていた前2冊と違い、有名なエピソードやシチュエーションを中心に集められているため焦点が絞られており、とてもわかりやすい感じになっています。

内容はこんな感じです。

"待つ身もつらいよ"
 …郵便受けでバレンタインカードを待ち続けるチャーリー・ブラウンの物を8片。

"恋は緊張がつきもの"
 …チャーリー・ブラウンとペギー・ジーンの出会いのエピソードから手紙のやりとりまで。

"切ない片思い"
 …チャーリー・ブラウンが赤毛の女の子のためにハートのキャンディを買うエピソードと教室でウインクして保健室送りになるエピソード。後者は偶然にも産経新聞の連載とタイミングが合いましたね。

"うまくいかないなあ"
 …チャーリー・ブラウンとエミリーの出会いのエピソードと、恋人舞踏会へ行くエピソード。エミリーが実存かどうかの部分は未収録。

"意識しあう2人"
 …ライナスとリディアのやり取りを11片。

"つれないあなた"
 …ルーシーとシュローダーのやり取りを5片。5片のうち3片が"ピアノをどかしてルーシーの頭がゴチン"オチ。

"押して押して押しまくれ!"
 …ペパーミント・パティとマーシーがキャンプからチャーリー・ブラウンに手紙を出すエピソードと、教室でマーシーとペパミント・パティがけんかをして校長室送りになるエピソード。

"愛しのバブーちゃん"
 …サリーとライナスのバブーちゃん問答を7片。

"プレゼントに思いをこめて"
 …チャーリー・ブラウンがペギー・ジーンのために手袋を買うエピソード。

チャーリー→ペギー・ジーン、チャーリー→赤毛の子、チャーリー→エミリー、ライナス→リディア、ルーシー→シュローダー、マーシー&Pパティ→チャーリー、というテーマごとに章分けがされております。"ライナス&リディア" の章のタイトルが "意識しあう2人" というのは上手いなあ。

80年代後半以降のエピソードしか選ばれていませんが、この範囲で恋をテーマに編集したものとして、これは充分な出来ではないでしょうか?必然的に、スヌーピーは常に脇役、出番は激減しておりますが(11片だけ)。

これを読んだ小学生が「ピーナッツって面白いな」と思ってくれたなら、私は我が事のように嬉しいです。

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2012.01.13

ユニバーサル・ワンダーランド3月16日オープン

3日休んで3日勤務、また3日休んで4日勤務、続いて2日休んで5日勤務、でやっと平常になる頃にはもう下旬。これじゃエンジンがかからん、と文句を言う人もいますが、連休ボケがソフトランディングで解消できるので、自分としてはいい感じだと思っていますが、果たして如何なもんでございましょう。

今年は祝日と土曜日が重なる日が4回もあるので、例年より休みが4日少ないんですよね。家人にとっては子供が家にいない日が増えるので朗報のようですが、私は折角週末休みの仕事に転職したのに、祝日が有効活用出来ずに残念です。

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USJのユニバーサル・ワンダーランドのオープン日が3月16日(金)に決まったようです。

USJのピーナッツの着ぐるみといいますと、スヌーピー、チャーリー、ルーシーの3人が印象強い(少なくとも宣伝媒体などメディアに出てくるのはこの3人ばかり)ですが、USJのサイトを見ますと、ライナスとサリーもいるようです。リニューアルに伴い増員したのでしょうか?

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このところあまり更新していませんが、この1月は割とピーナッツ関連の話題が多いのです。

・スヌーピーの小さな幸せ探し展(1/2~1/9)

・角川つばさ文庫「スヌーピーのラブリーデイズ」発売(1/14)

・SNOOPY LOVE GINZA 2012(1/24~2/14)

・「スヌーピーの大冒険」CNで放送(1/21、1/29)

 

日ごろ辛口な事を書いていますが、これでもピーナッツがより長く現役感を失わずにいられる事を、切に願っているのであります。

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2012.01.09

小さな幸せ探し展の追記

今回はなるべくポジティヴな内容を心掛けて…。

池袋の時には無くて、今回(前回の神戸からかも)増えていたものとか、気になった事とかをピックアップしてみたりします。

1.展示

ミスタードーナツのCMで仲里依紗が着ていた衣装が展示されていました。

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私は編み物の事は全然解りませんが、この編みこみの感じは何かすごいと感じました。で、傍らのモニターではCMが流れていました。

 

「しあわせはふたりの好きな曲があること」に併設してJUJUとシュローダーヘッズのコーナーが作られていました。

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二人の Happiness も展示されています。モニターではピーナッツとジャズについての簡単な説明が放送されていましてました。

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で、このガラルディのCDジャケット。懐かしのトールケースですよ。CDが市場に出てきた当初、アメリカではレコード用のエサ箱をそのまま使えるように、こういう長いケースに入れて売っていたんですよね。この状態で保管してたら貴重です。私はもう持ってません。

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しかし、"シュローダーと同じ名前を持ち" という表現はどうなんでしょうねえ。シュローダーに由来しているユニット名というのが本当のところなのに。ライナス・オブ・ハリウッドの事をライナスと同じ名前を持っているとは言わんでしょう(彼はボーダーシャツばかり着ていたからライナスとあだ名を付けられたらしいです)。

 

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成海璃子と安藤美姫の Happiness も池袋には無かったかな。ポートレイトの方は昨年発売のムック本を引き伸ばしたものですね。

あと、女子サッカーチームの Happiness は、神戸から引き継いで展示されていました。サインボールは幸せ探し展のロゴマークがあしらわれたいい感じのものでした。

2.物販

物販コーナーにも気になるものは色々ありましたが、ご当地ものなどは基本的にスルーです(イメージが違うので)。マイナーキャラは全く出物なしでした。

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ご当地もので最も横浜らしかったのは重慶飯店の巨大月餅でしょう。これは本気で中身まで全部作られているんでしょうか。賞味期限が気になるところです(まさか食べずに廃棄なんてことは…)。月餅2個入り巾着袋が924円というのは安いような高いような。

 

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ジェラートピケとのコラボによる "しあわせはほわほわのセーター" 、商品名ハピネスセーターは神戸展から登場したそうです。フリーサイズのみで6510円。

 

 

 

 

西川の "みんなをハッピーにする「スヌーピーと幸せのブランケット」" はアクリル100%

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で、ブランケットが8400円、マイケットが5250円、ひざ掛けが3150円でした。ルーシーが埋めた毛布をスヌーピーが掘り起こして、ライナスがスヌーピーを抱きしめるコミックが縫い付けられていますが、ブランケットは4コマ全部、他の2つは3コマ目だけになっていました。

 

物販は、百貨店での年始開催のせいか、池袋より大分盛況に見えましたね。

ベルのグッズは色々販売されていましたが、あまり手に取られていないようでした。ただ、「しあわせはちょっとしたおしゃれ」のミニタオルはよく売れていました。

書籍&DVD売場は中々の充実度。角川のシリーズと昨年のムック本、ワーナーのDVDが陳列されておりました。本を買っていく方がちらほらとおられましたが、90年代のコミックはあまり入門者向けではないと思っているので、見ていてちょっと複雑な思いでした。これで「ピーナッツってあまり面白くないな」と思われるのは好ましくありません。かといって、これで面白いと思われても困りますが。昔のはもっと面白かったんですよ。

今回の買い物はただ1点。ウッドストック農園のオリーブオイルのラベルがあしらわれたクリアファイルです。これはかわいい。そのうちフェイク・ボトルを作ります。

"しあわせは外食"のポスターも中々良くてどうしようか悩んだんですが、結局パスしました。元の絵のようにテーブルから下が描き足されていなかったら買ったかもしれません。

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2012.01.08

しあわせが減ってしまった件

横浜そごうの「スヌーピーの小さな幸せ探し展」に行って参りました。

昨年の8月に池袋サンシャインシティで開催された際には散々批判的な事を書いたのに、何故また行ったのか?といいますと、無料券を入手したからです。因みに批判的な記事↓

http://localcactusclub.cocolog-nifty.com/in_my_room/2011/09/2-6a8a.html

池袋の時の不満をおさらいしておきますと、まず、この「スヌーピーの小さな幸せ探し展」というのは、絵本『Happiness is a warm puppy』の世界を五感で楽しむ、というようなイベントなわけです。会場には色々な Happiness が展示されていましたが、17個あった Happiness のうち実際にその絵本に収録されていたものが8個、他の本に収録されていたり改変されているものが6個、全くの創作(つまりシュルツさんの言葉ではない)が3個という有様で、Happiness が30個載っている元の本からのチョイスが3分の1以下というのはどうなのよ!とまあそういう事だったわけです。

で今回。別に展示内容が変わっているという事もないでしょうし、大して期待もせずに参加してきたわけなんですが…。

展示されているハピネスは17から12に減少していました。また会場が狭い。そのくせ物販コーナーは多分前回と同等くらいのスペースが。これじゃあ本末転倒ですよ、「スヌーピー・グッズのプレミアムショップ限定オープン、有料展示スペースあり」とした方がいいですね。

・・・・・・

とりあえず、今回展示されていた12個のハピネスを確認しておきます。番号は順不同です。

1.Happiness is a Warm Puppy
 …「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉です。まあ、これが無ければ始まりません。

2.Happiness is a Stack of Books
 …関連本"Happiness is a Sad Songs" に収録されている "Happiness is a Stack of Old Comic Books" の "Old Comic" の部分を省いたもの、つまりシュルツさんの言葉をいじったものです。

3.Happiness is Your First Kiss in the Rain
 
…1979年版「しあわせはあったかい子犬」に収録されているシュルツさんの言葉です。1962年版(今回のイベントの元になった本)には未収録です。"雨の小路"で使用。

4.Happiness is an Umbrella And a New Raincoat
 …「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉です。これも"雨の小路"で使用。

5.Happiness is a Fuzzy Sweater
…「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉ですが、イラストはオリジナルのバイオレットからサリーに置き換えられています。更に今回はジェラートピケのセーターとのコラボ(つまり販促)にも使われています。

6.Happiness is a Pile of Leaves
 …「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉です。

7.Happiness is Getting a Little Dressed Up
 …ベルのコーナー用に創作されたものだと思います。

8.Happiness is Getting Together With Your Friends
 …「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉です。

9.Happiness is a Thumb And a Blanket
 …「しあわせはあったかい子犬」収録の正真正銘シュルツさんの言葉ですが、今回は西川の毛布とのコラボになっていました。池袋の時は何だかよく解らない毛布が飾ってあったような気が…。

10.Happiness is Having Someone to Watch Your Favorite TV Show With
 …関連本「スヌーピーの友達がほしい」収録の "A Friend is Someone Who's Willing to Watch The Program You Want to Watch !" がオリジナルで、DVDの販促に使用されていました。

11.Happiness is Having a Favorite Song with Your Loved One
 …関連書籍「大好きって手をつないで歩くこと」に収録されている "Love is Having a Special Song" を "Happiness is" になるようにアレンジしたものです。JUJUとシュローダーヘッズの販促にもなっています。

12.Happiness is Snoopy
 …まあ、なんといいますか。とりあえずシュルツさんはそうは言っていないでしょう。

集計してみますと、

●1962年版に収録されているHappiness・・・6個(池袋では8個)
●他の関連本に収録、またはアレンジされているHappiness・・・4個(池袋では6個)
●今回のイベント用に創作されたHappiness・・・2個(池袋では3個)

と、なりました。バランスよく減らされているのかなあ…という気もしますが、CD、DVD、ベル、毛布、セーター等々商品タイアップがあるものが5点生き残っているというのも何といいますか…。でまた、こういうのに限って元の本からの言葉じゃないんですよね(シュルツさんの言葉をそのまま使っているのは5個中4個、もとい、1個。間違えました)。販促に相応しい言葉を他の本から引っ張ってきたり改変したりしてるわけですよ。

・・・・・・

池袋で展示されていたものは、上記のもの以外にも "Happiness is a Climbing Tree"の木登りの絵の部分だけが会場外で記念撮影スポットに使用されていたり、 "Happiness is Having Friends Who Like The Same Music" の音が鳴るギミック部分だけが展示されていたりしてました。この2つは、広い面積が必要だったり、音楽ネタ被りがあったりと、一応今回カットされたのは致し方ないかな、とも思われます。

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2012.01.04

ほざくなチビッ子

4日遅れの謹賀新年。本年もよろしくお願い申し上げます。

実家に帰りまして、懐かしい本を1冊発掘してまいりました。アート・リンクレター著「ほざくなチビッ子」であります。一応、初版です。恐らく世代的には貴重では無いと思いますが。

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表紙を見ればお解りのように、挿絵はチャールズ M. シュルツです。内容は実在の子供の面白発言集で、これは適正な人選だったんじゃないでしょうか。

しかしこれが、クレジットが無いんですよね。文庫化に際しての日本人アート・ディレクターのクレジットはあるのに…。後にクレジットが入った版を立ち読みしたことがあります(あるような気がします)が、あれは何刷目くらいからだったんでしょう。

正直、挿絵目当てで買った本で、中身にはあまり興味が無かったんですが、今、親の視点で読み返してみますと中々面白いです。うちの娘も口ばかり達者なので、結構この本といい勝負な気が、とかいうと親ばかでしょうかね。

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