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2011年10月

2011.10.31

今日はハロウィン

今日はハロウィンで昨日は日曜日。モールではきっとイベントをしていたでしょうが特に娘を連れて出かけるでもなし…。

昨日は谷啓版チャーリー・ブラウンについて書いたので、そのあと勢いで谷啓版「チャーリー・ブラウンとかぼちゃ大王」を観てしまいました。この谷啓版は、口が動いていないのにセリフを喋っていたり、チャーリー・ブラウンがかりんとうを貰ったり、サリーが放送禁止用語でライナスを罵倒したり、と色々凄い事になっています。ちょっと問題ありだと思いますが、アフレコでは1回もNGが出なかった(うつみさん談)という谷啓版独特の勢いというか味ですね。

さて、今日は6時からカートゥーン・ネットワークで「ワッハッハロウィーン」を放送します。スヌーピーの出番は多分7時~8時の間だと思います。仕事から帰ってきたら放送中かもしれません。

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2011.10.30

コロンボ、チャーリー・ブラウン…

小池朝雄版刑事コロンボと谷啓版チャーリー・ブラウン。共に1970年代にNHKで放送され、今なおコアなファンを有する作品であります。

1号遅れですが、ハヤカワミステリマガジン11月号「特集・刑事コロンボに別れの挨拶を」を読みました。

巻頭特集がミステリ界の有識者によるアンケートで、1位になったのが「二枚のドガの絵」。感無量であります。「別れのワイン」とか「忘れられたスター」もドラマとして素晴らしくてとても好きですが。やはり「二枚のドガの絵」はあのラストシーンですね。初見の時のあの感動は今でも忘れられません。

で、特集の中に作家・大倉崇裕による「刑事コロンボ 録画激闘史」というのがありまして、これが中々世代的に涙ぐましく思える内容でありました。コロンボをチャーリー・ブラウンに置き換えるとまるで我が身の事のようです。

『(今はDVDがあるので)いつでも好きな時に刑事コロンボを見ることができる。たしかに幸せなことではあるけれど、たった1回の放送にすべてをかける、キリキリとした緊張が、なつかしくもある。』以上、引用。

例えば、谷啓版「チャーリー・ブラウンのクリスマス」はNHKでは1971年12月25日と1972年12月24日の2回しか放送していません。他のNHK谷版もみな1話につき2回づつの放送でした。しかもバケーションのシーズンに突発的に放送するので、そろそろかな、と思いつつ朝イチで新聞のラテ欄を確認するという日々。

チャンネル権の問題とか、放送時間に用事を頼まれたりとか、法事と重なったりとか色々ありました。あー、塾を休んだことも(勿論家族には嘘を…その後ろめたさからより真剣に観ました)。そんな感じで一話一話それぞれに思い出があり、谷啓版を見返すと昔のことがよみがえってきてしまいます。

まあ、昔好きだった物に対しては誰でもそうですよね。

その後民放やU局で再放送の機会はありましたが、そこらへんはコロンボも同様。

しかし、日本のコロンボ・ファンは幸せです。

12月に発売されるブルーレイBOXは「新・刑事コロンボ」までを含んだ35枚組\71,400と高額ですが、日本放送ヴァージョンや日本語吹替にもこだわった日本ならではの商品になっているのです(話せば細かくなりますが、コロンボも吹き替えには諸々事情があるのです)。コロンボのDVDは全部(新・は除く)買い揃えましたが、どうするべきか…。

 

で、思うことは一つ。やはり「谷啓版チャーリー・ブラウン・コンプリートBOX」を発売してほしい。

谷啓版は全15話しかないですから、DVDでしたら5枚組で収まります。ワーナーさんだったらきっと単価も抑えてくれるでしょう。そして、「チャーリー・ブラウンのクリスマス」は存在する吹き替え6ヴァージョン全てを収録するとか、谷啓さんがチャーリー・ブラウンについて語ったテレビ番組「TVジェネレーション」を未放映部分を含めノーカット収録するとか、マニアを唸らす商品にしてほしい。

夢です、夢。

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2011.10.29

シュルツ氏、2011年度も故人の長者番付で4位

恒例フォーブス誌の2011年度故人長者番付が発表になりました。昨年同様2001年以降のベスト5を表にしましたので、拡大してご覧ください。

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不景気を反映してか、皆ベースダウンしていますね。

1位のマイケル・ジャクソンは1億ドルの減収ですが、それでも桁が違うところが凄いです。余程の大物の没故があれば単年だけ1位の座を明け渡すかもしれませんが、しばらくは高水準で推移していくでしょう。

2位のプレスリーも微減ですが、昨年度が過去最高額でしたのでまあ安定していると言えましょう。

3位のマリリン・モンロー急上昇です。何かありましたっけ?

5位のジョン・レノン。ビートルズのCD「LOVE」が発売になった2007年(正確には2006年10月発売)がピークで、その後目減り。「シルク・ド・ソレイユ」が大きいらしいですが今ひとつ安定感がありませんね。

実は同率5位で、エリザベス・テイラーが入っています。そういえば今年死去されたんでした。

 

そして、4位のシュルツさんですが、痛恨(?)の800万ドルダウン。前年比75.75%となりました。ピーナッツ・グッズの売上の約半分は日本でのものですが、今年の日本はこういう状況ですから仕方がないのかもしれません。ニッポンの復興がシュルツさんを支えることになる?

しかし、日本のシェアを50%とすると、約24ポイントダウンですから単純計算すると…日本でのグッズ売上が半減したという事になります。でもさすがにそれはないでしょうねえ。つまり日本以外でも売上が落ちてきているという事なんでしょう。

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2011.10.27

背中の斑がハート型になったよ!

ベルのサイトのDIARYがやっと更新されました。

NEWSのページでは10月21日付で『更新しました』となっていますが、DIARYへ行ってみますと何故か更新日が9月28日になっています。本文に『今日から3週にわたり』という文句がありますが、何も起こっていませんのでDIARYの日付が違っているんでしょう…。追記:その後"10月21日"に直されました。)

DIARYでは予てから言われていたTeen Projectの様子がレポートされています。

なんかもう、ベルのプロジェクトは進めば進むほど辛いものになっていきます。

パープルのコンタクトを入れたベルは、PCのモニターのせいでしょうがとても判りづらいです。

衝撃的なのは、背中の斑がハート型になったベル。面白いアイディアだとは思いますが、他所でやって欲しいです。これがまた既成事実になったらどうしてくれる…。

『こんなベルribbon見たことない~heart04』などと書いてますが、元々そんなに見たことないだろ!と突っ込まずにいられません。原作では総登場コマ数=12コマという、超マイナーキャラ(敢えて)です。チボーの方が多いですよ。

結局どうしても違和感が拭えないのは、100%近くのグッズがシュルツさんの描いたものではないからなんですよね。別のイラストレーターが描いた物か、スヌーピーのパーツをいじった物なので、とても不自然でらしくないです。

今回のプロジェクは、もうここに極まれりという感じです、自分にとっては。

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2011.10.23

Coldplay の "Charlie Brown"

Coldplay のニューアルバム "Mylo Xyloto" が発売になりました。

4曲目の "Charlie Brown" は、3rdシングルになるという話もありますが、どうなんでしょう。ポップな曲なんでシングル向きだと思いますが。

洋楽にはタイトルに "Charlie Brown" という語を含む曲が色々とあります。ジャズのみならず、ロック系でもあります。ごくまれに「赤毛の子をゲットするんだ!」みたいなストレートな歌もありますが、大抵の場合はダメ男だったり、憂鬱な気分だったり、そういうのの比喩として「チャーリー・ブラウン」というタイトルがついていたりしてます。最も古いと思われる1959年のザ・コースターズの「チャーリー・ブラウン」からしてそうです。

今回の、Coldplay のナンバーはどうでしょう。Coldplayはだいたい抽象的な歌を歌っているので、まあ特定の丸頭の子についての歌でないことは確かです。歌詞をみますと、ストーリーというか、どういうシーンなのかは目に浮かんできます。

では、この歌の登場人物はチャーリー・ブラウン的なんでしょうか?

…というと、それはちょっと解りません。この歌を "Charlie Brown" と名付けた事には、ひょっとしたら意味なんか無いのかもしれません。

ただ、"Charlie Brown" というタイトルの歌がポップでいい曲でよかったなぁ~、としみじみ思うのみであります。ポップになったColdplayには色々賛否があるようですが…。

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2011.10.21

「スヌーピー&暗い嵐の夜だった」入手しました!

発売日から2日遅れて入手しました、太田出版刊「スヌーピー&暗い嵐の夜だった」。

ビニールカバー付きの新書サイズの本で、ハヤカワミステリみたいな感じです。

中身は、青地にスミ一色で小説関連のコミックを一コマ漫画風に再構成したものが中心で、その中にブック・イン・ブックっぽくスヌーピーの小説が挟み込まれているという感じです。ちゃんと1本のストーリーになっていて、小説の部分も有機的にはたらいてます。

 

"一コマ漫画風パート"ですが、この雰囲気どこかで…と思ったら、鶴書房カラー版ピーナツの「げきついおうスヌーピー」と同じテイストでした。ひょっとしたらあの本の原書とこれの原書は同じシリーズのものだったのかもしれません(とすると、カラー版ピーナツで出版される可能性もあったんですかね?)。

次に"小説パート"ですが、やっぱり目玉はこちらですね。ちゃんとカラーの表紙あり、奥付あり、いかにもペーパーバックな裏表紙もあり、という凝った作りが中々楽しいです。紙の色も変えていて、更に表紙裏表紙は紙質も変えるという凝りようです。

表紙イラストはルーシー・ヴァン・ペルトによるもので、奥付にもそう書いてあります。しかも、スヌーピーの提案する「海賊と外人部隊の一隊がライオンとトラとカウボーイの一隊と戦ってるところへ象の群れが潜水艦に縛りつけられた少女に跳びかかる絵」というのを忠実に再現しています。このいかにも子供が描きました風の絵は実際誰が描いたんでしょうね。

小説の内容は、1969年11月から翌年4月にかけてのサンデー版で展開された「暗い嵐の夜だった」の完全版です。サンデー版ではライナスの「で王様はどうなったのさ」というツッコミに対しタイプライターを投げつけて終わっていますが、ここではちゃんとオチまで書かれています。この部分はシュルツさんのこの本用の書下ろしなんでしょうかね。

因みに、このサンデー版はツルコミック「ビーグル長官スヌーピー」に収録されてまして、小学生時代に大笑いしてました。

 

あと、この本の最もユニークなところは、前半が洋書の復刻版、後半が谷川俊太郎による翻訳パート(対訳)になっているというところでしょう。こういうのもアリだと思います。
翻訳パートを抜かすと68頁しかなく、ボリューム感からするとやはり割高感は否めませんが、私としては気に入りました。

第2弾もあるそうですので楽しみです。

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2011.10.20

「暗い嵐の夜だった」はまだ届いていません

タイトルの通りでございます…。

私は某世界的に有名なWEB書店で予約をしたんですが、18日は在庫ありになっていたのに出荷してくれなかったようなのです。

まあ、稀にあることですが。稀でなければ使っていません。

昨日発送したようですので、今日には入手できそうです。

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2011.10.18

ミスドのスヌーピー

昨日、書店に寄りましたら、足塚不二雄(藤子不二雄)の最初の単行本「UTOPIA」の復刻版が置いてありました。

復刻版ですので、元の出版社の名前もしっかり再現されているんですが、それが何と鶴書房。ウィキペディアを見ましたら、この事はちゃんと書かれていまして、有名な話だったんですね。しかし鶴書房、結果的に漫画史に残る仕事をした事になったわけですね。

・・・・・・

先週の連休に帰省した際の手土産に、家人にミスタードーナツで買い物をしてもらいました。

P1006563

ドーナツの合成が中々強引ですね。

"Happiness is..." の使用とベルの起用がいかにも今風という感じです。

ポスターの内容からすると、短期的なキャンペーンという雰囲気ではないんですが、果たして本気度はどれ程なんでしょう…。

 

それはそれとして。

「で、ポイントカードは?」

「無いよ。」

「・・・。」

「・・・。」

「なんで?」

「だって前のカード持ってるから。」

 

・・・・・・

また、「UTOPIA」の話に戻りますが(スヌーピーに関係なくてすいません)、20年以上前にNHKで特集していたのを観た記憶があります。基本は少年が主人公の冒険SFなんですが、非常にSFらしく虚しい結末になっていまして、既に後の藤子Fの短編SFに通じるものがあります…いや、衝撃度はそれ以上かも。私の記憶違いでなければ。

読みたいけど、高いなあ。

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2011.10.17

チョコチップクッキーを作る

…今更な旬を過ぎた話で恐縮です。

 

10月8日(土)のNHK「グレーテルのかまど」第1回放送はしっかり観ました。観たのは録画で10日(月)朝でしたが。

色々とためになりました。ピーナッツに出てくるチョコチップクッキーに、そういう深い背景(シュルツさんの好物、アメリカの母の味、云々)があるとは思いませんでした。ただ、ジーニーさんはあくまで笑いのための小道具だという趣旨の事を言っていました。まあ深読みはするなということでしょうね。

しかしいい歳をした大人が集まってチョコチップクッキーを食べている様は中々にカルチャーショックでした。特に自分は甘いものが苦手ですので余計。

番組では実際にシュルツさんが好んで食べていたチョコチップクッキーのレシピを伺って作っていましたが、あれはやはり監修が入っていて全く同じではなかったようです。

・・・・・・

その日の午後は、番組に感化された娘の希望でチョコチップクッキーを作ることになりました。

計量とかメインは勿論奥さんで、娘は混ぜこねるのと、私とチョコチップの買出しに行ったくらいでしたが、それでも自分が作ったと満足げでした。

あと、番組のレシピは使いませんでした(奥さん曰く、あの通り作ったら相当甘い、と)。更に小麦粉が足りなくて3分の1くらいは米粉になってしまったりもしました。

20111010_2

出来上がったクッキーはそれは甘かったです。チョコでなんとかバランスを保ったという感じでしょうか。

まあ、いい休日でした。その後は激務でしたが。

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2011.10.16

コストコで "the PEANUTS collection" が平積みに

忙しい1週間でした。おかげでネタはあっても書けませんでした。今更?というような旬を過ぎた話を書くかもしれませんがご愛嬌ということで…。

 

昨日の朝、テレビ朝日「城島茂の週末ナビ・ココイコ」でコストコ川崎倉庫店でロケをやっていました。

"子供服・文具エリア" には輸入絵本などが安価で大量に売られているようなのですが、そこに "the PEANUTS collection" が大量に置かれているのが映りました。

20111015

↑これです。

コストコといえば安価が基本ですが、一体いくらくらいで売っているんでしょう?

今現在米アマゾンでは$25.55($9.45値下がった)で、日本円にすると2000円を下回っています。日本のアマゾンでは2524円と、ちょっと高い感じです。

となりますと、まあ2000円以下でないとコストコらしくないですよね。この手の本は輸入書籍を扱うリアル店舗では恐ろしく高額(理由はお察し致します)だったりするんですが…。この冬に座間に新店がオープンするので、その際には覗いてこようと思います。

・・・・・・

今までコストコは最も近くても川崎で、年会費を払うにはちょっと遠すぎました。座間は決して近くはないんですが、たまに行くにはまあ悪くはありません。横浜エリア・湘南エリアにも出店計画があるそうですので、もっと近くなるのが楽しみです。

出店といえば、11月に辻堂にテラスモール湘南がオープンします。来週には先のコストコと同じエリアにスーパービバホームもオープンします。この冬は色々楽しみが出来たなあ…。

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2011.10.08

なでしこのHappiness と、フライング・スヌーピー

3連休になりました。神戸で開催中の「スヌーピーの小さな幸せ探し展」ですが、休日と重なるのはこの3日間のみであります。

INAC神戸レオネッサとのコラボ企画(所謂なでしこのHappiness)はニュースにもなっていましたね。

川澄選手の幸せは「くっちゃね!」だそうです。

http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK201110060026.html

ストレートですが、いいですね。

・・・・・・

USJ10周年記念新エリア "ユニバーサル・ワンダーランド" の概要が大分判ってきましたね。新設施設は何と20以上との事です。

http://www.asahi.com/kansai/entertainment/news/OSK201110010016.html

しかしこのフライング・スヌーピーって、さすがにちょっと違うんじゃないですか?ダンボに乗るんじゃないんですから。

いやー、これで良くジーニーさんのOKが出たなあ…。それともこういうのって結構ありがちなんでしょうか?

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2011.10.06

Casa BRUTUS特別編集COFFEE BOOK(現物未確認です)

Casa BRUTUS特別編集COFFEE BOOK というムックが発売になりました。パステルさん、情報ありがとうございます。

↑表紙はチャーリー・ブラウン&スヌーピーです。昨年のコーヒーとパンの特集号の記事の拡大版でしょうか?カットは同じものを使用しています。

昨日は書店に寄って帰ったんですが、見かけませんでした。今日は寄れるかな…。

 

そういえば、コールドプレイのニューアルバムは今月発売です。

「チャーリー・ブラウン」は4曲目、ライヴ・テイクもボーナス収録されています。夏のライヴで披露された「チャーリー・ブラウン」がブライアン・イーノによりどう変貌?したか。

 

あと、忘れてはいけません、「スヌーピー&暗い嵐の夜だった」

10月18日発売です。

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2011.10.04

小さな幸せ探し展in神戸 他

昨日は公式サイトが色々な情報をあげていました。

・・・・・・

NHK-Eテレの新番組「グレーテルのかまど」の第1回で「スヌーピーのチョコチップクッキー」の特集をするそうで、この情報についてはもう公式サイト様々です。録画しなければ。

・・・・・・

「スヌーピーの小さな幸せ探し展」が、そごう神戸店で10/4~10/11の期間で開催されるそうです。

期間短っ!(関西弁風)。祝日があるとはいえ週末が1回ですか。

あと、値下げってますね。池袋では小学生以上は有料で、高校生は一般料金でしたのに、今回は一気に高校生以下無料!一般料金も池袋の子供料金より安い!何か思うところがあったんでしょうか?

更に同イベントではINAC神戸レオネッサとのコラボで、選手の考えたHappinessをタイプライターに見立てたスクリーンで放映するという企画があるそうです。

・・・・・・

この"タイプライターに見立てたスクリーンに放映"というのは池袋でもありましたが、出来は今一つでした。

人選もよく解らなかったんですが、一番まずかったのは文体です。「しあわせは、○○な事」みたいにスタイルを統一させるべきだったと思います。"Happiness is ○○が子供を産みました" みたいな変なのが結構あったりしたんですが、これは書き手よりも依頼する側の問題でしょう。

特にピーナッツ・ファンでない人に原稿を依頼している訳ですから、シュルツさんの本からサンプルを2・3本書き出す等して「こういう調子でお願いします」とお願いしなければ、そりゃあそういうのを書いてしまいますよ。勿論ちゃんと解って書いている人もいましたが、世間ではスヌーピー好きで通っている人が意外に解っていなかったりして、色々だなあ、と思いました。

なでしこ達がいいメッセージを書いている事を祈ります。

そういえば、シュローダー・ヘッズのライヴ中もタイプライターのパチパチ音が結構うるさかったなあ…。

・・・・・・

神戸のニュースだったんですが、過去の池袋の事ばかり書いてしまいました。あれだけ批判していたのに、まだ足りていなかったようです、自分。

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2011.10.02

"Brown-Eyed Beagle"の訳しかた

ピーナッツ連載開始61周年おめでとうございます。

昨年はこの日を「今日はスヌーピーの60歳の誕生日」と言ったり書いたりする人が多々おられましたが、今年は誕生日が制定されたのでそういう事ももうないでしょう。

・・・・・・

10月2日なんですが8月10日の事について。

ムック「いつでもそばにSNOOPY !」の43ページに記載されている、スヌーピーの誕生日が8月10日である根拠とされているコミックの、ラストのコマ。

"Well, I'll be a brown-eyed beagle !" とスヌーピーが言って終わるんですが、これが谷川俊太郎訳では、「ぼく素直になろうっと!」となっているのがよく解らないで困っています。

何で「茶色の目のビーグルになろう」が「素直になろう」になるのか?

多分 "brown eyed(茶色い目をした)" というのが言い回しで「素直な」というような意味になるんでしょうが、こういう用法の文章が見当たりません。我が家のしょぼい辞書では駄目なので、図書館で英和辞典を片っ端から調べました。

ジーニアス英和大辞典によれば、"brown" には『謙虚・自制・単純さなどの象徴』という意味合いがあるそうです。英和辞典は多々ありましたが、これが載っていたのはジーニアスのみ。マイナーな用法なんですかね。"brown eyed ~" という使い方は載っていませんでしたが、でもこれでちょっと谷川訳に近付けたような…。

 

しかし、それならそれでよく解らない事が一つ。

デリック・バング著 "50 years of Happiness" 掲載の笹野洋子訳では、件のセリフは「そうか、ぼくは茶色の目をしたビーグルなんだ!」とほぼ直訳になっていまして、バング氏も本文で「このコミックではスヌーピーの目の色も明らかになります」と書いています。アメリカ人でも解らない言い回しなんでしょうかね?

そもそも、最後に「茶色の目をしたビーグル」と言われても全然意味が通りません(でもバング氏はそう読んでいる?)。かといって「素直になろうっと」でも意味が通るような通らないような微妙な感じなんですが。

このモヤモヤは中々解消されません…。

・・・・・・

余談ですが、「あ、そういえば『ウォーターシップダウンのうさぎたち』の主題歌って "Brown Eyes" じゃなかったっけ?何かヒントになるかも」と思い調べてみましたら、"Bright Eyes" の間違いでした。でも、久々に聴いて懐かしかったです、アート・ガーファンクル。

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2011.10.01

Friends Forever

10月になりました。早いものです。明日は記念日ですね。

アメリカでは早くもピーナッツの新DVDのリリースが決まったようです。10月予定(日本では11月2日)の「スヌーピーとクリスマスのお芝居」からわずか2か月のインターバルしかない12月予定です。

タイトルは "Happiness Is... Peanuts: Friends Forever" です。今年からスタートした "Happiness Is... Peanuts" シリーズの第3弾というわけですね。

で、気になる内容ですが、これがちょっとショックです。

"You're in Love, Charlie Brown" と "Charlie Brown and Snoopy Show #8" の2本なんですよ。

カップリングの片方が必ず "Charlie Brown and Snoopy Show" からチョイスされるというのはもう既定みたいで("#8" は学研ビデオから「スヌーピーのなやみ相談」というタイトルでビデオが出ていたヤツです)、まあそれはまだいいんですが、問題は "You're ~" なんですよ。既にDVD化されているじゃないですか。何故今更?

せめて2本とも新録音ならば購買意欲が湧くんですが…。いや、どちらでも結局は買うんですけど、何だかテンションが下がります。

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