タウンショップ二子玉川店
GWですね。ようやっと、スヌーピー・タウンショップ二子玉川店へ行ってまいりました。
最寄りでよく行くタウンショップがみなとみらいですので単純に比較はできませんが、店のコンセプトに合わせて品揃えに工夫がされているように思えました(あくまで印象ですが)。そうでなければ、最近のスヌーピー・グッズは60~70年代柄が主流という事でしょうかね。
←このロングTシャツは中々いいと思いました。
この中のシャーミー、ルーシー、チャーリー・ブラウン、スヌーピー、の4人はスヌーピーの誕生日の回からのものです。シュローダーは「ようこそ、ベートーベンの誕生日おめでとう」と言っているヤツです。この2つは偶然にも誕生日つながりですね。
ペパミント・パティとロイはカボチャ畠をでっちあげるエピソードから…と思ったら違うっぽいです。何故そこにカボチャが??
しかしこのスヌーピーのカット、最近よく使われているようですが、これは驚きとうれしさと半泣きが入り混じった表情なのです。漫画の前後関係無しで伝わっているかどうか(ただの変な顔で終わってしまいそう…)。
なんでこの変な顔が良く使われているのか?実はこれにはウラがあるのではないか、と勘繰っています。というのも昨年、8月10日がスヌーピーの正式な誕生日に制定されたんですが、このカットは正にその根拠となる8月10日のコミックからのものなのです。
今年の夏はこれを使ったキャンペーンがはられるのではないか、その前哨戦として使用されているんではないか、と踏んでいますがどうでしょう。最近予想はよく外しますけど。
その他、気になったTシャツは、
・スヌーピーと"スヌーピーの名前をチャーリー・ブラウンだと思い込んでいる女の子" との2ショットのもの
・スヌーピーの名探偵のもの
の2点でした。前者は「これ誰?」と訊かれた時に困るヤツです。何たって名前が無いキャラなんですから。名前があるのに全くグッズ化されていないキャラも多いんですがね、フロイトとか。
後者は何時ぞやのイベント用カットの使い回しです。実はホームズ風スヌーピーというのはシュルツさんは描いていないんですよね。コミックを使用したTシャツに紛れてあったので、オッとなりました。
そしてこれは棚の扉にプリントされていたスヌーピーとファーロンです。初対面でフリーダも去ってしまい、ネコを相手に何を話せばいいんだ?と困惑しているスヌーピー。ファーロンは…何を考えているのかわかりません。
実はまだ原宿店には行った事が無いので、いつか行ければと思っています。GW中は多分無理ですが。
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コメント
こんにちは。
二子玉川店、ちょっと前に私も行ってきました。
棚の間がゆったりしていて何組かベビーカー連れの方がいらっしゃいましたが、十分スペース足りていました。上小田井とあわせてこちらに写真ぱかぱかアップしました。
http://4travel.jp/traveler/berutsuku/
それはそうと、スヌーピーの誕生日って正式に決まったのですか?! それは知りませんでした。連載開始日とか初登場日のほうが有名ですよね。にしてもシュルツ氏の死後にいったい誰がそんなことを決められるか大いに疑問ではありますが。。。
投稿: べるつく | 2011.05.03 00:52
こんにちは
スヌーピーの誕生日については、デリック・バング氏の著書「50 YEARS OF HAPPINESS A tribute to Charles M.Schlutz」(翻訳版 スヌーピーたち50年分のHAPPY BOOK)の中で、公式なものは永遠の謎であり、非公式にはコミックに二回登場(1951年8月28日と1968年8月10日)とあります。
http://www.gocomics.com/peanuts/1951/08/28
http://www.gocomics.com/peanuts/1968/08/10
不思議ですね。
二子玉川のメインアートのTシャツに登場するかぼちゃについてですが、ただ単にペパミントパティーと、ロイを登場させたかったのかなと。元コミックは1969年11月2日のものからです。
http://www.gocomics.com/peanuts/1969/11/02
べるつくさん はじめまして
地方住まいなもので、二子玉川店の写真楽しく見させていただきました。機会があったら行って見たいと思います。が・・・
おかいものスヌーピーでも二子玉川の製品を販売していたので買ってしまいました。
投稿: まぐ | 2011.05.03 19:51
べるつくさん、まぐさん、こんにちは。
スヌーピーの誕生日の件ですが、昨年10月にスヌーピー・セミナー(orピーナッツ・セミナー)というライセンシー対象の催しがあったらしく、その席で「スヌーピーの誕生日は8月10日」という発表があったそうです。
当時の私めのブログより↓
11月1日
> まだ情報が少なくて何とも言えませんが、現状では「8月10日という事でチャールズ・M・シュルツ クリエイティブ・アソシエイツの公認を得た」というニュアンスも感じられます。端的にいうと商目的なのかな?
11月2日
> スヌーピーの兄弟は今は6匹が定説ですが、かつては一人っ子だったり7匹兄弟だったり8匹兄弟だったりと、その時々で変えられてきた訳です。遺言書は日付の最も新しいものが有効になります。設定も当初のものに縛られず、塗り替えられるものなのでしょう。
とすれば、スヌーピーの誕生日は後発の8月10日が有効と考えて問題が無いように思えます。ましてや8月28日のコミックは、シュルツさんが生前に封印していたものですからね。
…長い引用ですいません。続きます。
投稿: TOSHIKI | 2011.05.04 01:23
すいません、続きです。
情報源はサンリオの偉大なデザイナー山口裕子さんのブログからです。他にもhimecyanさんというモデルさんのブログでは証拠の日付入りケーキの画像が確認できます。
あくまで商業目的用の公認誕生日という解釈で間違い無いと思います。
それにしても、すぐにオープンになり広まると思ったんですがとてもシークレットですね。himecyanさんのブログでももっと解り易い画像があったんですが、すぐに削除されました。何のための発表だったんだか…。
遺族とはいえ第三者が決定していいものなのか、とか異論が噴出したのでしょうかね。
私としては特に拘りなく「あ、そう」という感じです。
10月2日と4日は近すぎて紛らわしいですし、8月10日ならば夏休みでイベントもやり易いでしょうし(YouTubeに昨年8月のペンシルバニアでの誕生日イベントの動画がありました)。商業活動が活発になればそれはそれで。
話題を変えまして…。
まぐさん、コミック引用の件ありがとうございます。Complete Peanutsを紐解くのが億劫で…。
べるつくさん、私も写真観させていただきました。娘と一緒だったせいか、結構見落としていたようです。
投稿: TOSHIKI | 2011.05.04 02:10
まぐさん、TOSHIKIさん、こんにちは。
なるほど、誕生日はそういう経緯でしたか。
でも結局全然広める気はなさそうですね。
そもそもいくら誕生日ネタのコミックだとしてもその日がイコール掲載日とは限らないでしょうし。
自分としては初登場日をもって誕生日とするのも疑問だったりします。あくまで初登場した日だろうってんで。
タウンショップの写真お楽しみいただけて幸いです。
そうそう、子連れだと見落とし・撮り落としがどうしても出ますねぇ。分かります。あとで撮ろうと思ったものはまず間違いなく撮り損ねてしまいます・・・
投稿: べるつく | 2011.05.06 23:20
こんにちは。
べるつくさんの仰るように、初登場日にしても掲載日にしても論拠としては弱い部分があるんですよね、確かに。
ディズニーなどは初登場日=誕生日を公式にしているようですし、意図的に掲載日=誕生日になるように描いている漫画家などもいるようですが、シュルツさんの場合は敢えてどちらとも明言しなかったわけですからねえ。困ったものです…いや別に困りゃあしませんが。
私は、著作権管理者が「我々は誕生日話が掲載された日を便宜上誕生日としたい」というような事をちゃんと言ってくれれば、とりあえずそれは認めたいですけどね。
投稿: TOSHIKI | 2011.05.08 01:27