DVD「恋するスヌーピー」発売中!
※ほんの若干ネタバレありです・・・。
DVD「恋するスヌーピー」が遂に発売されました。
念のため、恋をするのはチャーリー・ブラウンです(原題: A Charlie Brown Valentine)。
バレンタインを題材にしたアニメは、1975年の "Be My Valentine ,C.B." 以来の2作目となります。そちらはライナスのオスマー先生への恋がメインでしたが、今回はほぼ全編、赤毛の女の子にもやもやするチャーリー・ブラウンの話で、それプラス、サリー、ルーシー、ペパミント・パティ、マーシーが少々という感じになっております。
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日本初登場ですので吹替は新録音です。
いやーしかしワーナー新録版の子役たちはいいですね。特にルーシー。最後の方の「こういう時はあの言葉よ!」のくだりは歴代子役吹替の中でも最高の演技だと思います。
幸か不幸か、日本未公開作品はまだまだ沢山ありますので、今後が楽しみです。それにしても全部吹替え直してくれれば・・・。
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些か残念だったところは、大筋に影響は無いんですが、チャーリー・ブラウンが赤毛の女の子の落とした鉛筆を拾って、それに歯形がいっぱいついているのをみて "She is Human !" と叫ぶシーン。ここは谷川訳の通り「彼女も人間だった!」とやって欲しかったですね。
高嶺の花だった彼女にもそういうところがあるんだ、と感激するシーンでもあり、何ちゅう表現だ、と笑うところでもありますが、これを「彼女の癖なんだ!」と訳されては、全然伝わりません。
何で直訳ではいかんのでしょう。「彼女も人間だった!」なんて子供らしくないからでしょうかね。そこが面白いのに・・・。ていうか、そーいうのがピーナッツの肝でしょうが!!
今の子役の演技力でしたら全然問題ないと思いますが。まあルーシーに免じて水に流しましょう・・・。
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最後に、繰り返しになりますが、ワーナー版新録音はいいです。カートゥーン・ネットワークのを残念に思っている人も試しにワーナー版をレンタルしてみてください。
ただし、新録音版に限ります。タイトルによってはアレと同一音声ですので注意が必要です。
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