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2011年2月

2011.02.28

スヌーピー・タウンショップ2店オープン(その3)

http://town.snoopy.co.jp/topics/futakotamagawa_topi.html

遂に二子玉川店の詳細もアップされ、限定商品などが明らかになりました。

http://town.snoopy.co.jp/images/nikotama_file_a.jpg

メインのカットはスヌーピーとヌケサク鳥。

http://town.snoopy.co.jp/images/nikotama_file_b.jpg

限定クリアファイルには、シャーミー、ロイ、フリーダの姿も。

http://town.snoopy.co.jp/images/niko_nove_pinz02.jpg

ピンバッジは、ライナスの毛布で作ったジャケットを着たスヌーピーですかね。

二子玉川グッズは私好みかもしれません。

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2011.02.26

スヌーピー・タウンショップ2店オープン(その2)

も1回書きますけど、いくら資本が変わったとはいえ2007年以前が無かったことになっているのはちょっと。

・・・・・・

新店オープンと周年祭でタウンショップのサイトのトピックの更新が頻繁になってきてます。昨日は1日で7件も!上小田井店の方はグッズ情報がかなり具体的になってきました。

http://town.snoopy.co.jp/topics/kamiotai_topi.html

時は戦国 尾張名古屋に 狸在りすぬうぴぃ 

…ユニークなフラッシュも作られていて気合入っていますな。

 

商品情報以外では、タウンショップではなくキディランドのプレスリリース(及び他のニュースサイト)に詳細があります。

そちらを見ますと、上小田井店、二子玉川店ともに面積は40坪だそうで、福岡・札幌・吉祥寺などよりはちょっと広いようですがまあ僅差、大体このくらいが最近の標準モデルのようですね。みなとみらい店(104坪…これでも旧タウンショップでは狭い部類)くらいあると混んでいてもゆっくり観られるんでいいんですがね…。

 

二子玉川店は「コミックのヴィンテージ・アートで統一」されていて、写真撮影スペースもあるそうな。どんな内装なのか楽しみですな。あと、限定グッズにも期待(一応、グッズも原作に近いイメージでというスタンスですので)。

・・・・・・

うかつにもプレスリリースを見て初めて知ったんですが、みなとみらい店はキディランド直営ではなくサンリオのフランチャイジー店だったんですね。確かに求人案内を見てもここだけサンリオ人事部になってました。

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2011.02.23

スヌーピー・タウンショップ2店オープン

3月に上小田井店(名古屋)と二子玉川店(世田谷)がオープンとのこと。

上小田井の限定グッズはしゃちほこと武将、ニコ玉はまだ未定のようです。

 

そして、タウンショップ各店ではスプリング・フェスタと称する周年祭を開催するようです。

http://town.snoopy.co.jp/topics/2011spring_festa_topi.html

「おかげさまで3周年

・・・ううむ。本当は16周年なんですが。ロゴも同じのを使っているのにな。

みなとみらい店が3周年といわれると何だか微妙な気分になります。

こちらの限定グッズはスヌーピー&ブラザーズですね・・・って、画像を見ますと4匹しかいません。おお、マーブルスとベルがいない??

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2011.02.20

DVD「恋するスヌーピー」その後

いきなりですが、DVD「恋するスヌーピー」は売れているんでしょうか。レンタルはどうなんでしょう。

 

広告や宣伝は皆無ですよね。公式サイトは書籍が出てもDVDが出ても一切無視ですし(例のムック本は例外)、本当にピーナッツのコミック、アニメ、音楽に関する情報は、自分で探さなくてはならないので大変です。

私はマニアですからそういった作業はルーチンになっていますが、そうでない一般のファンの方々にちゃんと伝わっているのかどうか、とても不安です。ノン・プロモーションの挙句売り上げ不振でリリース無しとなっては元も子もありません。現に3月にアメリカで発売される新作アニメは今のところ日本での発売予定はありませんし…。

> Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 15,520位
> 733位 ─ DVD > キッズ・ファミリー > キッズアニメ
> 920位 ─ DVD > キッズ・ファミリー > 子ども番組

これがまたいいんだか悪いんだか、判断のしようがありません…。

 

恋するスヌーピーで検索しても、自分のところ以外は販売サイトしかひっかりません。悲しいかな、ブログは誰も書いてないようです。ツイッターはどうなんでしょうか(私に個人的に勧めてくださっている方すみません、まだやっていません)。

というわけで、ささやかながら宣伝します。

こんな状況でいいんでしょうかねえ…。百歩譲ってアニメはいいとしても、コミック本が出版されても公式で全く宣伝しないというのはちょっと。昨年は「スヌーピーのラッキーデイズ」という本が出ましたが、公式スルーでしたから…。

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2011.02.18

スヌーピーハッピーパーティー展、岡島決定!

しばらく公式を覗いていませんでしたが、14日付けで情報が更新されておりました。

スヌーピーハッピーパーティー展が3月3日から21日まで、山梨県で開催。しかも、19日間という長期開催です。

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2011.02.17

「のび太」若しくは「チャーリー・ブラウン」という生きかた

昨日の産經新聞生活面に、

=「のび太」の人間性に再び脚光=

という記事が載っていました。富山大・横山泰行名誉教授の著書『「のび太」という生きかた』が、7年越しで6万部の売れ行きになっているそうです。

漫画と生き方論…といえば、ピーナッツです(良くも悪くも)。これは国民的漫画の宿命でしょうか。ともかく中々に興味深い記事でしたので、かいつまんで引用させていただきます。

 

> ジャイアンのような意地悪な相手にも心底憎もうとしないのが、のび太の良いところ。

ジャイアンをパティかバイオレット、のび太をチャーリー・ブラウンに置き換えても全然違和感がありません。

 

> 実は劣等生どころか、優しさと思いやりに満ちあふれ、どんなときも全力を尽くし、失敗にくじけない。

まるでチャーリー・ブラウンの事を言っているみたいです。

 

> 漫画の細部に人間関係を築くためのヒントが盛り込まれている。

これもどこかで聞いたような言い回しです。

 

それにしても、ドラえもんでこういう読み方ができるとは。考えたこともありませんでした。

アメリカにはシュルツさんがいましたが、日本には藤子氏がいたんですね?

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2011.02.15

森永チャミー・チョコレートの思い出

月刊スヌーピーのバレンタイン記事を漁りながら思いだした事を少々。

いっとき、裏表紙が森永製菓さんの広告になっていたわけなんですが。

 

お菓子屋の棚にスヌーピーのチョコレートなどが並ぶようになったのは1975年頃のこと。森永製菓さんの頑張り(数年越しの交渉だったそうな)で、オリジナルのアニメCMも作られました(ちゃんとアメリカ製でした)。

ピーナッツの面々がコマーシャルで観られるという事だけで狂喜乱舞だったんですが、実はそれ以上に印象的だったのがチャミー・チョコレートのCMでありました。

チャミー・チョコはスヌーピーのチョコなんですが、CMはアニメではなく女の子が1人出てくるものでした。で、「ねえチャミー、わたし恋してしまったの!」と悩める少女風に言うんですこれが。BGMはエリーゼのために。子供心にロマンティシズムを感じました。今観るとどんな印象なんでしょう。

そんな感じでCMに萌えてしまった少年でしたが、それはともかく商品としてチャミー・チョコは素晴らしかった!100円でチョコが食べられて、食べ終わったらスヌーピーのコインケースとして使えるんですから。子供にとってこれ程リーズナブルなピーナッツ・グッズはありませんでした。

その他、食べ終わったら缶ケースになる森永チョコチップや、ペン立てになる森永パーティー・チョコレートなんてのもありました。これらも良かったですね。実家にはまだ残っているかもしれません。

Morinaga

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2011.02.14

ピーナッツのバレンタイン本

今日はカートゥーン・ネットワークで "Be My Valentine, Charlie Brown" を放送します。先週末がちょうど最終話("#37") だったので、イレギュラーに入れたようですね。明日からはまた("#1") です。

・・・・・・

Dsc05955

すべてではありませんが、タイトルに「バレンタイン」と付く本です。

左から、
角川文庫「バレンタインだよ、スヌーピー」、
集英社さくらももこ訳「きみって素敵さ、ぼくのバレンタイン」
集英社三川基好訳「バレンタインデーよ、バブーちゃん!」
これだけ洋書、HARPER「A Peanuts Valentine」
となっております。

 

角川文庫のは、特にバレンタインでも恋愛ものがチョイスされたわけでもない微妙な内容なんですが、昔の鶴書房の「スヌーピー名作選」と雰囲気が近いので選集としては好きです。

さくらももこ訳のは、多分基本的に贈呈用なのでしょう、内容的にも物理的にもとても薄くて可もなく不可もなくという感じの本です。

次のバブーちゃんは、1983年の2月14日から19日までのコミックを、1コマを1ページに拡大して絵本に仕立てあげてしまった、という本です。なるほどこういう手法があったのか、と妙な感心をしたもんです。

残りの1冊、洋書のヤツは、バレンタイン・コミック選集となっております。そういった意味ではタイトルに偽りなしのいい本です。中を開けるとコミック以外の欄外は全てピンクのハート模様になっており凄いです。

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2011.02.13

Be My Valentine, Charlie Brown

先日発売になったDVD「恋するスヌーピー "A Charlie Brown Valentine" 」については先週触れましたが、1975年のアニメ「スヌーピーのバレンタイン "Be My Valentine, Charlie Brown" 」の事も忘れてはいけません。

これは名作なんですよ。昨年のカートゥーン・ネットワークで行われた『みんながえらんだチャーリー・ブラウンとスヌーピー』の際には、私は1票を投じました。残念ながら圏外でしたが…。

 

内容もさることながら、盛り立てているのがやはり音楽ですね。

70年代に入ってからエレクトリック楽器がどんどん導入されてきたんですが、今作ではローズのみならずソリーナがメインで大活躍となり、ピアノはもうほとんど脇役です。しかし、これがまたバレンタインというロマンチックなテーマを題材にした内容にとても合っているんですね。

・・・・・・

この作品に使われた音源は、CD "Charlie Brown's Holiday Hits" に1曲、"Vince Guaraldi And The Lost Cues From The Charlie Brown Television Specials Vol.2" に4曲が収録されています。しかしまだまだというか全然不十分です。

・ライナスが黒板消しをはたくシーン

・スヌーピーの足人形劇のロビーのシーン

・サリーとバイオレットの会話のシーン

・スヌーピーがウッドストックの嘴にハートをさすシーン

・ウッドストックがスヌーピーの鼻にハートをさすシーン

このあたりの音源も欲しいところです。完奏テイクを集めればアルバム1枚作れるだけの分量はあるはずなんですがねえ。いやほんと、1973~75年の「感謝祭」「名探偵」「イースター」「バレンタイン」の4連作は特に名曲揃いで、それぞれ単独でサントラを出してほしいくらいです。

・・・・・・

メインテーマのタイトルは "Heartburn Waltz" といいます。サントラ音源以外では、ジョージ・ウィンストンとデヴィッド・ベノワがカバーしています(っていうかまたこの2人ですが)。タイトルは "Be My Valentine (,Charlie Brown)" と変更されています。

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素晴らしい音楽を作ったのは勿論、ヴィンス・ガラルディです。残念なことに、彼はこの1年後に急死してしまいました。

      

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2011.02.12

今日はシュルツさんの命日です

バレンタイン直前ですが、これを忘れるわけにはいきません。

・・・・・・

2000年2月13日、日曜日の午後。

渋谷に行っていた妻は戻るなり「ねえねえ、チャールズ・シュルツが死んだんだって?」と言いだしました。

「死んだ?」

「喫茶店にいたら女の子たちが話してたよ」

「そりゃ勘違いだよ。引退の間違いだろ」

「そーか」

大方そーいうような会話をしてその場は終わりました。

しかし…それがまさか本当だったとは!!

・・・・・・

連載終了とほぼ同時に亡くなる、というのは、10年以上経過した今の感覚では詩的というか伝説的偉人のような最期だったとも思えますが、当時はこんなひどい話ってあるか!って思いました。

引退の理由は癌だったわけですが、長年働き詰めだった代償にゆっくりと余生を過ごして欲しかったですよ、ファンとして。どうなんでしょう、ワーカホリックだったから充実した人生だったのでしょうが…。

・・・・・・

余談ですが、ニュースで死亡を知った時、不意に頭をよぎったのは井上陽水の「人生が二度あれば」でした。ずっと仕事が忙しくて、60過ぎてやっと余裕がでてきたのに途端亡くなってしまう父(歌が出たのは生前なので死までは描かれてません)。これがシュルツさんにオーバーラップしたんですね。

20110212

↑このNewsweekは引退した時のもので、まだご存命であられました。

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2011.02.11

月刊スヌーピーのバレンタイン記事 PART2 (1973~1979)

さて、昨日の続きです。

1972年で燃え尽きたのか以降はとてもあっさりしています。

1973年2月号
特集はカラーで1ページのみ。もうこれだけで前年との差は歴然ですね。
「アメリカやイギリスの若い乙女たちは、この日はハート型のカードや、ケーキを焼いて恋人に贈り、愛を告白する日としています。近ごろでは、ケーキよりも手ごろで甘い、チョコレートが一般化してるみたい。」という文から、逆にまだチョコレートが一般的でないという感じがします。"女→男" は確定でしょうか。

紹介されているチョコレートはソニプラや高野やデパートで取り扱っている輸入物のみでした。

1974年2月号
SHOPPING PARKというモノクロ記事のうちの1ページで特集されています。
「2月14日は女の子にとって重大な日。なぜって一年に一回だけ男の子に愛を告白してもいいあの日だから」――2年連続でこれですから"女→男" は確定でしょう。が、紹介されている9点の商品のうちチョコレートは3点で、まだ抗っている感じですね。

チョコレート3点は全てソニプラの輸入物でした。

1975年2月号
カラーで3ページとやや復調。「この日にカードやチョコレートを贈るのもいいけれど、ことしはちょっぴり趣向を変えて、ハートを大切にしたかわいい小物をプレゼントしてみましょう!!」…やっぱりチョコレートには抗っていますね。

小物はこの頃見直されつつあった(らしい)木製のおもちゃなど。結局チョコレートも沢山紹介されてはいますがやはり全部輸入物。その他は、こんぺい糖、ミニチュアのバーボンなどでした。

あと、モノクロの相性判断のようなページでバレンタインのあらましなどが説明されてまして、そこで60名様に森永チョコをプレゼントというのがひっそりと掲載されていました。

1976年2月号
モノクロ1ページで「バレンタインといえば、プレゼントは女から男へっていうのが相場だけど、あんまりかたく考えないのが当世流。」と、コーヒーセット、アクセサリーなどを紹介しています。チョコレートの紹介は無しでした。76年にして既に全てを見直そうという感じですね。

因みにこの頃というのは、森永がライセンス契約をして、スヌーピーのチョコとかがようやく市場に出回るようになった頃です。スヌーピーの専門誌なのに全くタイアップ企画が無いというのはとても奇異な感じがします。

あと、3月にはテレビで「チャーリー・ブラウンのバレンタイン」が初放送されました。

1977年2月号
何とバレンタイン特集記事なし。

1978年2月号
森永チョコレートの100名様読者プレゼントがモノクロで1ページあるのみでした。

1979年2/3月合併号
バレンタイン特集記事なしでした。

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恐らく菓子業界サイドとしては70年代前半には既にキャンペーンを張っていたと想像されますが、記事で紹介されるチョコレートは一貫して輸入物ばかりでした。まあ確かに、私の子供の頃の印象としても、日本のチョコは駄菓子の域を出ていなくて、かっこいいチョコは輸入物という感じではありましたが。

また、なまじアメリカ文化に詳しかったせいか、そういう和風の商業主義に反発していたんでしょうかね。ウィキにあったように70年代中盤以降に日本式バレンタインが普及したとするならば、それと反比例するように記事が減っていった後期というのは、抗えなくなって全く取り扱わなくなったというようにも視得ます。うーん、月刊スヌーピーって結構硬派だったのかもしれません。

・・・・・・

ところで、明日はシュルツさんの命日です。

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2011.02.10

月刊スヌーピーのバレンタイン記事 PART1 (1972年2月号)

ウィキで調べてみますと、今日のスタイルのバレンタインが日本に定着したのは70年代中盤だったようです。私がピーナッツを通じて知った頃とほぼ同時期となります。

という訳で温故知新、書棚から月刊スヌーピーのバックナンバーを引っ張り出して、70年代を通じてどう扱われていたかを調べてみました。どうなっているでしょうか。

 

1972年2月号
この号が通巻で最も記事にボリュームがありました。時代を感じさせるフレーズも満載で
「このページにあるようなNOWなプレゼントで彼のハートをつかんじゃおう!そしてプレゼントをもらったら、お礼にグーなお店に案内するのが、男のキミの役目だヨ。」
「この日は女の子のほうから堂々と愛を告白しちゃっていい日!いや男の子も女の子も"愛の日"ってことにして、積極的にアタックしちゃおうヨ!」
などなど。書いてて痒くなってきます。

その他、「ウーマンリブの影響かな、女の子から電話してデートにさそうなんてことも一つもめずらしくない時代。そのせいか近頃はやっているのが、バレンタインに女の子に、男の子が下着をプレゼントする習慣」なんてとんでもないものもありました。本当でしょうかね。

カラーの4ページを使ってチョコレート以外のものばかりを紹介しているのが隔世の感ありですね。とはいえ不二家の「バレンタインにチョコレートを」という趣旨の広告も1ページ載せています。

"女の子から男の子へ" , "バレンタイン=チョコ" という日本式も一応ベースにあるようですが、今一つ一般的ではないという雰囲気が感じられます。

あと、重要だと思ったのが、「クリスマスは "Merry Christmas !"、新年は "Happy New Year !" だよネ。バレンタインは "Be My Valentine !" っていうんだ。カードや手紙にはそう書いてネ!」という文。

"Be My Valentine" というのはアニメ「スヌーピーのバレンタイン」の原題ですが、直訳すると「恋人になって」「恋人でいて」てな感じでしょうか、ニュアンスは違うかもしれませんが。残念ながら普及しませんでしたね。これが普及していたら日本の告白業界も変わっていたでしょうに…。

1973年以降は明日。

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2011.02.06

スヌーピー、あの子をさがして

DVD「恋するスヌーピー」には、カップリングとして「スヌーピー、あの子をさがして」が収録されています。因みにこれもスヌーピーが探すわけではありません。カートゥーン・ネットワークでは「いつか会えるさ」のタイトルで放送されていますので、ご存知の方も多いでしょう。

これは "チャーリー・ブラウンの恋" 繋がりで収録されたんでしょうが、こちらのエピソードでは赤毛のアの字も出てきません。

チャーリー・ブラウンはフットボールのテレビ観戦で2秒映ったかわいい子に一目惚れしてしまいます。そんな彼に対しライナスは「君は毎週恋に落ちているじゃないか」と言います。ん?チャーリー・ブラウンってそんなんでしたっけ?ここでの彼はまるで別人のようです。

以降、チャーリー・ブラウンとライナス2人の "あの子" を探すロードムービーになっていく訳です。

最終的に見つかった "あの子" は、メリージョーという名前の子だったんですが、デザインがかつての赤毛の女の子ヘザーによく似ているというのは皮肉なものです。いや、ヘザーに似ているからこそ一目惚れしたんだと、そこまで深読みさせようという意図だったんでしょうか・・・って、違いますね。

・・・・・・

最初に目を付けたのがチャーリー・ブラウンなのに、それを奪ってしまうライナスは酷いんですが、彼は女の子が好きなんで仕方がありません。

コミックでは新登場のキャラにはすぐに惹かれ(フリーダ、トリュフ、ユードラ、リディア、タピオカ・プディング等)、アニメ・オリジナルの女子も今作のメリージョーの他、ジャニス、メロディメロディ、ミミ等、大抵ライナスが絡みます。

まあ、いつもすぐに醒めまてしまうんですよね。最後はリディアにも醒めていました。

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2011.02.05

「恋するスヌーピー」のユードラ

そういえば「恋するスヌーピー」にはマイナー・キャラが登場しています。

サリーの友人、ユードラです。

ユードラは、サリーにとって "学校さん" に次ぐいい相棒になれたはずのキャラだったと思います。チャーリー・ブラウンとフランクリン、ペパミント・パティとマーシーみたいに。

一方通行だった "学校さん" と違い、この2人でダブルボケをすれば新展開になりますし、また、サリーのキャラクターの掘り下げにもなると思っていたんですが、残念ながら途中でいなくなってしまいました。

いなくなったという事は、シュルツさんとしては私のような読者ほどにはケミストリーを感じていなかったという事なんでしょう。サリーはピンで充分いける、と。

ユードラもある程度引っ掻き回してたんですけどね。ライナスの毛布を奪ったり、野球チームにも入ったり、と。

手を使わずに靴紐を解く事が出来る、という超能力も持っていましたが、これも広がりませんでした。

Eudora_2

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2011.02.04

赤毛の女の子のデザイン

さて、一昨日発売のDVD「恋するスヌーピー」には、赤毛の女の子が登場します。

 

これまでの赤毛の女の子といいますと、アニメではヘザーという名前で過去2回登場していまして、コミックでもシルエットのみですが1回登場しています。因みに今回はこのシルエットのシーンのアニメ化です。

どちらも鼻はすらっとしていて、髪質はストレートでした。

特に、「すらっとした鼻」というのは、シュルツさん的かわいい子のアイコン(ライラ、フリーダ、リディア等)なので、はずせないポイントだと思うんですが、今回は団子っ鼻でアフロ。

アニメに "ヘザー" を登場させてしまった事についてシュルツさんは、当時月刊スヌーピーのインタビューで「数字を取る為には色々仕方がない事がある」という趣旨の発言をしておられました。後年「失敗だった」と言いましたが、それでもデザインに関しては責任を持っていた訳です。

今回の作品は2002年制作ですから、シュルツさん未公認なんでしょうねえ。

スヌーピーが赤毛の女の子の代役をする時のカツラ装着姿(最近ファミリアで商品展開されている「アフロ・スヌーピー」)のデザインに引っ張られてしまったんでしょうか。

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2011.02.03

DVD「恋するスヌーピー」発売中!

※ほんの若干ネタバレありです・・・。

DVD「恋するスヌーピー」が遂に発売されました。

念のため、恋をするのはチャーリー・ブラウンです(原題: A Charlie Brown Valentine)。

バレンタインを題材にしたアニメは、1975年の "Be My Valentine ,C.B." 以来の2作目となります。そちらはライナスのオスマー先生への恋がメインでしたが、今回はほぼ全編、赤毛の女の子にもやもやするチャーリー・ブラウンの話で、それプラス、サリー、ルーシー、ペパミント・パティ、マーシーが少々という感じになっております。

・・・・・・

日本初登場ですので吹替は新録音です。

いやーしかしワーナー新録版の子役たちはいいですね。特にルーシー。最後の方の「こういう時はあの言葉よ!」のくだりは歴代子役吹替の中でも最高の演技だと思います。

幸か不幸か、日本未公開作品はまだまだ沢山ありますので、今後が楽しみです。それにしても全部吹替え直してくれれば・・・。

・・・・・・

些か残念だったところは、大筋に影響は無いんですが、チャーリー・ブラウンが赤毛の女の子の落とした鉛筆を拾って、それに歯形がいっぱいついているのをみて "She is Human !" と叫ぶシーン。ここは谷川訳の通り「彼女も人間だった!」とやって欲しかったですね。

高嶺の花だった彼女にもそういうところがあるんだ、と感激するシーンでもあり、何ちゅう表現だ、と笑うところでもありますが、これを「彼女の癖なんだ!」と訳されては、全然伝わりません。

何で直訳ではいかんのでしょう。「彼女も人間だった!」なんて子供らしくないからでしょうかね。そこが面白いのに・・・。ていうか、そーいうのがピーナッツの肝でしょうが!!

今の子役の演技力でしたら全然問題ないと思いますが。まあルーシーに免じて水に流しましょう・・・。

・・・・・・

最後に、繰り返しになりますが、ワーナー版新録音はいいです。カートゥーン・ネットワークのを残念に思っている人も試しにワーナー版をレンタルしてみてください。

ただし、新録音版に限ります。タイトルによってはアレと同一音声ですので注意が必要です。

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2011.02.02

物の価値は?

いよいよ今日はDVD「恋するスヌーピー」の発売日です。

・・・・・・

1週間くらい前の話ですが、テレビの風水企画で、元グループサウンズの某ご老体宅の高そうな蔵書を、不在中に某シェア日本一の古書チェーンに1冊20円で売ってしまう、というのをやっていました。

その時、私は車を運転中で音声だけ聴いていたんですが、社名が出たところで思わず「やめろー!」と叫んでしまいました。もうどうなるか先は見えた。何もあそこに売らんでも…。

・・・・・・

しかし我が家のピーナッツ関連の本。色々集めましたが、あそこに持っていったら全部引き取りになってしまうでしょうね。読み込んでいるので相当傷んでます。特に子供の頃から読んでいるものは最悪。

野暮ですが、本はどんなに傷んでも書かれている内容は不滅ですよ。本当に大事なのは中身であってパッケージじゃないんです。あの世にまでは持っていけないので、いつかは処分しなければならないでしょうが、その時は解る人になんとかしてもらいたいものです。まだ死ぬ予定はありませんが。

・・・・・・

適度に傷んでいるというのもいいもんですよ。おかげで今でも気軽に読めるんですから。腫れ物に触る様な扱いはしたくないです。今、目の前にピカピカのピーナツブックスがあっても困っちゃうでしょうね。

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2011.02.01

スヌーピーハッピーパーティー展、今度は町田

1月31日付の公式で、スヌーピーハッピーパーティー展プレミアムショップの情報が出てましたね。小田急町田店で3月29日から4月5日まで開催だそうです。

また関東ですか…。うーん…。

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