連載初期の4人をアニメ用キャラクター・スケールで比較してみる
10年くらい前にコラムで書いた事の蒸し返しになりますが・・・。
←大きいほうから順に、パティ、バイオレット、シャーミー、チャーリー・ブラウン・・・この4人(+スヌーピー)が連載当初のメインキャラでした。
チャーリー・ブラウンが一番小さいですね。勿論当初はこのデザインではありませんでしたが。彼の立ち位置は4人の中で最もやんちゃな子で、そういう性格設定ですと大体デザイン的にはチビッ子になるわけです。
話が進むにつれて彼はどんどんダメ男化していくわけですが、ルーシーはともかくパティとバイオレットにどやされるようなシーンはちょっと凄惨な感じがしました。体格差があると印象が違ってきます。
ところが、更に連載が進むとパティ、バイオレット、シャーミーは登場しなくなってしまい、新登場するキャラも何故か小柄なのばかりで、チャーリー・ブラウンは逆に一番背の高い子供になってしまいました。
チャーリー・ブラウンの苦悩も質が変わっていきました。馬鹿にされ口撃されていじめられっ子のようだった初期に対し、後期では周囲のおかしな言動に困惑させられるという、何というか出来の悪い子供を持った保護者のようになってしまいました。
勿論、シュルツさん本人のマイルド化が主な理由でしょうが、結構こういう見た目が性格にも影響しているように思えてしまいます。
・・・と、ちょっと強引な理屈ですかね。
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