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2010年12月

2010.12.30

スターバックス版スヌーピーのクリスマス、入手する

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なんだかんだ言って、アメリカのスターバックスのウェブ・ストアで販売している「スヌーピーのクリスマス」を入手することが出来ました。

CDとDVDの2枚組で、CDはヴィンス・ガラルディの "A Charlie Brown Christmas" 。1990年代後半から2000年代前半までスターバックスの店頭で売っていたヴァージョンと同内容で、LP(アナログ盤)と同じ11曲収録でした。

DVDにはアニメ「スヌーピーのメリークリスマス」が収録されていました。ただし、リージョン1で音声は英語のみ、字幕なしという簡易版になっていました。

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さすがスターバックス、パッケージもブックレットも中々カラフルでいい感じでした。ギフトに最適(米国限定)。

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2010.12.29

スヌーピーの新作アニメ、追記

昨日書きましたスヌーピーの新作アニメ "Happiness is a Warm Blanket, Charlie Brown" のDVDがアメリカのアマゾンで予約開始されました。発売日は予定通り2011年3月29日です。

一応"リージョン1"と表記されていますが、過去の作品でも1のはずがALLだったという事があったので、これだけでは何とも判りません。

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2010.12.28

スヌーピーの新作アニメ制作中

アメリカのワーナーはスヌーピーの新作アニメ "Happiness is a Warm Blanket, Charlie Brown" を制作中で、2011年3月29日にDVDとして発売する予定だそうです。

http://www.wbshop.com/Happiness-is-a-Warm-Blanket-Charlie-Brown/1000155507,default,pd.html?cgid

今回の新作はテレビ放映が無く、いきなりパッケージ化のようですが、 "It was My Best Birthday Ever ,Charlie Brown (1997)" のように前例が無いわけではありません。しかしこれは権利がパラマウントからワーナーに移ってから初めての新作ですね、考えてみると。思惑があっての事でしょう。

発売1週間前の3月22日には同タイトルのハードカバー本も出版されるようです(既発の同タイトルの本と同内容かは不明)。

あちらのテレビガイドのサイトにはパッケージの画像がアップされていまして、パッケージ裏のクレジットも結構判別可能な画質でした。エグゼクティヴ・プロデューサーにはシュルツさんのご子息クレイグ・シュルツ氏の名前も確認できます。これは以前Newsweekの記事にあった遺族によるライセンス事業参入の一環でありましょうか。

気になるのが "24 frames a second drawing and animating a peanuts movie" という表記と監督が Andy Beall だという部分。スヌーピーの24コマ/秒のフルアニメをピクサーの人が監督するという事でしょうか。凄いんですが不相応というか、ちょっと不安ですねこれは。

そして、第1作から制作に携わっていたメレンデス・プロダクションとリー・メンデルソンの名前が見当たらない!音楽もDEVOの Mark Mothersbough という初参加の人選。

収録時間は46分のようです。収録言語は英語とスペイン語、リージョンコードは確認できませんでした。果たして日本版は出るか否か。

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2010.12.27

Happy New Year, Charlie Brown

もうすぐ本年も終わりとなりますね。

スヌーピーのアニメにも年末年始を扱った作品があります。それが "Happy New Year, Charlie Brown" です。

これはNHK-BSで日本初登場した作品ですが、現在カートゥーン・ネットワークでは何故か放送されていません。レギュラー放送でなくても「クリスマス」や「カボチャ大王」のように年末か年始にイレギュラーで放送してもよさそうなんですがね。

しかし幸いな事に、DVD「スヌーピーのクリスマス・プレゼント」にボーナス・エピソードとして収録されていますので、埋もれてはいません。

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現在リリース中のワーナー版DVDは基本的にポニーキャニオンからDVDが出ていたものはその音声を、無い場合はNHK-BS版の音声を使いまわしていますが、この作品に限ってはNHK-BS版の音声を使わずに新録音しています。

ひょっとして、この事とカートゥーン・ネットワークで放送していない事に因果関係があったりして?紛失してしまったとか??

ところでこの作品、アメリカでは12月30日にABCで再放送されるようです。

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2010.12.26

メットライフとスヌーピー

アリコ買収によるメットライフの本格日本進出で生保市場の今後は、とかそういう事とは無関係なのんきな記事です。

アメリカではメットライフとスヌーピーの蜜月関係は1980年代から続いているようです。YouTubeで検索するとコマーシャル映像がそれこそゴロゴロ出てきます。

そういえば何か記述があったはず、と朝日文庫版「スヌーピーと生きる」を紐解いてみると "ミッキーマウスを超える" の章に "メトロポリタン生命保険" の名前で記述が3か所ありました。書き出してみますと・・・

1)特許使用権者のメジャー格の代表的企業としてメットライフが挙げられている

2)ソウル五輪の時のメットライフのキャンペーン商品はシュルツさんの描き下ろしだった

3)メットライフのような大企業でもライセンス申し込みは答えの判らない冒険である

(3)はすごいといえばすごいですが、でも結局契約出来てますしね。それよりも(2)が驚愕。大企業とはいえ生保のノベルティをですか?飛行船が飛ぶくらいで驚いていてはいけませんね。

早々ノベルティでこういう商品が動くのかどうかよく判りませんが、来春以降のスヌーピーのキャンペーン展開に興味津々になってきました。のんきですいません。

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2010.12.25

A Charlie Brown Christmas のカヴァー・アルバム

昨日の記事では偉そうな事を書きましたが、そもそも自分がコレクターという物欲の塊ですし、生業が物売りだったので今更ちょっと複雑な心境です。勿論それを卑しいとは思っていませんし、仕事には自信を持っていますが。因みに私の業界では12月度の売り上げは平月のせいぜい2倍くらいですが、それでも年末商戦は重要でした。

あと、恥ずかしながら娘へのプレゼントは私と妻からはそれぞれ絵本(贈りたいもの)、サンタからはプリキュア・グッズ(欲しがるもの)という・・・。

・・・・・・

クリスマス・ネタも今回で打ち止めでしょうか。

最後に、アルバム"A Charlie Brown Christmas" のカヴァー・アルバム、要するにアルバムを丸ごとカヴァーした物を紹介します。私の知る限りブツは以下の4枚あります。

Albumtribute_4

最初に(1)サイラス・チェスナットのアルバム。これはサイラス・チェスナットらしくないアルバムで、ちょっと違った方向にアレンジを頑張っちゃってます。私にとっては "Skating" のアレンジが特に駄目で敬遠しているアルバムではありますが、トータルで聴けば楽しめると思います。オリジナル曲が挿入されていますがそれが一番いいです。いきなり辛口だ・・・。

続いて(2)エリック・バード・トリオのアルバム。ジャズ大使(のはず)なので日本盤出てほしいです。原曲がトリオでこちらもトリオ。別に大胆な解釈をしている訳でもなく、普通に楽しめるアルバムです。オリジナルよりもライトで聴きやすいかもしれません。幼少のご子息と思われる拙いヴォーカルはご愛嬌。

続いて(3)Piano Tribute Players のアルバム。これが一応ソロ・ピアノなんですが、音色と演奏からして打ち込みなのは明らか。電子ピアノのプリセット・デモを聴いているような気分になります。とはいえ打楽器が入っていませんし、あまり抑揚も無くあっさりしているのでBGMにはいいアルバムです。

最後に(4)デヴィッド・ベノワ・プロデュースのアニメ40周年記念アルバム。以前も書きましたが、スムース・ジャズとして普通にいいアルバムだと思います。クリスマスのBGMによいかと思います。こちらもオリジナルを2曲収録しています。

・・・・・・

アルバムを丸ごとカヴァーするというのは、リスクのある行為だと思います。オリジナルを超えるのは難しい事です。それが銘盤・有名盤になればなる程、壁は高くなります。かといって無名盤では認識されませんし、そもそもやる価値があるのかどうか(余程思い入れがあれば別だと思いますが)。

そういった観点では、"A Charlie Brown Christmas" というアルバムは、ジャズでありながらアニメのサントラでクリスマスアルバムであるという性質上、適度にポピュラーで自由度が高い(解釈で目くじらを立てるようなものでもない)という、扱い易い題材なのではないでしょうか。

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2010.12.24

主なら何を買われる?

12月14日に「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」のカヴァー曲はこんなにいっぱいあるよ、というようなことを書きましたが、今年11月に発売になったマライア・キャリーのニュー・アルバムでもカヴァーされていました。曲名は "Charlie Brown Christmas" で、イントロが "Linus and Lucy" という変わったアレンジになっています。

・・・・・・

「スヌーピーのメリークリスマス」にちょっと通じるものがあるかな~という映画について。

"What would Jesus buy ?" というドキュメンタリー映画があります。1か月間マクドナルドだけを食べ続けるとどうなってしまうのかという「スーパーサイズ・ミー」のモーガン・スパーロックが制作に噛んでいる作品で、昨年MXテレビで放送されました。

この映画は、ビリー牧師と彼の"買い物するな教会"の伝導活動を記したものです。彼は聖歌隊と共にバスに乗り込みクリスマス・シーズンのアメリカを横断し、モールに行っては「買い物するな!」と歌い伝導し、最終目的地のディズニーランドでは逮捕されてしまいます。

何故彼がそんな事をするのかというと、今のクリスマスのあり方は神の教えに逆らっているからで、つまり聖書には「汝クリスマスに買い物をしろ」とは書いていない(確かに)。

ちゃんと聴けば「クリスマス・プレゼントを半分にして子供と過ごす時間を2倍にしよう。そうすれば12月が変わる。12月が変われば、きっと1年が変わる」と、とても真っ当な主張をしているのが解ります(だから一応理解者も多いみたい)。

しかし「レジに悪魔祓いを!」とか、結局エキセントリックな言動になってしまうのがちょっと哀れでもあります。というかそれ程にアメリカの消費(浪費)文化がエライ事になっているようなのです。

映画に出てくる数値データが本当だとしたら、もうとんでもない事です。

・11月の第4金曜日から始まるクリスマス商戦で5000億ドル消費される(年間の約5割)

・国民の6割がカード負債を抱えている。その総額は2.4兆ドル以上、クリスマス・シーズンだけでも1人当たり13000ドルの負債

・自己破産者は年間100万人を超え増加の一途、それでも国民は新たに40億枚のカードを作りクリスマスに1000億ドルを費やす

・個人の貯蓄率はマイナスになった(大恐慌以来)

・1500万人が買物依存症の恐れあり

・・・以上、一部なんとなく矛盾を感じますが一応ママ。11月の第4金曜日というのは感謝祭の翌日で、この日は全国で黒字になるので「ブラック・フライデー」と言うんだそうです。

セール初日の朝の様子は凄まじいですね。これが「チャーリー・ブラウンの感謝祭」の、みんなで歌いながらおばあちゃんの家に行く、スヌーピーとウッドストックが裏庭で七面鳥を食べる、あの日の翌日だというんでしょうか・・・。

プレゼントをあげたいという気持ちとか、貰った時の嬉しい気持ちとかは大切だと思いますが、しかし自己破産してまでプレゼントを買う事に衝き動かされているというのはいかがなもんでしょう。

劇中の街頭取材で「安いものはいらない」とか「プレゼントには自己破産する価値がある」とかいう人が多数出てきますが、時々「幸せだった、あの頃はアメ玉とか普通のものが嬉しかった」という人もいて、ささやかな喜びって美しいよな、と思わされます。それでもプレゼントのでっかい箱に狂喜する子供の映像を見ると、やっぱりかわいいと思ってしまうし、これは業ですかね。

この映画に対するアメリカ人の反応は「尤もだ。でも、やっぱりプレゼントは買うよな」というのが大勢らしいです。

そもそもクリスマスにプレゼントを買うという習慣は、メイシーズが100年くらい前に始めたキャンペーンで、年を越すと税金がかかるので在庫処分のために考案したらしいです。以来それが完全に定着してしまった、と。100年の歴史にはそう簡単には抗えませんね。

まあ何と言いますか、「スヌーピーのメリークリスマス」同様、クリスマスのあり方を考えさせてくれる作品です。

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2010.12.23

SNOOPY AND HIS FRIENDS のジャケット

昨日書いたロイヤルガーズメンの続きです。彼らは4枚のアルバムを出していますが、そのすべてがやはりスヌーピーがらみになっています。今回は彼らの3枚目のアルバム "SNOOPY AND HIS FRIENDS" のジャケット違いについてちょっと書きます。

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↑まず、私が最初に買った盤は再発盤で、タイトルは "MERRY SNOOPY'S CHRISTMAS" で、アーティスト名が "SNOOPY AND HIS FRIENDS, THE ROYAL GUARDSMEN" となっていました。表ジャケがスヌーピーのリースになっていて、裏がスヌーピーとロイヤルガーズメンの面々になっています。余談ですがこのリースのイラストはサンデー版からですね。

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↑しかし、後に初期プレスの盤を買ってみると、私が裏ジャケだと思っていた方が表になっていて、タイトルも "SNOOPY AND HIS FRIENDS" で、アーティスト名は正しく"THE ROYAL GUARDSMEN" となっていました。

スヌーピーのリースのイラストと"MERRY SNOOPY'S CHRISTMAS" というタイトルはどこから来たのでしょうか?

調べる内に、初回盤にはスヌーピーのピンナップポスターが付いていた、という情報を仕入れることができました。確かに、裏ジャケをよく確認してみると、

Dsc058812_2光沢紙を切り離した跡があり、 "tear me off(切り離して)" 、と書いてあるではありませんか。

とすると、このスヌーピーのリースのイラストは、付属していたピンナップポスターの表紙で、"MERRY SNOOPY'S CHRISTMAS" という文言はこのポスターに書かれていたものだったのではないか、という事が予想されます。

70年代となれば、ロイヤルガーズメンは過去の一発屋(失礼)。再発の際、これをクリスマス需要に乗せて売ろうと考えたらどちらのイラストを採用するか?これは考えるまでもないですね。

推測の域を出ませんが、もしそうだとしたらこのアルバムのクリスマス要素はとても低いので、お行儀のいい商売とはちょっと言い難いですね。

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2010.12.22

ロイヤルガーズメンの「スヌーピーのクリスマス」

60年代のアメリカに、スヌーピーがらみの曲を幾つかヒットさせたロイヤルガーズメンというバンドがおりました。

このバンドのヒット曲に "Snoopy's Christmas" というのがあります。

この曲は日本でもシングル盤が発売になりました。普通に翻訳すればタイトルは「スヌーピーのクリスマス」になるはずですが、付いた邦題は

「ゆかいなクリスマス・マーチ」。

彼らの最初のヒット曲は "Snoopy vs. the Red Baron" というのですが、こちらの邦題も「暁の空中戦」でした。

タイトルから「スヌーピー」をはずしてしまうんですから、60年代の日本で如何にピーナッツが無名だったのかがよく解ります。

『このスヌーピーというのがよく解らないんだが、レッドバロンといえば撃墜王だから「空中戦」にしとこう』、『「スヌーピーの」とかいっても何だか知らないし、曲調がマーチっぽいから「クリスマス・マーチ」にしとこう』等々、経緯は大体こんなところでしょう。

ロイヤルガーズメンは日本でも結構ヒットしていたようです。当時のリクエストチャートなどを見るとTOP5に入ったりしています。ここで原題通りにしていたら日本でのピーナッツの普及はもっと(といっても2~3年?)早まっていたかもしれません。

1968年の "Snoopy for President" は「スヌーピー大統領?」という邦題で、ようやくスヌーピーが採用されました。オリジナルのジャケットはスヌーピーのイラストだったらしいのですが、邦盤はアーティスト写真になっていました。

Snoopyschristmas_2

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2010.12.21

SKATING または SNOOPY ON ICE

オリコンのシングル年間ランキングTOP10が2組のアイドルグループに独占されたそうで。今のところ偉業達成!みたいな報道しか観ていませんが、それよりも複数枚買いが基本の曲ばかりなのに1位でも95万枚、という事実が辛いです。CDは本当に売れなくなってしまいました。

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アニメ「スヌーピーのメリークリスマス」のサントラには「SKATING」という名曲が収録されています。

同アニメでは塀の上の空き缶を雪つぶてで落とそうとするシーン、映画「スヌーピーとチャーリー」ではスヌーピーの華麗なスケート・シーンで使われています(そちらでのタイトルは "SNOOPY ON ICE")。

この曲も割とカヴァーされているんですが、ジョージ・ウィンストンとデヴィッド・ベノワはともかく、今一つのものが多くとても残念です。

ポイントはリズムなんです。流れるようでいて且つ跳ねているというグルーヴ感。これがスタッカートになってしまったり、のっぺりしているだけだったり、というのばかり。更にいうと映画のヴァージョンが好きなのに、それ風のアレンジのものは皆無。

そんな感じで、いいものが無いなあ・・・とずっと思っていたんですが、ちょっといい感じのものを発見しました。

  

最近MP3ダウンロード販売を始めたamazonで今月発売になったものです。iTunesでも販売していますが価格はどちらも150円。

音色がちょっと打ち込みっぽいとか気になるところはありますが、私の考える「この曲本来の持ち味」に結構迫ったアレンジになっています。オケが入るだけでこれだけ味が出るんですよね。これぞ「スケート音楽」じゃないでしょうか(ちょっと持ち上げ過ぎか)。

・・・・・・

何といっても「スヌーピーとチャーリー」のサントラ盤をCD化してくれるのが一番いいんですけれどね。折角ソニーさんがやっているのに残念です。今年は映画版「ポパイ」の音楽が奇跡のCD化を果たしました。スヌーピーにも期待したいんですけどね。

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2010.12.20

A Charlie Brown Christmas のCD

アニメ「スヌーピーのメリークリスマス」のサントラのCDの方を紹介します。

このCD、案の定というか現在日本盤は出ていませんが、アメリカでは2006年に最新リマスター盤が出ています。

このリマスター盤はマスターテープの掘り起こしから手が付けられていまして、曲によってはカットされたイントロが復活していたり、フェイドアウトせずに完奏していたり、とお楽しみが多くなっています。例えば1曲目の "O Tannnenbaum" は旧盤に無いイントロが付いていますが、これは11曲目の "The Christmas Song" のイントロと一緒だからカットされていたのでしょう。

更に旧盤CDでも1曲ボーナストラックが入っていましたがこの盤はもう4曲追加で全16曲になっています。

パッケージについても、昨日の記事の初期のLPのデザインを再現したものに変更になっています(ただし紙ジャケではありません)。

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このリマスター盤CD、初回盤はデジパック使用になっていました。

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イラストの部分がセルになっていて、ジャケを開くと黄色い背景だけになります。

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右下に何故かヴィンス・ガラルディがいます。

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全開するとこんな感じです。オリジナルの裏ジャケも復刻されておりました。

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2010.12.19

A Charlie Brown Christmas のLP(アナログ・レコード)

昨日は180cmのマディソンツリーを各種オーナメント50個くらいと電飾込みで5000円未満で買えたので結構満足しています。しかし流石に品切れ直前でした。

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アニメ「スヌーピーのメリークリスマス」の最初期のLPのステレオ盤とモノラル盤のジャケットを比較してみます。

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ステレオ盤は上に "STEREO" の表記があって黄色の背景が下まで目いっぱいありますが、モノラル盤は上に "STEREO" の表記が無い代わりに下に余白があります。

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ステレオ盤は左上にレコード番号があり、

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モノラル盤は左下にレコード番号があります。

これはつまりステレオもモノラルも同じ1枚の印刷されたシートを使いまわしているという事です。

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エコというかリースナブルというか。まあ、この方が生産調整しやすい事この上ないですよね。60年代のステレオ/モノラル共存期のレコードは大方このようになっていたんでしょう。因みにガラルディのもう一枚 "A Boy Named Charlie Brown" のジャケも同じ仕様です。

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余談ですが1965年の事、テレビで "A Charlie Brown Christmas" を観た少年ジョージ・ウィンストン(現ピアニスト)は翌日レコード屋でこのジャケが飾ってあるのを発見、速攻購入したとの事です(どちらの盤かは不明)。

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2010.12.18

クリスマス・カクタス

Localcactusclub12e_3 ようやくメインサイトの方に出しました。

因みに、実生活でも本日クリスマスツリーを買いに行く予定です。

世界的に有名な玩具店が50%OFFになっていますので、マディソンツリーというスリムタイプの、なるべく背の高いヤツを買ってしまおうかと思っています。

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2010.12.16

今日はベートーベンの誕生日です

昨日は久々にカートゥーン・ネットワーク版「スヌーピーのメリークリスマス」を観ました。

今まで気が付かなかったんですが、チャーリー・ブラウンが雰囲気を「ふいんき」と発音していました。一応NHK放送用に録音されたものなのに、うーん。

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ところで、遂に来ましたベートーベンの誕生日。

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シュローダー、共に祝おう。

レコードかCDになりますが私は12月には必ず第九を聴きます。第九はいいです。何回聴いても感動が薄れません。仮に感動を誘発するようにあざとく作られた作品だったとしても、いいんです。気持ちの問題なので。

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第九の第4楽章の所謂フガートの部分(11分くらいの所)を聴くと、何故か子供の頃を思い出します。実家のオーディオのある部屋は寒く、曲調と相まってゾクゾクしながら聴いていたんですが、その時の記憶が蘇るんでしょうか。

第九と少年時代、この2つの関連については気になる映像作品があります。一つはゲイリー・オールドマン主演のベートーベン映画「不滅の恋」。第九初演シーンのフガートの部分で少年ベートーベンが親父に殴られたり窓から抜け出して夜をひた走ったりする映像がオーバーラップします。

もう一つは韓流ドラマ「ベートーベン・ウィルス」。こちらはフガートの部分で楽器の運送屋の親父がカンマエから少年時代の事を聞かされるシーンがかぶさります。

夜を走る少年ベートーベン、カンマエの語る過酷な少年期、どちらのシーンもフガートがBGMとしてすごくはまるのですよ。2つの作品の演出と私の心理が符合しているというのが、まるで作り話みたいで非常に妙な感じです。まあ私の取るに足りない子供時代を一緒にしては申し訳ないですが。

※どちらも1回観ただけなので記憶違いでありませんように。

※全然スヌーピーと関係ない話でした。

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2010.12.15

A Charlie Brown Christmas の音盤

いよいよ今日「スヌーピーのメリークリスマス」放送です。

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タイトルに "A Charlie Brown Christmas" が付いているLPとCDを並べました。自分が思っていたよりも少なかった。SACDとか持っていなかったんですね。

左上の赤ジャケはドラマ・アルバムで、左下の3枚はカヴァー・アルバムです。他の8枚はステレオかモノラルかサラウンドかボートラありか、というような違いはありますが、基本的には全部同じ内容です。これがマニアの所為なのです。

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2010.12.14

クリスマス・タイム・イズ・ヒア

いよいよ明日はカートゥーン・ネットワークの「スヌーピーのメリークリスマス」の放送日であります。

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「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」というのはこのアニメの冒頭にかかる歌のタイトルです。1965年のアニメですから45年前に作られた曲という事になりますが、ここ20年間で急速にカバー曲が増え、もはやスタンダードナンバーといってもいいくらいの勢いではないかと思います。

きっかけと考えられるものは色々あると思います。正直アメリカの内情は詳しくありませんので想像の域を出ませんが、

・デヴィッド・ベノワ、ジョージ・ウィンストンなど、少年時代にこのアニメに感動した人がプロになり、CDやライブで採りあげ広まった

・それを聴いて「実は自分も好きだった」と録音する人が増えた(録音していないが、ウィントン・マルサリスもガラルディをリスペクトしている)

・40周年、50周年記念アルバムがヒット、これを通じてガラルディの評価が高まった(メル・トーメのようなガラルディよりも上の世代の歌手も取り上げるに至った)

・アニメ自体が毎年再放送されているので単純に需要が増えた

てなところではないでしょうか。

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どのようなアーティストがカヴァーしているかというと、ジャズ系ではダイアナ・クラール、ラリー・カールトン時代のフォープレイ、グローヴァー・ワシントンjr、ホリー・コール、メル・トーメ、ジョン・ピザレリ、サイラス・チェスナット、アル・ジャロウ、ケニー・ドリューjr、ブラッド・メルドーなど、ロック/ポップス系ではシカゴ、スティーヴ・ヴァイ、クリストファー・クロス、ローラ・フィジー、サラ・マクラクラン、トニ・ブラクストン、ナンシー・ウィルソン、アニタ・ベイカー、ダイアン・リーヴス、デビー・ブーン、バリー・マニロウなど、その他マイナーな人を加えたらもっと膨大なリストになります。

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シンプルなメロディ、心洗われるような少年合唱、いい意味で陳腐で普遍的な歌詞、そういうのがまたいいんでしょうね。

ヴィンス・ガラルディは生前「スタンダードの作曲者になりたい」と言っていたそうですが、この曲で夢が叶いました。

しかしそれよりも、「歌詞が必要だ」と急遽ぱぱっと作詞をしたプロデューサーのリー・メンデルソンのほうが驚いているでしょう。まさか自分がスタンダードの作詞者になるとは夢にも思っていなかったでしょうから。

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2010.12.13

スターバックスの新「スヌーピーのクリスマス」CD

アメリカのスタバのウェブストアで、大変気になるCDを発見して悶絶しております。

Newchritmas

ジャケが変われば欲しくなるのはコレクターの性ですが、それを棚上げしても、この「CDとDVDの2枚組」というのが気になってしょうがありません。説明が何もないですから。

果たしてDVDの内容は如何に? アニメか、メイキングか、それとも2005年に Monster Music社が発売したDTS音声を収録したDVD付2枚組のただの焼き直しか・・・。

困った事に、米スタバのサイトにカスタマー登録しようとしても、国籍がUSAで固定されているので登録できない=買えないのですよ。

うーん、欲しい。

因みにMonster Music社盤↓

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スターバックス版旧盤です↓

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2010.12.12

スターバックスのクリスマスCD

毎年恒例のスターバックスのクリスマスCDです。

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この企画、必ず曲がダブってしまうので、コレクションしてはいません。今回も、ヴィンス・ガラルディの「スヌーピーのクリスマス」から選曲されていれば購入しよう、くらいに考えていました。

結局、選曲されていなかったのでスルー、のはずだったんですが、XTCの "Thanks for Christmas" (レア曲じゃないですが一応アルバム未収録)が収録されていたので、ネタになると思い購入しました。

しかし、XTCが入るとは。POPな曲なんで問題はないですが・・・。

・・・・・・

ヴィンス・ガラルディを期待するのには訳があります。2008年版のクリスマス・アルバム "Winter Wonderland" に「スヌーピーのクリスマス」から "Greensleaves" が収録されていたという前例があるからです。スターバックスでは1990年代後半から2000年代前半まで、「スヌーピーのクリスマス」のCDを別ジャケットで販売していたので、それが縁で収録されたのだろうと思います。

ですから、今後同様な選曲が成されないとも限りませんので、一応チェックをしている次第であります。

仮に収録されていても、それは新曲が入る訳ではありませんので購入動機はあくまでコレクションとしてなんですが、ファンとしては、スヌーピーの曲がコンピ盤に収録されて、それで誰かがいい曲だなと思ってくれれば嬉しいじゃないか、てな事を思っています。

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2010.12.11

飛行船スヌーピーJ号、発見できず

昨日は飛行船が横浜を飛ぶ予定だったので、暇をみては空を見上げていました。

しかし我が頭上を飛行する事は無かったようです。見るのは毎度おなじみ厚木基地の飛行機だったりします。

一体、どこの空を飛んでいたのやら。

・・・・・・

動画を見つけました。

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2010.12.08

スヌーピーのジェルジェム

P1005924ホームセンターで発見しました。

これはシリーズになっているんでしょうかね。スヌーピーとルーシーと、星4つと靴下だけでは流石に寂しいです。

この手のものには痛い思い出がありまして、賃貸住宅の頃、ドアに貼ったら色写りしてしまい大いに弱りました。

全部がそうなのか、それが粗悪品だったのかは判りませんが、貼るのはガラスにしておかないと不安でなりません。

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2010.12.07

スヌーピー、生保会社を二股掛けか?

テレビを流しているとCMでスヌーピーがチラと映りハッとするんですが、画面の切り替えが速すぎます。スヌーピーに気を取られていると文字が全く読めません。

調べてみて、アリコジャパンの社名(ブランド名?)変更のCMということが判明。そういえば公式サイトでスヌーピーの飛行船が飛ぶという記事がありましたっけ。あれでしたか。

・・・・・・

しかし気になるのが同じ生保のニッセイです。今でもスヌーピーのノベルティ・グッズを配布しているはずですが、じきに契約が切れるんでしょうか。それともアリコが今回だけのスポット契約?としても、飛行船が飛んでいる現状はスヌーピーが競合2社を二股掛けしている事になるのでは?

更にいえば、大阪USJですよ。

ニッセイが協賛しているスヌーピーのアトラクションはどうなってしまうのでしょう??

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2010.12.02

12月といえばベートーベン

カートゥーン・ネットワークで15日に「スヌーピーのメリークリスマス」を観たら、翌日16日はベートーベンの誕生日です。今年はベートーベン生誕240周年なんですが、ショパンに完全にやられましたね。来年こそ・・・もとい10年後こそ見てろよ!と、どこかの敗戦投手の口調で叫んでみたり。

12月だから第九なんですが、私が好きなのはバーンスタイン&ニューヨーク・フィルの多分60年代の録音のヤツです。最初に出会ったのがこれなので、今でもこれが基準になってしまいます。低学年の頃に年上の従兄に貰った2枚組のLPで、セル&クリーブランド響の「運命」、ワルター&コロンビア響の「未完成」、とこの第九というセットで、ブックレットの大阪万博会場で指揮をするセルの写真が印象的でした。

最初の出会いは大事です。「運命」はヨーゼフ・クリップス、「未完成」はレオポルド・ルードヴィヒ、「新世界」はカイルベルト、「悲愴」は渡辺暁雄&読響、etc...。必ずしも名盤ではないですが、少ない小遣いで買ったから思い入れも深いです。廉価盤しか買えなかったので、カラヤンとかは全然聴きませんでした。バーンスタインも自分では絶対に買わなかったでしょう。

それはそれとして、スヌーピーの話を・・・。

第九を12月に聴くのは日本人だけの習慣ですが、シュローダー主催のベートーベンの誕生日を祝う会では第九を聴いていたようです。ピーナツブックス8巻「孤独ね、チャーリー・ブラウン」収録のサンデー版で会の様子が少し窺えます。「ハッピー・バースデイ・ディア・ベートーベン」と歌ったり、ケーキを食べたり。勿論第九を聴いた事もあり、ライナスがそれに触れるとシュローダーが「おお友よ、その調べではない」と歌いだしたり、何だか凄いですね。

"祝う会でハイリゲンシュタットの遺書を朗読する" というエピソードもあったような気がしますが、ひょっとしたら記憶違いかもしれません。

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2010.12.01

今年の「スヌーピーのメリークリスマス」は12月15日放送

10月から判っていたネタですが、2010年のカートゥーン・ネットワークでの「スヌーピーのメリークリスマス」の放送は、12月15日(水)18時~19時となります。1時間枠ですが、最近おなじみのメイキングが同時に放送されます。

気を付けなければいけないのは、レギュラーの時間枠ではなく「カートゥーン・スペシャル・クリスマス・パレード」という特別番組枠での放送という点です。レギュラーの時間枠ではその日は「フラッシュビーグル」を放送していますのでお間違えの無いように・・・。

12月15日のタイムテーブルを整理すると、

10:00 「フラッシュビーグル」

18:00 「スヌーピーのメリークリスマス+メイキング」

23:30 「フラッシュビーグル」

今回、クリスマスに放送されないというのは些かさびしく思いますね。因みに昨年は、12月23日(祝日)にレギュラー枠で放送していました。

・・・・・・

レギュラー、といえば「チャーリー・ブラウンとスヌーピー」の放送が来週12月8日から午前10時と23時30分と"1日2回放送"に戻るみたいで朗報です。8月から18時30分の1回放送に縮小され、9月からは午前10時に移動になってしまい・・・。午前10時だけでは就学児童は観られませんよ。

あ、よく考えたら10時と23時30分では結局子供は観られない・・・。

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