12月といえばベートーベン
カートゥーン・ネットワークで15日に「スヌーピーのメリークリスマス」を観たら、翌日16日はベートーベンの誕生日です。今年はベートーベン生誕240周年なんですが、ショパンに完全にやられましたね。来年こそ・・・もとい10年後こそ見てろよ!と、どこかの敗戦投手の口調で叫んでみたり。
12月だから第九なんですが、私が好きなのはバーンスタイン&ニューヨーク・フィルの多分60年代の録音のヤツです。最初に出会ったのがこれなので、今でもこれが基準になってしまいます。低学年の頃に年上の従兄に貰った2枚組のLPで、セル&クリーブランド響の「運命」、ワルター&コロンビア響の「未完成」、とこの第九というセットで、ブックレットの大阪万博会場で指揮をするセルの写真が印象的でした。
最初の出会いは大事です。「運命」はヨーゼフ・クリップス、「未完成」はレオポルド・ルードヴィヒ、「新世界」はカイルベルト、「悲愴」は渡辺暁雄&読響、etc...。必ずしも名盤ではないですが、少ない小遣いで買ったから思い入れも深いです。廉価盤しか買えなかったので、カラヤンとかは全然聴きませんでした。バーンスタインも自分では絶対に買わなかったでしょう。
それはそれとして、スヌーピーの話を・・・。
第九を12月に聴くのは日本人だけの習慣ですが、シュローダー主催のベートーベンの誕生日を祝う会では第九を聴いていたようです。ピーナツブックス8巻「孤独ね、チャーリー・ブラウン」収録のサンデー版で会の様子が少し窺えます。「ハッピー・バースデイ・ディア・ベートーベン」と歌ったり、ケーキを食べたり。勿論第九を聴いた事もあり、ライナスがそれに触れるとシュローダーが「おお友よ、その調べではない」と歌いだしたり、何だか凄いですね。
"祝う会でハイリゲンシュタットの遺書を朗読する" というエピソードもあったような気がしますが、ひょっとしたら記憶違いかもしれません。
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