スヌーピーのアニバーサリー・アルバム (3) "柳の下の・・・"
いよいよ20日です。早いですね。恒例の"スヌーピー in GINZA" と、新宿の "PEANUTS 60YEARS WORLD TOUR" が今日から開催です。ちょっと短期的に忙しくなってしまったので、ひょっとしたら行けないかもしれません。果たして万難を排して行けるか否か。
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以前「スヌーピーのアニバーサリー・アルバム」というタイトルで記事を書きましたが、今回はその第3弾です。
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このCDをご存知でしょうか?スヌーピーの40周年記念アルバム "Happy Anniversary, Charlie Brown " のヒットを受けて発売された(と思しき)ガーフィールドのアルバム "AM I COOL OR WHAT ?" です。発売はスヌーピーと同じGRPです。
ガーフィールドはアメリカでは人気漫画です。日本にも最初は漫画として入ってきたと記憶しています。結構話題先行で、「スヌーピーのライバル」「スヌーピーはもう古い」という趣旨の記事を新聞や雑誌で読んだ事があります。
ガーフィールドの(最近のではなく昔の)アニメ音楽を担当しているのはエド・ボガス&デジリー・ゴイエットで、この2人はヴィンス・ガラルディ亡き後スヌーピーのアニメの音楽も担当していました。
構成はスヌーピーのアルバム同様、複数のアーティストによるカヴァー&オリジナル曲になっていますが、元々の音楽がジャズではないので、内容はテンプテーションズ、パティ・ラベル、ポインター・シスターズ、カール・アンダーソン、ダイアン・シューアなどR&B、ブラコン寄りの歌ものアルバムになっております。インストはデヴィッド・ベノワ(スヌーピーから引き続き参加)の1曲だけです。
勿論、これだけのメンツが集まって出来が悪いはずがなく、コンテンポラリー・アルバムとしても普通にいい内容だと思いますが、評判はあまりよろしくなかったようで、とりあえずGRPのこの手の企画はこれで打ち止まったようです。
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