シュルツ氏、故人の長者番付で4位
フォーブスの毎年恒例「故人の長者番付」が発表になりました。フォーブスは2001年からこのリストを発表しているので今回でちょうど10年目ということで、また勝手に引用させていただいて10年間のベスト5を表にしてみました(見づらいので拡大してください)。
スヌーピー強し。他の人を見ても、やはり著作権収入がある人は常連化しますね。
シュルツさんは、2004年以降は3300~3500万ドルでほぼ安定しています。以前引用したNewsweekの記事によれば、ピーナッツ関連商品の売上は年商20億ドルで10年前のほぼ2倍となっています。シュルツさん個人の収入は2001年度と比べて最大時で1.75倍になっているので、ほぼ記事通りに増収していると言えましょう。
それにしても20億ドルというビッグビジネスを下支えしているにも拘らず、原作者の収入が2%未満というのは少ないように思えます。これは、生前シュルツ氏はライセンス事業には全く興味が無く、ユナイテッドメディアに対しても作者としての権利を認めさせていただけなのだからでしょう。
しかし、今年のアイコニックス社のユナイテッドメディア買収の際、遺族がライセンス資産の20%を買い取ったので、おそらく今後は収入増になると思われます。
また、1位の座を明け渡したとはいえ増収し続けているプレスリーのパワーには恐れ入ります。
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