書店でスヌーピーのコミックを発見、しかし扱いに憂へる
近所の書店で "A PEANUTS BOOK feat. SNOOPY" が陳列されているのを発見してしまいました。まさか地元にそんな書店があるとは思いもしなかったのでびっくりです。所謂バイリンガル本の棚にあったので気が付かなかったんですね。
しかし、本がどこに置かれるかというのは重要ですよね。この場所でこの本を欲する人に伝わるかどうかは甚だ疑問です。書店の担当者も悩んだとは思いますが、こういう "漫画なのに漫画扱いされていない"、というのが現在の日本でのピーナッツの実情なんですよね・・・。
こうして改めて見てみると、装丁は(末期を除けば)揃っていて綺麗に並びますが、背表紙は全て英語で取っ付きにくい感じがします。約170ページというボリュームは普通の漫画だったら適量かもしれませんが新聞漫画としては多過ぎて疲れます。あとは値段ですね。やっぱり980円は高過ぎでしょう。
昔の鶴書房のピーナツ・ブックスは1冊120ページ位で値段も240~290円でお手頃でした(当時のジャンプ・コミックよりも安かった)。背表紙も日本語で書かれていて、ちゃんとコミック売場に置いてありました(当時の私の地元ではそうでした)。
だからこそ、当時の子供は結構スヌーピーを読むことが出来たわけです。
「昔はよかった」じゃないですよ。コミックの普及には必要な事だと言いたいのです。コミックが売れれば、谷川俊太郎さんも年末のライセンシーの集うパーティーで肩身の狭い思いをしなくて済むのです!
そんなこんなで以前書いた"角川つばさ文庫"は本当に売れてほしいです。値段が700円台でちょっと高めですけど・・・。
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